がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

憧れる人物がある(自分改造)

2017-11-21 00:34:24 | 楽に生きる
誰かに憧れることで

そんな人になりたいなあ、と思うのです。
こんな時、その人ならどうしただろう、とか考えてみたりする。
特にピンチの時にちょっと立ち止まれるって、振り返ってみるとすごくてすごいことだと感じる。
自分の考えや引っ掛かりはそんなに重大じゃないことに気づかされたり、
一歩踏み出したことで新しい世界を感じたりできてきた。


過去の憧れの方

高群逸枝は今でも憧れの女性です。

今は自衛隊も海上保安庁も女性を受け入れる時代ですが、私の時代は女性の道は厳しかった。
初任給さえ男女差があり、仕事内容も歴然と男女差があった。
歴史なんか、男性の歴史じゃないか、と女性史を学び出す中で彼女の存在を知る。

燦然と輝き理知的で女性らしい感性が散りばめられた文章に心を奪われた。
そんな彼女も自信のない女の子だったことも知り、どんな人なのか知りたくなってストーカー的に読みあさった。

高田屋嘉兵衛にも憧れた。
これは司馬遼太郎の「菜の花の沖」によるものなんだけど、
海行く者として尊敬もし、
ロシアに拿捕された時の毅然とした態度もかっこいい。

あと、司馬遼太郎続きなんですが「坂の上の雲」
秋山真之も。
彼の学び舎(広島呉)に行ったことも。

ルイジ・フィァチュート
交通事故で片目を失明し、全身打撲で九死に一生を得たダンサー。
その方のリハビリのエクササイスがあまりに利を得て美しく、
長くやらせていただいていました。


ちょっと興味あって調べてる人

いつも波乱万丈な人に興味を持つ。

今は坂田三吉かな。
文字は「三」「吉」「馬」しか読めなかったという男が将棋でのし上がることがすごいなあと思って。


誰かに憧れていることは自分の心だと思う

自分に欲しいものを持った人がいるっていことだなあと実感中。
やっぱ、タフな心を持った人に憧れちゃいます。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (一華)
2017-11-21 12:24:25
高群逸枝、何かひさしぶりに思い出した。
ずいぶん昔に読んだような。
一氏多祖だったか?興味深かった。

それよりも逸枝の言った、結婚とは死ぬ迄の恋愛の完成だったかな?間違ってる?
その言葉を知った時に、私もそんな結婚をしようと思った、のを思い出した。
忘れてた(;_;)
そうそう、逸枝夫婦に憧れていた、のを思い出した。

引っ越しのバタバタで、本も沢山処分しちゃって、どこにあるんだかないんだか。

憧れの人か!
私は誰だろう? 基本あまり人に憧れないんだけど。そんな人がいないと言うか、思わないのがダメなんだろうな。
本もただ読んでるだけで、あまり傾倒しないし。飽き性なんだろうな。

でも、ふーみん様は私の憧れのあと人よ!
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高群逸枝 (ふーみん)
2017-11-21 23:44:09
一華様

よくご存知で!
逸枝夫婦って素敵ですね。
膨大な資料を内容的に整理する夫がいたからこそ逸枝の仮説が裏付けられた。
恋愛って初期のきらめきで引かれ合うものではなく、人生をかけて育てるっていうことを共感。
しかし、私それは実践できず。

恐れ多くも、憧れの人とは!
食道がんの向き合い方が一参考になっているってことなんでしょう。
みんな情報不足の暗い手探りを生きていることを今更ながら実感します。
一日、一日があるだけだなあと思いながら今日も過ごしました。
みんなそうなんだよね、心が干からびないように参りましょ!
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