縁永様の読後感想を拝見して、「王がいなくなって一番得をする存在は何か」というのが、私の脳にヒットしました。
というか、この十二国記の世界そのものを揺るがしたいのが、黒幕の最大の狙いなのではないでしょうか?
私は、これまでの麒麟と王の在り方と変わってしまっても、泰麒の望みを叶えてあげたいんですが、それは許されないのかしら。たぶんあえて書かれていない、泰麒の表情の理由が何を示していたのかとか、後半の二作を読んだら、また何度も読み返す羽目になるんでしょうね~。
さっきから、TOKYOの「宙船」の歌詞が脳内リピートしまくりです。「♪お前が消えて喜ぶものに、お前のオールを任せるな」
さて、そんな読む喜びを読者に与えて下さっている作者さんのインタビューが掲載されました。本日より11月29日(火)17:30までの期間限定公開です。
☆「十二国記 新潮社公式 / 小野不由美インタビュー」
( https://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/author_comment/1.html )
>2020年発刊予定の書き下ろし短編集について
小野 「基本的には戴の話の落穂拾い、みたいな感じです」
おおお、これでまた愉しみが増えたー!