What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

NHK 『ブラタモリ 真田丸SP』を観て、自分のあほさを噛みしめました。

2016年11月13日 11時24分39秒 | 日常
 拙宅に長年おいでの皆さんはお気づきでしょうけれども、私、あほです。その事をしみじみ噛みしめる出来事がさきほどありました。

昨夜放送されたNHKの『ブラタモリ 大阪城・真田丸SP』を、他局で侍ジャパンの中継が同時刻にあった為に録画していたんですね。それをさっき観ていて初めて知りました。

今の大阪城って、豊臣が築城したのを埋めて、その上に徳川が新しく築城したものの、空襲で大部分が失われてしまい、昭和になって造られたものだったんですね!

自分の物知らずにびっくりして、慌ててwikiの「大阪城」を読んでみたらば、学生の頃に「天下普請」って習ったじゃーん!と思い出して、さらにがっくりしました。あああ、私の脳のメモリーはどうなっているんだ。

>wiki 「大阪城」より引用

 徳川氏の大坂城は豊臣氏の大坂城の石垣と堀を破却して、「天下普請」を行い藤堂高虎を総責任者とする。全体に高さ約1メートルから10メートルの盛り土をした上により高く石垣を積んだので、豊臣大坂城の遺構は地中に埋もれた。また天守など建物も構造を踏襲せずに独自のものに造り替えることになった。こうして大坂城天下普請が始まる。徳川氏の目的は、この天下普請を諸藩に課すことによりその財政を逼迫させ、財政的にその勢力を削ぐことであった。

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この「破却」の文字に、徳川の怨念を感じますね。世界的に先の文明をすっかり取り壊して埋めて、そのうえに新しく文明を築くというのはよくみられる事ですから、やっぱり究極の方法なんですな~。

だいぶまえ(十年くらい?)の作品だから、もうネタバレにはならないと思うんですが、万城目 学さんの『プリンセス・トヨトミ』という小説があって、まさに万城目ワールド!というファンタジーだなァと思っていた内容は、この事実を基にして書かれていたんですねぇ・・。いま読み返したら、全然違う感動があるかも。あ~~~、確か他の万城目さんの小説で、何作かこれにリンクしている話があるというの、だいぶまえにどこかで読んだわ~~~、ガッデム。読み返すしかないかなァ。

★「NHK / ブラタモリ 大阪城・真田丸SP」
( http://www.nhk.or.jp/buratamori/list/index.html )
コメント
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