アヒルママに面会にドライブ

コロナの折、限定面会

以前のように入室したり、外出させたりはできません。
一日限定５組、面談室で30分以内の面会。

自分が保菌者でないという証明がないので、足が遠のきます。

格好考えた末の面会です。

リスクもありますが、そろそろ行かないとアヒル様、ふてくされて大変なことになっていないか。


そもそもアヒル化してしまった母親って

自分の思い通りに私という子供が動かなかった時、それは子どもなら当然よくある反応なんですが母は怒りだす。
次から次に休む間もなく相手（わたし）を悪く言う。
これ言っちゃあおしまいさ、と言う言葉を次々に言う。

なので私は自己防衛でしょうか、母の喋りが終わるまでアヒルがガアガア言っているというフィルターをゲットしてしまいました。

お気楽に言っていますが、今でもいろんな言葉がふと蘇ります。

「人を踏みつけにして！」
予想もしていない言葉に驚いてしまいます、何十回聞いただろう。
翻訳、ガァ、ガガア！

「そういうところ、あの人にそっくりよ」
そりゃあ、DNA半分もらっているから。
でも、わたしが頼んで別れてもらったわけじゃないから。
翻訳、ガアガア。

悪い子ではなかったと思うんですけどね。

やるせない思いが保育士への道を開いたと思う。

がんになるまで、自分を嫌いになって叫びそうなほど嫌悪したりする時もあったが、
母と距離を置くと自己嫌悪はほぼなくなり、
いけないところは改善すりゃあ良いさ、という気楽さが私を包んでくれた。

親離れに大いなる時間を使った。

幸い伯母が実情をよく知っていて（昔同居していた）親のように今でも心配してくれている。


でも、親だから、放置はできない

はい！

鬼滅の刃を見返しました。

心の準備です。
人食い鬼に噛まれると人食い鬼化してしまう、一家みんなを襲われても妹を反鬼化しても連れて逃げていく。
捨ててしまわない。
その優しさを心に刻む。

母に会いにいくのも準備が大変だ。

大量なお菓子も買い込む。
カップ付きシャツも。


超猛暑の中出かける

往復240km程度である、いろんな方法で行くので距離は長引いたり、時間も、有料代も。

途中、コンビニに寄ったら、暑さで焼け焦げるかと思った。

良い、良い、何も考えず会いに行ける。


ウインカーにはマスク

お店入るときにマスク忘れちゃいそうだから、ウインカーにマスクをかけておく。
だっらしねえなあ、の図ですが。良いです。


アヒルママ面会！

私は子どもの視診をするように母の変化を観察してしまう。

母は私は父親に似ているので好きではないようで
「あの子たち、どう？」と孫を聞く。
会えた喜びは言って欲しいという期待もない。

よかった、とったでしょ、とかしばらく会わないと言われない。

そういう理解力はある。



夜昼逆転していた生活は改善され、時折ブチッと切れて凶暴化する事もこのところないそうです。

エリアを分けているのですが（グリーンゾーン）母がケアマネージャーと私の話を聞きたがり、
結局溶けそうな猛暑の駐車場で話すことに。

オープンに話すと母、半狂乱になるので。

妄想の中で自己実現している。

自己愛のアヒルちゃん。


生きるって大変だ、良い香りが必要、そだ、タルト

帰ってすぐ思いつきでチーズタルトを焼きだす。

このクソ暑いのにバター生地扱おうってバカじゃん。

焼き上がったら深夜でした。


明日も仕事です

この私の夏は過ぎていく

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