がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

凹みながら立ち向かう

2019-11-04 19:38:59 | 家族、友人
相次ぐ災害、ようやく2ヶ月ぶりに母の施設に行く

連休の中日の日曜日(昨日)ようやく行かれました。

もちろん災害直後、携帯がまだ通じる直ぐに施設に電話し、被害なきことは確認済みです。
こちらは大変な事態ですから、し、道も。持ってくものも。
すごい日本語

心が凹んで行くどころでもないし。

休みの日しか片付けられないし。

いく道何も考えないようにしました。

どうせ玉砕するに決まってる。


行きは下道、すごいことに

前日は買い物をし、うだうだ寝てしまいました。
寝た〜〜〜

よし、元気だ!

どんなになっているか見たかったので下道で行く。

土砂崩れの山を見た。

バキバキ折れている大量な杉を尋常じゃない量見る。
他の雑木も折れて枯れてはいるが、ほぼほぼ杉ばかり大量にみきごと折れ、根こそぎ倒れてる。
道から避けられているだけ。

通電や道の確保のため、自衛隊や東電が最低限やったままの姿。
地元ではできない


施設に行くとケアマネから話をされる

母が凶暴に妄想をいうらしい。
困っている様子・・・


「精神科にかかりましょうか」

「元々の性格がそういうところあるのですが、入所したからの方がそういう部分は全然です。必要なら考えます」


案の定、私には興味ない母

「ごめんね、災害続きで来れなくて」
「〇〇と△△(私の子供の名)はどうしているの?」

絶対そう来ると思ってた。

読んでいるならかわせっていうのに、長年の悲しみが吹き上げる。




アヒルママの場合ボケだけではない問題があるんだ

アヒル化するまでの母の困った性格を兄姉たちが異口同音に言う。
今になってである。

「嘘つくからねえ」
「大事なことは自分で言えない」
「いったら最後という言葉をすぐいう」

私が子供の時には言わないでくれていたのだろう、配慮ある大人たち。


自分でうまくいかないと嘘ストーリーを作り、現実と混乱してバレることも多かった彼女。

ボケてるフリをしている時も感じる。


まあ、問題は

お菓子でしょ。

私が買っていく大量なお菓子が底をついてしまって発狂状態になったんだと思う。

母にとって私の持っていく袋菓子は「駄菓子」だそうだ。
ケーキ屋さんや和菓子屋さんで買ってきたものがお菓子だそうだ。

買い物リストに「駄菓子」と書かれると買う方も面食らい、買えずに(そゃそうだ)買い物を渡す。

お菓子がなくておかしくなった。

彼女なりに災害のストレスを味わったのか。

大変な親を持ったものだ。

子どもたちや親戚が理解してくれているのが幸いである。

有料ホームに入れなければ認知症以外は元気なので受け入れてはもらえない。
あちらでも手こずっているようで申し訳ない。


そのまま帰るのは嫌で買い物して、街なかをずっと渋滞の中走り、途中から高速に乗る

3万以上買い物をしてしまいました。
私には使いすぎですが、もっともっと買いそうでした。

暗くなくて折れてる木がない渋滞の道をしばらくしばらく走りました。

ちょっと癒されました。

人が普通に生きてる感がいい。

延々時間を使い、疲れたので高速に乗る。
暗い世界だが高速感が楽しく、なんとか家に帰ってきた。


自分の一番辛いことに向き合う

ママが本当にボケて誰もわからなくなってくれればいい。

そうしたらそっと抱きしめられると思う。

私を生んでこの世に生を繋いでくれた人。

そいつがホントいつも子どもに無関心で自分が大事で一生困っている。


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