風薫る道

Who never feels lonely at all under this endless sky...?

Priscilla, Queen of the Desert, the musical

2012-01-14 14:46:53 | ミュージカル

先日思わずこき下ろしてしまった2011年12月のプリシラ・ミュージカルですが。
すべては、2010年9月のキャストが私の好みすぎたせい。
そんな神プリシラの映像をYoutubeで見つけたのでご紹介↓。
Ben Richardsのミッチーです。Oliver(フェリシア)をイタズラっこの弟のように見守っている感じがすごくイイ。なのにお茶目で。彼は楽しくて仕方なさそうな笑顔をするので、観ているこっちまで楽しくなっちゃいました。
Oliverの可愛さも、Benと一緒だと数倍増し。
そんな二人に振り回されながらも、最後はちゃんとまとめているDon(バーナデット)。
もう二度とみられないのが非常に残念な、素晴らしいトリオでした。

Priscilla the Musical - Summer 2010


"Go West" - Priscilla, Queen of the Desert

このバーナデットはDonではなくアンダーの方ですね。

★劇場の写真
このPalace Theatreは、以前はLes Miserablesを上演していました。なので上の動画でプリシラ号がまわっているお盆は、例のレミゼのお盆なわけです笑。
またこの作品の面白いところは本編以外にも色々あり、たとえば劇場の案内放送が通常は「Ladies and Gentlemen,」であるところが「Ladies and .....Ladies,」と流れます(この“.....”がイイ)。
あとは演目が始まる前の舞台装置がオーストラリアの地図なんですが、ご丁寧に「YOU ARE HERE」とロンドンの位置がピンクの口紅で書かれてあります(笑)


Palace Theatre外観。まさにパレスですねー。
この建築の重厚さと、下品なシルバーのハイヒールの対比が最高です。
レミゼ上演の頃は、このハイヒールの位置に例のコゼットの絵がどーんとあって、あれもとてもいい感じでした。建築がいいと何でも素敵に見えるマジック。


内部


天井
劇場デフォルトのエンジェル像の気品と、ピンクのミラーボールの下品さの対比が(以下略)


開演前の舞台
左上に「←YOU ARE HERE」って書いてあるの、わかりますか?
ロンドン、地図外だし(笑)
このセンス大好きです。


劇場前の景色。
Charring Cross Rd.とShaftesbury Av.の交差している角地です。
このShaftesbury Av.をPiccadilly Circusの方へ200mほど行くと、現在のレミゼの劇場であるQueens Theatreがあります。
West End付近の雰囲気は非常に騒々しいですが、それでもロンドンは本当に建築が美しいので、観劇後もしばらく作品の世界に浸っていられるところが東京との大きな違いだと思うのです(オペラ座の怪人を観るときなど特に)。

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あけましておめでとうございます。

2012-01-14 00:17:00 | 日々いろいろ

ご挨拶が遅くなりましたが、みなさま、新年明けましておめでとうございます。
今年は12年に1度の私の年ですよ(辰!)。
なんかいいことがありそうですよね。と勝手に思っていたんですけど、初詣に行ったら本厄であることが判明・・・。そっか、干支と厄年って同じなんですよね・・・。

さて。
「今年こそ!」という希望は山ほどあれど、仕事や雑事に追われ、気づくとひと月たち、ふた月たち、そしてあっという間に年末が来てしまうのがここ数年のパターン。
今年こそはそうならないよう、ちゃんと決めたことは実行に移していきたいと思います。

そんな気持ちで、35の誕生日を迎えた昨年秋から、人生初のジムというものに通っているのですが(おそるべき贅肉の危機を感じ・・・)、そのジムにですね、岩盤浴があるのですよ。
23時までやっているので仕事後のリラックスにそれはもう最適なのですが、この岩盤浴に日常的に通い始めてはじめて直面したとある問題が・・・。
私、子供のころからヤ〇ハでピアノを習っていたせいで平均律の絶対音感というやつがあるのですが、ピアノをやめて十数年たってもこれがまったくなくなる気配がありません。
お仲間さんにはおわかりいただけると思いますが、これ、自分ではスイッチのようにオン・オフができず、音が耳に入ってくると同時に「ド」「シ」のように頭が勝手にカタカナに変換してしまう非常に厄介なものなんです。
絶対音感じゃなく相対音感が欲しかったと、これまでどれだけ思ったことか。
それでもこれまで日常生活に大きな差し障りはなく、耳コピができたりと人生で何回かだけ役立つこともあったのですが、今回思いがけずジムでこれに苦しめられているのですよ・・・。
想像してみてください。
照明を落としたお部屋で、40℃の岩盤の上に浴衣でべたーっと横になって、リラクゼーション・ミュージックが程よい音量で流れてくるんです。最高ですよね、本来なら。
しかし!
私の頭の中はカタカナでいっぱいなんですよ(泣)。まったく無心になれないんです。何かを考えているときはさほど気にならないんですが、無心になりかけると途端に頭がカタカナだらけになるんです。
リラクゼーションもへったくれもあったもんじゃありません。
クラシックコンサートなどでも同じような思いはするのですが、あれは一番の目的がリラックスではないので、まあ耐えられるのです(それでも結構な苦痛ですけど)。しかし岩盤浴は・・・。
せっかくのリラックスタイムなのに、なんだかとっても損した気分。。。
正直、音楽を流すのを止めてほしいんですけど、まさかそんなことを言えるわけもなし。。。
今ではだいぶ慣れてきましたけどね(カタカナで頭がいっぱいになりながらリラックスすることに・・・)。
ヤ〇ハって今でもあの手法(鍵盤を見せずに音を当てさせる)をやってるんですかね?やめさせた方がいいと思いますよ、この平均律絶対音感を子供に身につけさせるの。親が思っている以上に子供の人生は一生左右されます。音楽が好きな子供はとくに。本能で感じるべき音楽を左脳で聴かざるをえないようなあの感覚は、かなりのストレスです。
でもまぁ、こんなでも通い続けているせいか、確実に太りにくい体にはなりました!
30を過ぎたあたりから目に見えて代謝が落ちて、ちょっとつまんだお菓子が全部肉に代わる現象が起きていたんですが、ジム&岩盤浴に通い始めてから、そういうことが殆どなくなりました。
効果が出ると、続けるのが苦じゃなくなりますよね。

でもって最後に。
以下、元旦にたてた今年の目標です。
①心を解放すること
②人に敬意を払うこと
③人の話をきちんと聞くこと
以上、今年は“人付き合い”をきちんと頑張りたいと思います。
あとは、ずっとさぼっていた英語の勉強を本格的にやろうと思っています。今年は職場の外国人の数が一気に増えるので、仕事が苦痛にならない程度にはがんばります。これは頑張っておけば、今の職場をクビになったときでも役に立ちますからね。

なんて言っているうちに、1月も半分過ぎてしまいました。
ちゃんと計画をたてて、がんばらねば!

それでは皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします!!!

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