お彼岸のあれこれの反動で(笑)落ち着いてから読むはずの本を、がががっと読んでしまいました。前置きをおいているのは、ちょっと中身に触れているのと、これ、むかっとする人いるだろうな~と思うからです。いろんな感想を受け入れられる人、あるいはそんなの関係ないさ~♪という人のみ、先にお進み下さい。
○藤谷 浩 『船に乗れ!』 (ジャイブ)
最初に謝っておきます。このお話にすっごく感動した方ごめんなさい。特に、あらふぃふ以上で吹奏楽および楽器演奏体験のある男性読者を怒らせると思うんだけど、正直に感想を書きます。
うっとうしい。ほんとうにうっとうしい、主人公が、切ない青春の想い出を語れば語るほどうっとうしくて、読むのを止めて放り出したくなりました。何がうっとうしいって、アナタが感じてるのは、見果てぬ夢なんだよ、一方的に盛り上がって見ている夢物語なんだよ、と大声で叫びたくなる、そんな読後感です。
たぶん、読むに人によっては、感動大作なんだよな~。ダ・ヴィンチで推したのも、私がうっとうしいって感じる部分が、全てプラス評価されてのことなんだろうなぁと、想像はつくんですが・・・ある意味、ラノベなんですよ、現実味が無い。腹が立ってくるというのかなぁ。だから、ネットで書評を検索したら、好き嫌いがはっきり分かれるているんじゃないですか?読んでみて下さい。でも、のるかそるかはアナタ次第です。
○中山 七里 『さよならドビッシー』 (宝島社)
松本清張でした。感の良い方なら「砂の器」を彷彿とさせますと書いちゃうと、全部みえちゃうかも。
でもね、最後の一行が脳みそにびびびと響き渡りました。これねぇ、先日話題にした「アガサ・クリスティー賞」でもありでしたよ。ただし、最後についている「このミス」選評が、この作品の全てを言い当てちゃっているので、やはり”これからを期待できる才能”なんだと思います。この作品のクオリティで次の作品が書けたら凄いんだけど、それは海堂尊さんくらいなもんか(苦笑)
○藤谷 浩 『船に乗れ!』 (ジャイブ)
最初に謝っておきます。このお話にすっごく感動した方ごめんなさい。特に、あらふぃふ以上で吹奏楽および楽器演奏体験のある男性読者を怒らせると思うんだけど、正直に感想を書きます。
うっとうしい。ほんとうにうっとうしい、主人公が、切ない青春の想い出を語れば語るほどうっとうしくて、読むのを止めて放り出したくなりました。何がうっとうしいって、アナタが感じてるのは、見果てぬ夢なんだよ、一方的に盛り上がって見ている夢物語なんだよ、と大声で叫びたくなる、そんな読後感です。
たぶん、読むに人によっては、感動大作なんだよな~。ダ・ヴィンチで推したのも、私がうっとうしいって感じる部分が、全てプラス評価されてのことなんだろうなぁと、想像はつくんですが・・・ある意味、ラノベなんですよ、現実味が無い。腹が立ってくるというのかなぁ。だから、ネットで書評を検索したら、好き嫌いがはっきり分かれるているんじゃないですか?読んでみて下さい。でも、のるかそるかはアナタ次第です。
○中山 七里 『さよならドビッシー』 (宝島社)
松本清張でした。感の良い方なら「砂の器」を彷彿とさせますと書いちゃうと、全部みえちゃうかも。
でもね、最後の一行が脳みそにびびびと響き渡りました。これねぇ、先日話題にした「アガサ・クリスティー賞」でもありでしたよ。ただし、最後についている「このミス」選評が、この作品の全てを言い当てちゃっているので、やはり”これからを期待できる才能”なんだと思います。この作品のクオリティで次の作品が書けたら凄いんだけど、それは海堂尊さんくらいなもんか(苦笑)