先日思わずこき下ろしてしまった2011年12月のプリシラ・ミュージカルですが。
すべては、2010年9月のキャストが私の好みすぎたせい。
そんな神プリシラの映像をYoutubeで見つけたのでご紹介↓。
Ben Richardsのミッチーです。Oliver(フェリシア)をイタズラっこの弟のように見守っている感じがすごくイイ。なのにお茶目で。彼は楽しくて仕方なさそうな笑顔をするので、観ているこっちまで楽しくなっちゃいました。
Oliverの可愛さも、Benと一緒だと数倍増し。
そんな二人に振り回されながらも、最後はちゃんとまとめているDon(バーナデット)。
もう二度とみられないのが非常に残念な、素晴らしいトリオでした。
Priscilla the Musical - Summer 2010
"Go West" - Priscilla, Queen of the Desert
このバーナデットはDonではなくアンダーの方ですね。
★劇場の写真
このPalace Theatreは、以前はLes Miserablesを上演していました。なので上の動画でプリシラ号がまわっているお盆は、例のレミゼのお盆なわけです笑。
またこの作品の面白いところは本編以外にも色々あり、たとえば劇場の案内放送が通常は「Ladies and Gentlemen,」であるところが「Ladies and .....Ladies,」と流れます(この“.....”がイイ)。
あとは演目が始まる前の舞台装置がオーストラリアの地図なんですが、ご丁寧に「YOU ARE HERE」とロンドンの位置がピンクの口紅で書かれてあります(笑)
Palace Theatre外観。まさにパレスですねー。
この建築の重厚さと、下品なシルバーのハイヒールの対比が最高です。
レミゼ上演の頃は、このハイヒールの位置に例のコゼットの絵がどーんとあって、あれもとてもいい感じでした。建築がいいと何でも素敵に見えるマジック。
内部
天井
劇場デフォルトのエンジェル像の気品と、ピンクのミラーボールの下品さの対比が(以下略)
開演前の舞台
左上に「←YOU ARE HERE」って書いてあるの、わかりますか?
ロンドン、地図外だし(笑)
このセンス大好きです。
劇場前の景色。
Charring Cross Rd.とShaftesbury Av.の交差している角地です。
このShaftesbury Av.をPiccadilly Circusの方へ200mほど行くと、現在のレミゼの劇場であるQueens Theatreがあります。
West End付近の雰囲気は非常に騒々しいですが、それでもロンドンは本当に建築が美しいので、観劇後もしばらく作品の世界に浸っていられるところが東京との大きな違いだと思うのです(オペラ座の怪人を観るときなど特に)。