【 売れる営業 】実務営業コンサルタント 島田安浩 アクト株式会社代表

「営業紙芝居×顧客LTV最大化」実践講座 
営業実務コンサルタント島田安浩が「営業で悩む人を無くす」ために情報発信

『 嫌みと納得 』

2010年01月09日 14時54分47秒 | Weblog
---------------------------------------------------
 No543) 『 嫌みと納得 』
---------------------------------------------------


 ■ 『切り返しトーク』


   昨日話したように、お客様の否定的な
   言葉を、肯定的に持って行く為には、
   切り返しトークが必要に成ります。


   ただ、…


   営業マンを見ていて思うのは、

   切り返し VS 言い訳


   若しくは、

   納得 VS 嫌み


   こんな感じがして仕方ありません!!



 ■ 私が指導して、こう言う感じで話せば良いよ!
   と言うのを、真似して社員が話をしているのですが、
   イメージが変わってしまっています。


   これは、YES・BUT法の指導をしても
   同じようにニアンスが変わる事が良くあります。


   あくまでも、お客様の意見を尊重して、
   「確かにそうですね~」と完璧に、お客様を
   立ててから、見る角度、視点を変えると、
   こんなふうにも見えませんか?


   と、自然に、お客様に気付いて頂くように、
   話をするのが、切り返しやYES・BUT法です。



 ■ ところが、明らかに、お客様に喧嘩を売るような感じで、

   「でも~、これって、○○なんですよ!」

   と、話すのです。…
   それでは、お客さんが怒ってしまうような~…と、


   聞いていて、情けなく成って来ます!!


   たぶん、トーク練習不足なのでしょう。
   と言うか、自主トレを当たり前に行ったりは、
   一切して来なかったのでしょう。


   だから、頭の中では、
   私が言ったように言おうと思っていても、
   実際に口から出る言葉は、まるで意味合いが違う!
   そんな言葉に成ってしまうのでしょう。



 ■ この切り返しの部分や、YES・BUT法は、
   ある意味高等テクニックの部類に入って来るのかも
   知れません。


   私自身、営業をスタートしたばかりの頃は、
   お客様と押し問答をして、お客様と
   口げんかに成ることもしばしばありました。


   そんな経験を積む中で、
   お客様の意見を尊重しつつ、
   お客様の考えを変更して貰う、


   そんな話方が、自然に身に付いて行ったのを
   覚えています。



 ■ これには、辛抱が必要です。
   どうしても、お客様の否定的な言葉を、
   早く肯定的に持って行きたいと、


   焦ってしまい易いモノです。


   そして、お客様の話の腰を折るような感じで、
   間に割って入って、しかも、お客様に対して
   否定的な事を言うと、


   自分にとっては肯定的でも、お客様の立場で聞くと、
   逆に許せなくなってしまいます!!



 ■ お客様に考えを変えて頂く為には、
   お客様の言葉を全て聞いてあげる事が
   最初にやるべき事です。


   そして、その言葉の中に、
   解決の糸口が見えてきたりするモノです。


   聞き終わってから、お客様の考えを
   尊重して同意して、復唱をする時に、
   ニアンスを自分に有利に成るように
   変えて行くのです。


   そして、見る角度を変えて、
   こんな見方をする事で、
   お客様の考えも変わるでしょう?


   と言うように、話を持って行く事が
   重要に成って来ます。



 ■ 例えば、『高い』と言われて、
   そのまま、『高い』という解釈をすることも出来ます。


   『高い』と言われて、それに見合う機能の
   説明不足と解釈する事も出来ます。


   『高い』と言われて、安価なモノに変更して欲しいと
   言う意味合いで解釈する事も出来ます。


   『高い』と言われて、このお客さんは『ケチ』だと
   解釈する事も出来ます。


   『高い』と言われて、このお客様は無駄な投資を
   嫌がる人だと解釈も出来ます。


   このように、お客様の否定的な言葉は、
   幾通りにも解釈をすることは可能なのです!!



 ■ そして、最もその否定的な言葉を、
   肯定的な言葉に持って行き易い解釈を選択するように
   お客様との会話をリードするのが営業マンの仕事です。


   例えば、

   『高いな~これじゃ導入できないよ』

   「そうですか、それはつまり価格に見合うメリットが
    感じられないと言う事ですよね」

   『そうだよ。』

   「申し訳ございません、私の説明不足です。
    こちらをご覧ください、実は、…」


   と言うように話を進める事も出来ます。


   『高いな~これじゃ導入できないよ』

   「そうですか~…もっと安価なモノは無いかと
    仰りたい訳ですね」

   『まあ、こんなに高いと払えないよ』

   「お客様の気持ちは良く分かります。ただ、お客様の
    洋服・靴・時計を拝見すると、私はそれなりの品で無いと
    お客様にご案内するのは失礼かと考えました」

   「安価な商品が無い訳では無いですが、お客様には
    この商品がお似合いだと、私がプロの目でお勧めさせて
    頂いています。ではまず、安価なモノとの違いから
    お話させて頂きますね、…」


   と、こんなふうにも持って行けるでしょう!!



 ■ ぜひ、切り返しトークやYES・BUT法を
   字ズラで解釈しないで、上記話を思いだして、
   客先で、使ってみて、使いこなせるように
   成って行って下さい。



  
 ■ 今日は『切り返しトーク』の話でした!!


   

   以上、よろしくお願い致します。





 ◆ 研修その他お問い合わせは、電話又はメールにて!

   電話:0120-40-2910

   メール:info@cotucotu.com






    
  ***********************************
  営業コンサルタント
  アクト株式会社代表取締役島田安浩より
  ***********************************

  アクト株式会社
  フリーダイヤル:0120-40-2910
  電話049-256-9421 FAX049-256-9431
  URL:http://www.cotucotu.com【コンサルサイト】
  URL:http://act-no1.com【営業会社サイト】
  mail:info@cotucotu.com
  メールマガジン http://www.mag2.com/m/0000246022.html
  【 営業編:売れる営業マンの常識非常識 】
  メールマガジン http://www.mag2.com/m/0000257207.html
  【 経営編:こんな時代だから経営理念を 】
  メールマガジン http://www.mag2.com/m/0001015844.html
  【 本気でエコビジネス!太陽光発電を全家庭に!!】