今日は、昨日紹介した白鳥飛来地にいたカモたちです。
この飛来地には元々カルガモたちがたくさんいるのですが、
白鳥たちやオナガガモたちが大群で来ると、
お客様に座を譲ってしまい、カルガモたちはいつしか少数になります。
この川の主みたいな鳥であり、数も多いのに、
どうして譲ってしまうのか不思議でなりません。
この日はわずかの2羽しか確認できませんでした。
もしかすると、この川の別の流域にまとまっているのかも。
そして、3月末頃に渡り鳥たちが去って行くと、
また戻って来るようです。
野鳥の世界では、お客様に譲る習性でもあるのでしょうか?
それとも自分たちより数が多いと思うとひるんでしまい、
別の場所に避難的に去るのでしょうか?
さて、オオハクチョウと共に渡って来たのはオナガガモたち。
今年から餌やり禁止になったせいか数は半減していますが、
それでも毎年来ているカモたちなので、人にはなじんでます。
オナガがモのオス
名前の通り、尾羽が長いです。
灰色と黒と茶色のシンプルな羽色ですが、
とても細やかな曲線模様とシュッとした長い直線がうまく溶け込んでます。
この子たちは一見けんか腰に見えてしまいますが、
実は眠くてうとうとしているところです。
カモ類の瞬膜が閉じると、いきなり顔が怖くなりますよね。笑
オス2羽とメス1羽が突然こちらに向かって飛んで来ました。
こちらは別のメス。
この子も飛びます、飛びます!
急にどうした??
と思ったら、わかりました原因が。
次々とオナガガモたちだけが駐車場に向かい、
ぞろぞろと歩いて向かいました。
昨日紹介した餌やりしている方の所に向かっていたんです!
たちまち多くのオナガガモたちで埋め尽くしました。
パンを投げていたようで、パンも少なかったので、
ゲットしようとカモたちの争いになり、
一部は駐車場まで出てしまい、危うく轢かれるところでした。
更には、パンをゲットしたカモたちが川に戻ると、
ハクチョウたちも争いに加わり、騒然となりました。
オナガガモたちの(?)羽毛があちこちに落ちてます。
ハクチョウたちの向こうで「我関せず」を決め込んでいたのは、
潜水を得意とするホオジロガモたち。オスとメス。
そうは言ってもパンは気になるようで、
遠くから少し近づいて来ました。
が、手に入らないと知り、すぐに元の所に戻りました。
ホオジロガモは数年前に1羽来て以来、毎年数羽来ますが、
今年はまだ3羽しか確認していません。
この子たちもオナガガモたちに遠慮せず、
春まで元気に過ごしてほしいです。
飛来地での鳥見はこれでおしまいです。
お昼になったので、更に別の地域までドライブして、
お昼ご飯を食べました。
続く。
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昨日はマイナス日になりました。
早朝はマイナス4℃ほどですが、いつもより暖かかったです。
夜から10㎝ほど降り、雪かきをしました。
今日は一転、午後には雨の予報です。
予想最高気温もプラス4℃。
雨が降ると雪が溶け、その後の低温で道が凍るからやっかいです。
今日から2月ですね。
今月はどのくらい晴れの天気になるでしょうか。
雪国は曇り空ばかりなので、たまの晴れがかなり嬉しいです。