『 相撲よ！ 』

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　Ｎｏ７１０）　『　相撲よ！　』
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　■　白鵬が、４場所連続全勝優勝をやってのけた！！


　　　『おめでとう！！』


　　　凄い事です！！


　　　白鵬の身体つきが、貴乃花（息子の方）に
　　　似ていたので、強くなりそうだと思っていましたが、
　　　ここまで来るとは思っていませんでした。…


　　　６２連勝ですね！
　　　双葉の６９連勝を抜くのは
　　　スグですね、…


　　　年２場所の双葉と比較すること自体おかしいですが、
　　　記録は記録ですし、他の誰も出来ていない事なので、
　　　素晴らしい事です。



　■　たまたま、本屋で見かけたので、
　　　興味を持って、この本（上記）を買いました。


　　　まあ、長い本では無いので、
　　　スグに読めました。


　　　泊まっているホテルに岩盤浴が付いていて、
　　　そこで、１時間ほど読みながら汗をかきました！


　　　読んでみて、白鵬は立派だな～と
　　　再度思った訳です。



　■　相撲に関して、非常に謙虚に、
　　　非常に熱心に勉強をされています。


　　　大鵬親方にいろいろ教えを仰いでいるようです。
　　　本も沢山読んだり、
　　　ＤＶＤで昔の力士の研究をしているようです。


　　　…


　　　
　■　自分がやっていることを研究するのは、
　　　当たり前のことと言えば、
　　　当たり前なのかも知れません。


　　　その道のプロとして、
　　　生きている訳なので、
　　　その程度のことはしても当然！！


　　　と言えばそうなのでしょう。


　　　でも、今の他の力士たちが、
　　　どこまで、外国人の白鵬がやっているほど
　　　真剣にやっているんだろうか？


　　　そんな事を思ってしまいます。



　■　野球賭博にうつつを抜かしているような、
　　　そんな時間は無いのではないでしょうか？


　　　今回の野球賭博は、日本人力士ばっかり
　　　関与したとして処罰をされています。


　　　彼らは、日本の国技をやっていると言う
　　　自覚と言うモノがあるんでしょうか？


　　　国技である相撲において、
　　　外国人が横綱、大関に君臨していることを、
　　　どう思っているのか？



　■　古い感覚かもしれませんが、
　　　昔なら、切腹もんでしょう！！


　　　そこは譲ってはダメでしょう！！って、思ってしまいます。
　　　そう言う気概は無くなってしまったのでしょうか？


　　　曙が横綱に成った時には、
　　　貴乃花、若乃花が頑張っていましたが、
　　　その後、朝青龍の時代に成ってから、


　　　日本人は、まるで歯が立たなくなってしまい、
　　　プライドを失くしてしまったように思えます。…



　■　外国人を差別するつもりはないです。
　　　ただ、日本人の関取に、
　　　プライドと言うか、使命感と言うもんを持って欲しいのです。


　　　『柔能く剛を制す』


　　　日本古来の武術には、
　　　体の大きさ以上に、技によって、
　　　相手を制すスキルがあった筈です。…


　　　それを、歴史の中で、受け継いで、
　　　伝承して今日に来ている訳です。


　　　その伝承者として、自分たちが選ばれて、
　　　関取としてやっていると言う自覚です。…



　■　まあ、無理なのかも知れませんね～。


　　　昔の日本人は、下駄を履き、裸足でした。
　　　足腰はどの民族にも負けない強さがありました。
　　　それが、靴を履いて、重労働もしなくなった。


　　　移動は車、電車では、
　　　自然と足腰は弱く成って行くわけです。


　　　それに対してモンゴルでは、馬に乗って、
　　　草原を走り、子供の頃から相撲を取って
　　　足腰を鍛えて育った子供たちが、
　　　日本に来て修行をしている訳です。


　　　スタートが一緒だと、
　　　勝てなくても仕方ないのかも知れませんね～…、



　■　貴乃花が、『人に言えない稽古』と言っていた、
　　　そんな稽古を強制は出来ないでしょう。


　　　半分気を失ってからが、本当の稽古だったそうです！
　　　若貴は、毎日、毎日、みんなの稽古が終わってから
　　　稽古をやり続けたそうです。…


　　　サラブレッドとか、血筋とか言いますが、
　　　そんなもん以上に、死ぬような鍛錬を継続した結果が、
　　　兄弟横綱に成れたんでしょう。


　　　その執念！その覚悟！


　　　そう言ったもんを、
　　　今の日本人力士に持って貰いたいな～と
　　　そう思う訳です。



　■　外国人である白鵬は、
　　　この本を読むと良く分かるのですが、
　　　非常に勉強をし、真摯に相撲道に取り組んでいます。


　　　素質もあるでしょうが、
　　　そう言った素直に学び、稽古すると言う事を、
　　　日本人の力士にぜひ期待したいと
　　　思う訳です。


　　　そして、日本人の横綱の誕生を、
　　　相撲ファンの一人として、
　　　待ち望む訳です。




　　　
　■　今日は『　本　』に関しての話でした。

　　　

　　　以上、よろしくお願い致します。





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