結局、三巻&四巻の発売を待ちきれず、一巻&二巻を読破!『十二国記』の世界を久々に堪能しました~。
読後感想は、”泰麒の手をとって「よくぞ戴国にお帰り下さいました」とひれ伏したい”に尽きます。
一巻&二巻では、いまだ驍宗の生死は明かされず、阿選の本意も書かれずじまいです。まぁ、そうだよね~と読む前に予想していたので、がっかりはしませんでしたが。
麒麟が、泰麒が戴国へ戻られたと喜ぶ皆さんの、これまで辛い暮らしを耐えてきた想いが、胸に刺さるようでした。偶然にも、こちらは朝晩の冷えこみが始まる季節となり、作中の厳しい冬の訪れに震える戴国の皆さんの気持ちが、手に取るように感じられました。
11月9日発売予定の三巻&四巻を、楽しみに待ちたいと思います。