がんになってもぽじぽじいこか

2012年6月食道がん発見、53歳でした。始めての体験で体当たりの治療とリハビリ。見つけたものも意外にあり!

心のスタンスも変わる

2019-07-20 21:52:56 | 楽に生きる
がんサバイバーになってスタンスも変わってくる

がんになってみると、死ぬということが抽象的なイメージから急に実体を持ったものに感じられるように変わるように思う。
多くのがんサバイバーもそう言うからそうなんだと思う。

そうなってみると生きることはただの日常で、なんでもないことなんてないと気がつく。

死ぬ前に好きなものを食べていいって言ったら何がいい?
よくそんな暇つぶしの質問を昔はしあったものだ。
がん、それも食道がんなんてなると何が美味しく食べられるかもよくわからなくなって、食べられるものに出会って無理なく食べたい、みたいな感じになってしまう。
高級品をあげつらう気持ちから遠い。

自分が今生きていることがリアリティなのだと気がつかされる。

これはありがたいことだと思う。


忍者になるのだ

この頃疲れると私、忍者になり消えるのです。
これはがん直後には習得できなかったもので、がんサバ人生も長くなると習得する技も増えます、奥が深い。




自分もそんな悪くないじゃん

食べるのが下手くそで、疲れやすくて、ダンピングが得意で、たまに逆流もする。

そんな自分でもいいんじゃないか、と思えるようになった。

「こんなのいや〜〜」って叫ぶのは元に戻りたい、の心。
でも若さと一緒で時間は逆戻りできない。
自分の想いばかり叫んでもうっさい。
こんな自分でも結構比較しなければ楽しめるものもあるし。

キャパ超えに対しては忍術ですわ。

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