がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

4年前、抗がん治療の日々だった

2016-07-10 22:48:33 | 食道がん
♪夏が来れば思い出す♪

毎年、夏が来るたびふと思い出されます。
結構ありありと、リアルに。

まさに夏の思い出ですわ。




初診は台風に見舞われて

当日では間に合わないため、前夜はHOS.前のホテルをとっておいたんだが、台風で途中で電車は止まってしまう。
タクシーを拾おうとするが長蛇の列、傘さしてもずぶ濡れ!
「がんなのにこんな無理していいんだろうか?」なんて台風の中で吹きさらされて思ったんでした。
ようやくたどり着いたホテル、娘が待っていた。
さて、最上階の部屋、これがなんと台風で揺れるんです〜〜〜〜
ちゃんとしたホテルよ!
最初は地震かと思った。


抗がん治療と術後は全く違うもの

抗がん治療中は先への不安もなかったわけじゃないけど、日常の延長で、
私なんか「わあい、休めた」というバカンス気分がなかったわけじゃない。
まあ、うろうろしまくりましたわ。
本や漫画を持って出かける。

術後はこれが新しい現実なんだ、って感じで、慣れることにかなりのパワーを要します。
新しい身体を知ることって生活しながら。


4年が過ぎようとしてます

今週は検査が待ってます。
何回やってもドキドキするものですね。
文句言わず感謝して受けます。

長い4年間でした。
あっという間なんかじゃないよ。
今の私の半分以上がこの間につちかわれたんですもの。

1日の価値が飛躍的に大きくなった気がしてます。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
抗ガン剤 (詐欺士)
2016-07-11 12:54:56
ふーみんさんのおっしゃることよくわかります!

昨日参院選挙でしたが、私は1年半ちょっとまえ、ちょうど前回の国政選挙(H26.12)の時第2クールの抗ガン剤治療だったことを思い出してました。

抗ガン剤の時はとにかく「何でもクスリ臭い」感じがして食欲が失せましたが、飲み食いの機能は健康の時そのままだったのである意味ラクでした。

これに対し、術後は「のどの閉塞感・狭窄症状」「逆流」「嗄声と咽せ込み」「ダンピング」等、カラダの変化になれるのが全て・・・、というか今もそれが続いています。
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anniversary (一華)
2016-07-11 22:46:16
こんばんは、身体の調子はどうですか?
その後脱水してない?救急いってない?
なんか毎回心配だわ~~( ; ゜Д゜)

7月、ふーみん様のアニバーサリーですね(笑)
私は4月、桜の時期。ある意味記念日。
「私の半分以上がこの間に培われた」
もーーとっても。納得、同感。
だから再生された記念日。

イラスト見て、これ見てこれから治療を受ける人が、卑屈にならず頑張ろうって思える、とっても素敵なイラストでした。
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Re:抗がん剤 (ふーみん)
2016-07-11 22:51:41
詐欺士様

本当に、術後はもっと大きな大変さを生きねばなりませんね〜
頑張りがきかなくて困っています。
食べられないとどうしても体力がなかなか元のようにはいきません。

仕方ないや、という諦めも学びました。

いいです、生きて居れるから。
逆に感謝を知ってかなあ。

お互い夏バテせずにいきたいですね!
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Re:anniversary (ふーみん)
2016-07-11 23:06:14
一華さま

おお、ユーミンできましたね!

ありふれた朝でも私には記念日♪

おかげさまで今日も目一杯働けました。
眠くて、ソファで寝てしまって。
だら〜んな日々を甘受しております。
全ては仕方なく、いいのです。

それも大事なことかな、と思うに至っています。
自分なりの基準を持たないと。

しかし、どのくらいまで回復できるもんなんだろうね。
うちどまりかと思うとかすかにできることも増えてるようだし。
ま〜、一生そうだといいものです。
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