弘前公園の西堀には年中水鳥たちがいます。
(留鳥のカルガモ、オシドリ、ダイサギ、バン、オオバン、
冬はカワアイサ、マガモ、オオハクチョウなど)
冬期間は凍るため、どこかへ移動してしまいますが、
今シーズンは珍しく高温が続いたので、
氷が半分以上溶けていて、水鳥たちが浮かんでいました。
(この日は曇り空で、暗めに写っています)
一番多いのが留鳥のカルガモで、この堀の主みたいなものです。
この日だけでも50羽以上いたと思います。
葦が枯れてしまった場所にもカルガモたちがいて、
それぞれがまったり過ごしていました。
この子は首をくるくる回して、柔軟体操のようでした。
面白くて笑ってしまいました。
お尻付近の尾脂腺から出る脂を全身に塗っていたのかも。
これをすることで、羽が水を弾きます。
柔軟なカルガモさんの近くにはマガモのオスが1羽だけ。
この堀にはたまにマガモが来ていますが、多くはありません。
この日はオスはこの子だけ。
よく見ると、近くにはマガモのメスが1羽いました。
この子たちはペアなのかもしれませんね。
カルガモたちから遠い場所にはオナガガモも。
わずかに3羽ほどしか見当たりませんでしたが、
オナガガモは毎年あまり来ていないので、
来ていたこと自体珍しいかもしれません。
オオバンも1羽だけ来ていました。
オオバンは時々現れる事はあります。
枯れた葦の間を行ったり来たり。
葦の茎を食べているようでした。
こちらはオオバンの仲間のバンです。
嘴がまだ黄色いので幼鳥です。成鳥だと嘴が赤くなります。
公園内の池や堀の数カ所で繁殖しています。
毎年数羽幼鳥が見られますが、この日は1羽のみ。
他の兄弟たちはどこでしょうか??
この子も葦の茎が目当てのようです。
水鳥たちの近くではスズメたちが数羽、雪を食べているのかと思いましたが、
まさかカモたちのフンを食べているの?!
雪を食べていたと思い込んでいたので、じっくりと見なかった事を後悔しました。
カモたちのフンは植物が多いので、スズメにとっても餌にはなりそうですが。
どうなんでしょう?
検索しても出てこなかったです。
シジュウカラの男の子が高らかに歌っていましたよ。
この季節は「ウソ」による桜の芽の食害を防ぐ為に、
園内に銃の音などを流しているようです。
以前は鷹匠さんが鷹を放して、食害を防いでいたことがあります。
そのせいか、園内では「ウソ」は見られなくなりました。
桜の名所だけに仕方の無い事かも知れないですね。
というわけで、公園の水鳥たちをアップしました。
春になると、西堀や他の堀や池には
カワセミ、コガモ、オシドリなども良く現れます。
早く春が来てほしいです。
今年の弘前公園の桜の開花予想は4/17となりました。
いつもの年よりだいぶ早いです。
GW前に桜は終わってしまいそうですね。。。