絶滅危惧種Ⅱ類の花が、津波がきっかけで目覚めるなんて不思議。先日、ニホンカワウソの絶滅という、哀しいニュースがあったばかりですが、理由はともあれ、これをきに、ミズアオイがまた増えてくれれば良いなと思います。
★「河北新報 / ミズアオイ、河畔染める 石巻・津波で休眠種子発芽?」
( http://www.kahoku.co.jp/news/2012/08/20120829t15008.htm )より引用
東日本大震災で津波被害を受けた宮城県石巻市内の休耕田で、絶滅危惧種のミズアオイが一面に咲いている。厳しい残暑の中、涼しげな青紫色の花が輝いている。
ミズアオイが群生しているのは、旧北上川の河口から10キロほどさかのぼった河畔の休耕田。東北大で長年、植物の生態を研究し、震災後は津波の影響などを調べている内藤俊彦さん(72)によると、津波で表土がかき回されるなどし、地中で休眠していた種子が発芽した可能性があるという。
湿地性のミズアオイは水草の一種で、かつては全国各地で生育していた。宅地開発などの影響で激減し、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。「恐らく数十年単位で眠っていたのではないか。絶滅危惧種が津波で復活したのは皮肉」と内藤さん。花は10月ごろまで見られるという。
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★「河北新報 / ミズアオイ、河畔染める 石巻・津波で休眠種子発芽?」
( http://www.kahoku.co.jp/news/2012/08/20120829t15008.htm )より引用
東日本大震災で津波被害を受けた宮城県石巻市内の休耕田で、絶滅危惧種のミズアオイが一面に咲いている。厳しい残暑の中、涼しげな青紫色の花が輝いている。
ミズアオイが群生しているのは、旧北上川の河口から10キロほどさかのぼった河畔の休耕田。東北大で長年、植物の生態を研究し、震災後は津波の影響などを調べている内藤俊彦さん(72)によると、津波で表土がかき回されるなどし、地中で休眠していた種子が発芽した可能性があるという。
湿地性のミズアオイは水草の一種で、かつては全国各地で生育していた。宅地開発などの影響で激減し、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。「恐らく数十年単位で眠っていたのではないか。絶滅危惧種が津波で復活したのは皮肉」と内藤さん。花は10月ごろまで見られるという。
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