東に本大震災で被災して、何日目かは判らない(ごめんなさい、今でも月日とかの記憶が曖昧なんです)新しい車を買えてからだから、たぶん一か月は経っている頃だと思うんですが、自衛隊の設置して下さったお風呂に入りに、家族で行きました。ぼこぼこの荒れた道を通って、たぶん駐車場?に設置された、自衛隊の大きなテントと、にこにこと声掛けをして下さる隊員の皆さんの姿に、初めて利用する私たちのことを気遣って迎えて下さっているんだなぁ、ありがたいなぁと感じたのを覚えています。
ちゃんと風呂上がりの休憩所があって、無料のお水のペットボトルが置いてあって、お湯がたっぷりあるお風呂にじっくりとつかれて幸せでした。自分のためだけに、存分にお湯を使って、髪と体を洗えるのが、本当に嬉しかった。そしてね、家に帰っても体がホカホカしていて、ああこんなにも、私ってお風呂が好きだったんだなぁと、初めて思い至りました。寒い地域の人間にとって、お風呂に入って温まってお布団に入って眠るというのは、何物にも代えがたい幸福なんです。
(なので、サザエさん方式=お風呂に入ってからパジャマ姿で夕飯を食べるのは、子どもの頃からすっごく違和感がありました。そういう土地もあるんだなぁという学びはありましたけれどもね)
台風の被害に遭われた皆さんがこれから過ごすであろうの長い闘いの日々に、温かいお風呂が少しでも心の安らぎを与えてくれることを祈っています。
☆「朝日新聞仙台総局」( @asahi_sendai )より引用
宮城県丸森町の丸森小学校で、お風呂が始まりました。自衛隊の皆さんが一日かけて設営した男湯、女湯があたたまっています。「伊達の湯」ののれんがかかり、女湯にはハンドミラーも置かれています。午後9時まであいている予定です。
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