風薫る道

Who never feels lonely at all under this endless sky...?

ロブーヒンのバジルは可愛かったなぁ・・とか、ザハ様の花投げとか。

2014-12-11 15:51:41 | バレエ

ボリショイ祭りが終わって脱力中な私ですー。
さすがに二週間にわたって色々なダンサーで三演目も観ると、終わった後のロス感、ありますね。。。
私はボリショイの舞台を観たのは今回が初めてだったので、本当に楽しかったです。

そんな私の頭にやたらと浮かんでくる光景は、なぜかドンキの居酒屋テーブルでぱくぱく食べ物(ホンモノ)をつまんでいるロブーヒンバジルの姿だったり
本当に可愛かったんですよ~~~。
つまむ程度とはいえ結構ふつーに食べていて(飲み物は飲むフリだったように見えましたが)、これからまだ激しいのを踊るのに胃は大丈夫かしら・・・と余計な心配もしてしまった^^; 
同じテーブルの仲間達と皿を楽しそうに物色しつつ、器用にお箸でつまんで、パクリと笑顔(*^_^*)
エスパーダ達の踊りものんびり楽しそうに眺めていて、隣に座っているクリサノワのキトリとのカップルぶりもとってもいい雰囲気でした(元気のいいドヤ系キトリと、神経質じゃない朴訥で優しいバジルの組み合わせって大好きなんです。フルステーとエイマンもそれ系だったな~)。
しかしロブーヒン、お箸の使い方が上手すぎなんだけど。
と思っていたら、彼のインスタ写真を見て笑ってしまいました。
今回の来日中に回転寿司に行っている
お寿司すきなのかなー。モスクワにもありそうですもんね、回転寿司。しかし天下のボリショイのプリンシパルが日本に来て回転寿司。もっといいお店に行けばいいのに^^;

ところでこのロブーヒンの食事@ドンキについてあまりにツイやブログの感想で書かれていないので私が見たのは幻覚だったのか?(なにせ五階席からの双眼鏡越し)と不安になりかけていたところ、同じ感想を書かれている方をようやく見つけて、色んな意味でホッ。。。よかった、幻覚じゃなかった。。。同様に花籠の踊りのラストのザハロワ花投げについてもやはり言及を見かけないので、あれはもしや私が感動のあまり見てしまった幻か・・・?と自分の頭が不安な今日この頃です^^;

※追記:
気になったのでザハ様ニキヤ動画をネットで漁ったところ、いくつかの動画で花投げをやっていました。基本、やってるっぽいです。よかった、やっぱり幻じゃなかった・・・(自分の記憶力に全く自信がない人)。しかしDVDでは今回と同じウラド相手でもやっていなかったですから、彼女の気分次第でこの花投げが入ったり入らなかったりするのだろうか。いずれにしても3日夜のザハロワは、今回見たどの動画よりも胸に迫る投げ方をしていて、つくづくあの夜のザハロワは神だった・・・

そうそう、花籠の踊りといえば。
今回のプログラムにニキヤの死について「ニキヤはソロルへの愛をひるがえすつもりはなく、大僧正を拒否して死んでいく」と書かれていて、「えっ!あれは明らかに絶望の中での死でしょ!」と思ったのですが、ロブーヒンのソロルはニキヤが倒れきる前に駆け寄って胸に抱いたのだそうですね。コールプのソロルもそういう演技をしていたように記憶しています。一方ラントラートフのソロルは、倒れきった後でした(そして、それまでは顔を背けている)。熊哲のソロルもその前にガムザと手を取り合って遁走しているので、ウラド系ですよね。
つまりソロルって、この場面でニキヤラブ!を前面に出す系とそうでない系がいるということかしら。
この違いによってストーリーの解釈も違ってきますから、面白いですね。

白鳥、バヤデール、ドンキと古典を大満喫させてもらえた今回の来日。
古典大好き!に変わりはありませんが、あれから色んな動画を観て、彼らのコンテも観てみたいな~とも感じています。ていうかコンテも古典もいっぱい色んな演目が観たい。
3年後の次回来日が今からもう待ち遠しいです。

来年のバレエのチケットはまだ何も取っていないのだけれど(東京バレエ団のザハロワ&ボッレ@ジゼルは行かないのです)、マリインスキーと英国バーミンガムは行くとして、他はどうしましょう。モンテカルロとかスコティッシュとかいろいろありますよねぇ。バレエ鑑賞初心者なので、どれを買えばいいのか、どれが自分の好みに合いそうなのかが全然わからなくて困る。とにかく観てみるしかないのはわかってるのですけど、一方で先立つものがね。。。
歌舞伎、文楽、能もいっぱい観たいし。オペラだってミュージカルだって観たい。美術展も行きたい。旅行も行きたい。
優先順位、しっかりつけていかなきゃなぁ。。