がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

ストレスから逃げたい!極端に逃げたい。

2013-01-27 18:17:03 | がん・腫瘍全般
好き嫌いが激しくなった
もとからはっきりしていると人に言われてきた。
本人は「え~~~っ」であるが。
がんの告知を受けて以後、わたしはもの凄く自分の好き嫌いがはっきりしてきた。
以前は世の中の8割がグレーで1割ずつが白と黒だった。
その日の気分でグレーなところの色合いは変わり、バラ色に染まることもあるし、どちらかというと黒っぽいグレーに変わったりもする。
そのグレーなゾーンが白黒はっきりしてしまった。
自分でも驚きである。
何かの自己防衛反応だろうか。
自分とのつきあいがタイトになったためか。
悩まず白黒を決めてしまうことが出来る。

いやな気持ちにならない努力
これがパーフェクトにできればわたしはお釈迦様クラスだ。
もちろんそんなことは出来ない。
だから、環境整備である。
花を眺めたり、表を歩いたり、麻のシーツとベッドカバーで寝るようにしたり、いい物を集める。
いやなものを捨てる。捨てるというのも気分的にいい物である。
自分でメリハリを付けて暮らすようにしている。
だって、食べるのも大変、ダンピング症候群でドキドキハアハアしたり、傷も痛い。
これら全て、なれて受け入れるのが日々のリハビリだ。
だから自分に甘くしてやっても良いのだ。

過去に同じことを思ったことがある。
子を産んだ直後、夜も授乳に置きていた頃。
孤立無援な育児をのりきるために全てを許した。治外法権!
ニュースでは育児ノイローゼの母親がこどもに手をかけ、泣き崩れている姿。
「それなら、子どもなど産まなければ良い」「母性の欠如」というひどい論評もこたえた。
だからわたし「今日は子殺しするといけないので欲望のおもむくまま買い食いをする、たこ焼きとカツサンド」
経済と時間の許す限り、自分に甘くした。

ま、そうそうエスカレートしないもんです。
じき、セーブしてしまうけど。
たこ焼きやカツサンドで閉塞された育児の解決も出来ないのは知っているけど。
この間わたしはかなり、ネットで買い物をしている。
買った以上はすごく大げさに喜んでいる。
(昨日の格安ソファなど)
それでリハビリの全てがバラ色になんかならないとは思うが自分でご褒美をいつも探したい。

ストレスはやってくる、逃げたい
逃げて逃げて逃げてもストレスフリーにはならない。
それはこの世の法則だ。
本当に自分にとってのストレスの種は逃げる程追ってくる。
どうしよう。
逃げながら解決していくしかないと思う。
見通しを持つしかないと思う。
事態は変わらなくても見通しがつけば、考え方がしっかりすれば楽になる。
昔は、これが経済的な事だったり、もと夫だった人だったり、ストーカーだったり、いろいろあったが、一個ずつ解決できた。
今わたしは親との確執に苦しんでいる。
病気になってからお愛想であうことができなくなってしまった。
ひどい娘である。

時間を置こう
逃げた。
明日になればまた何か変わる、きっと。
カツサンド的なものの中で(安いからと卵サンドも好きと妥協せず)ゆっくり時間を感じていれば、どうにかなるかも。
空気がふっと変わることがあるのを待とう。
ベイビー、逃げるんだ!と、キヨシロー(RCサクセション)は名言を残して逝ったのだから。





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2 コメント

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今日のひとこと (きらきら)
2013-01-27 20:08:22
いいですね、今日のコメント。
しかし、やはりストレス多いんだ。
立ち向かわなくていいけれど、
あまり逃げるばかりもしんどそう。
私なんかは、つい立ち向かいたがる人間ですが、
ま、いい加減にしとこうか、これでいいんじゃありませんか。逃げることまで突き詰めなくて。
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きらきらさま、ありがとう (ふーみん)
2013-01-28 10:05:40
うろうろ、心が揺れまくっている時に、応援メッセージ、ありがとうございます。
けっこう突き詰めてしまう人が、がんになるみたいですね。
病室ではみんなそういっていました。
ので、私たちみんな逃げやすい練習を日頃しておくと良いのかも。
やなやつが一歩近づいてきたら一歩引く、間隔をつめない。これですかね。
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