ご挨拶が遅くなりましたが、皆さま、2014年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
上の写真は、鎌倉の天園ハイキングコースから。一昨年の元旦の写真です。
二階堂の瑞泉寺から北鎌倉の建長寺へ抜けるコースで、ちょうど八幡宮の裏手にさしかかる辺りで鎌倉の街と相模湾を一望することができます。鎌倉が天然の要塞と呼ばれた理由がよくわかる景色です。
鶴岡八幡宮への初詣がてら、行かれてみてはいかがでしょうか。
冷たい空気が気持ちいいですよ^^
もちろんスニーカーは必須!です。
さて、突然ですが皆さま、『ウィッシュリスト』ってご存知ですか?
「生きているうちに、私は…をしたい」という願い事のリストです。
アメリカの色々な人の願いを集めた本が英語で出版されておりまして、宇宙飛行士の向井千秋さんとご主人の万起男さんが日本語に翻訳もされています。
これ、いざやってみると、とっても実践的であることに驚かされます。
やり方は簡単。「生きているうちに、私は…をしたい」という文章で成り立つような願い事を、ただひたすらにリストアップするだけです。
日常の小さなことから荒唐無稽なことまで、“本気で叶えたいもの”だけをひたすら挙げていく。
「〇〇のDVDを見たい」という風に。
「ずっと見たかったけど、見ていなかったDVDを見たい」というような曖昧な文章はNGですよ(私の経験上)。どちらかというと見たいDVD、もNGです。本気で「これだけは死ぬまでに絶対に見たい」と思っているDVD名を、具体的に書くのです。
同様に「〇〇の本を読みたい」だとか(私は必然的に古典の名作が多いです)、「〇〇に旅行したい」だとか、どんどん書いていきます。
荒唐無稽な願いもOKですよ。私の場合は「南極でペンギンを見たい」とかですね。これも、子供の頃からの本気の夢です。
とにかく心からの願い事をできるだけ具体的に書くこと。
そして、必ず「~したい」の形式で書くことです。「~すべき」ではなく。
「クローゼットを整理する」でも、面倒だけれど結局は自分の“したい”ことですよね。なので「クローゼットを整理したい」と入れる。
すると面白いことに、200も300もあるかと思われた願い事が、案外それほど多くはないんです。
「やりたいことはいっぱいあるのに、忙しくて全然できない(><)」って常日頃思っていたはずなのに、数を上げてみると思いのほか多くはない。普段ぼんやりと「やりたい」と思っていたことが、よく考えてみるとそれほど強い願いでもなかったり。逆にあまり意識していなかったことが、心からの願いであることに気づいたり。自分という人間がどんどんクリアになってきます。
そして嬉しいことに、その願い事の中には、今すぐに叶えられるものが沢山あるのです。
このリストを一つ一つ消していくのは、「死ぬまでに絶対にしたい」と思っていた願い事がひとつひとつ叶っていくのは、想像以上に幸せな気分です。もちろんどんどんアップデートもしていきます。
自分の願い事のリストを見ているだけでも、私の人生にはまだこんなに楽しいことがあるんだ、これをやらないうちは死ねないって、幸せな気分になります。
おそらく、全部が死ぬまでに叶えられることはないでしょう。
でも絶対に叶わないとも言えない。
そして、自分次第で叶えられるものもある。
それでいいのです。
こんな小さなところにも、人生の幸福は隠れている。
向井千秋さんはアメリカの病院の書籍コーナーでこの本を見つけたそうです。
新しい年のはじめ、皆さんも騙されたと思って試してみてはいかがでしょうか。
ほんのちょっぴり、毎日が楽しくなるかもしれませんよ(*^_^*)