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毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

高橋 宏一郎  「雪の国道へ命のおにぎり-飯舘村の恩返し」

2014年02月21日 10時21分18秒 | 日常
 恩義には恩義で。

★「 Yahoo!ニュース(個人)高橋 宏一郎 / 雪の国道へ命のおにぎり-飯舘村の恩返し」
( http://bylines.news.yahoo.co.jp/takahashikoichiro/20140220-00032833/ )より引用

 東日本で記録的な大雪となった先週末、福島市郊外の国道4号でも立ち往生したトラックや乗用車が行き場を失い、ドライバーは食べるものもなく途方に暮れていました。そこへ炊きたてのおにぎりを差し入れに来たのは、沿道の仮設住宅に暮らす福島県飯舘村民でした。持病のため運転席で意識を失いかけていた人が、温かいおにぎりで命拾いしたそうです。東京電力福島第1原発事故に伴う避難が3年近く続く村民たちは「これまで国内外からさまざまな支援を受けてきた、ほんの恩返し」と謙虚に振り返っています。

(中略)

ふるさとに帰りたいという気持ちはもちろんあります。だけど、若い世代が戻って来ない中で年寄りばかりで村に帰っても、買い物や病院通いの送り迎えはどうするのか、元のように野良仕事をしたいけど、田畑は放射能に汚染されて荒れ放題。隣近所が離れた村よりも、肩寄せ合って3年近く我慢してきた仮設の長屋暮らしのほうが、まだましかもしれないと思ったりもするそうです。この先どうしていくべきなのか、どうなっていくのか、定まった見通しは誰にもありません。

そんなじいちゃん、ばあちゃんたちが、大雪をかき分けて国道のドライバーを助けに回ったのです。まさに、助け、助けられて人は生きています。話を聞きながら、私自身も胸と目頭が熱くなりました。


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