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毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

九井 諒子 『ダンジョン飯』&『竜の学校は山の上』 感想

2015年05月05日 19時04分38秒 | 漫画
 ネット上で話題になっていた『ダンジョン飯』ですが、ほうほう面白そう♪と思いつつも未読でありました。それが先日長男が、『ダンジョン飯』&短編集『竜の学校は山の上』の二冊を手土産に帰省!いやぁ、よくわかっていらっしゃる(笑)

確かに『ダンジョン飯』は、噛めば噛むほど味わい深いお話でした。次男曰く「絵の描きこみの丁寧さ、構成の細かさが『エマ』の森 薫さんを思い出させる」そうです)私はRPGは遊びませんが、お好きな方はたまらんだろうなぁと思います。主人公・勇者の発想がねぇ、私のツボなんですよ(笑)ドワーフさんの丁寧なクッキングシーンは、一瞬まっとうな料理本を読んでいる気持ちになります。エルフのお嬢さんもミニマムな少年も、きっちり好いキャラ立てされていて、実際、ダンジョン攻略してたら、苦労ばっかりだろうなぁとしみじみしてしまいました。

これ1巻だから続くんですよね?ぜひ掲載誌「ハルタ」編集部の皆さんには、がんばってお仕事して頂いて、どしどし連載をコミック化して欲しいです。

 もう一冊は短編集『竜の学校は山の上』なんですが、公式特設ページがあって、そこで一話まるまる試し読みができるので、ぜひご一読下さい。

私が特に好きなのは、「魔王城問題」と「代紺山の嫁さがし」です。もうね、きゅんきゅん(死語)させられました。作者さんの優しい目線が『ダンジョン飯』以上に感じられて、私的にはこちらの方をオススメしたいです。

★「MATOGROSOO / 九井 諒子 『竜の学校は山の上』 特設ページ」
( http://matogrosso.jp/ryugaku/ryugaku-01.html )

 マトグロッソでの連載『ひきだしにテラリウム』も人気が高く、最新作『ダンジョン飯』が話題沸騰中の九井諒子さん。さらに魅力をお伝えしたく、ロングセラーの初作品集、『竜の学校は山の上』の収録全9作+αの紹介と、短編「進学天使」を1篇丸ごとWEB公開します。

* お気をつけ下さい * 七話「進学天使」は、タイトル脇をクリックで読めます。

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で、あと二冊ある短編集もすでに購入済みだそうで、次に長男が帰省する時に貸してくれるんだそう!いまからすっごく楽しみになりました。(でも、次はお盆だろうなぁ)
コメント (2)
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