いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

吉と出るか、凶と出るか

2011年01月14日 21時05分49秒 | 政治って?
また改造ですか。
こんなに目まぐるしく入れ替わる大臣たち、というのも、本当に困るのではないですかね?
菅直人がこれほど軟弱者だとは、民主党内の人間たちだって、予想もしてなかったのではないかな。
仙谷官房長官を切った、という時点で、「ああ、こういう男だったのか」ということは思うわな。


戦前の短期間で壊れてゆく内閣を見ているようだ。
入れ替えたりしてみても、何か前進が得られたかと言えば、そういうことはないような。
問題が解決に向かっているようにも思えない。

政治がどんどん劣化してゆくのを、ただ傍観しているよりないのだろうか。

総理を替えてもダメ、閣僚を替えてもダメ、政権政党を替えてもダメ、となれば、これはもう八方塞がりということですかいな。

笑うしかない、というか、呆れるよりないのかも。



B型肝炎の記事に補足ですが

2011年01月13日 12時44分48秒 | 社会全般
昨日の記事で書いた「10兆円払え」と言っていた人は誰なのか、ということについて、具体的に書いておこうと思います。


えー、うろ覚えなので正確ではありませんが、当時の『朝ズバ』で司会者の「みのもんた」が、言っておりました。番組の人は、実際にそのような発言があったかどうか、過去のVTRを調べると分かるだろうと思いますよ。
おおよその趣旨は、次のようなものでした。

「10兆円とかかかるというのなら、天下り団体に(隠して)ある何十兆円という金から出せるはずだ。公益法人だの何だのには金を多額に使うのだから、一律救済して何兆円かかっても払え。年金資金をグリーンピアだのに無駄に使ってるんだから、一律救済しろ。」

大体、このような主張がなされていた、ということです。
10兆円払えなんて誰も言ってない、というような主張がなされるかもしれませんので、参考までに「そういうことを言っていた人は存在した」ということです。これが極端な例示であり、多くがそのようなことを言っていたわけではないのかもしれませんが、C型肝炎の問題の時に、「一律救済」を主張していた方々というのは、基本的に数兆円規模になろうとも「一律救済すべきである」ということを主張ないし同意していたものとほぼ同じであろう、ということについて、自覚的であるべきではないかと思います。

例えば、こんな反応がございました。
はてなブックマーク - 「一律救済なら負担10兆円」? 政府惑わした厚労省の誇大説明 - MSN産経ニュース

彼らのご意見というものが、今現在であるとどうなのだろうか、と思ったりもします。
07年12月>新聞の役割は「悪意的な煽動記事」を書くことではない

この記事の中で取り上げていましたが、当時から、そういうことを真剣に考えている人たちがどれほどおられたか、疑問に思います。

こちらの記事中には、次のように書いています。

血液製剤で肝炎ウイルスに感染した本当の理由というものが
患者1:ピアスの穴開けで感染
患者2:針灸で感染
患者3:人工透析で感染
患者4:注射針で感染
患者5:輸血で感染
患者6:他人の鼻血で感染
患者7:性行為で感染
患者8:顔ソリの剃刀で感染
であったとしても、「血液製剤投与」さえ証明できれば「全員一律救済」ということで、国は救済義務を負う、ということです。


======


現実的な解決策というものについて、どうしてもっと深く考えようとしないのか、一方的な意見だけを無理強いするのか、とは思いますな。
そのくせ、反省や検証などというものはないわけだ。他人には、やたらと「検証しろ、原因追及をしろ」などと強硬に主張するマスコミなのに、彼らが省みることなどあったのか?

またしても、当方の予言通り、ということになって、それはそれで良かったんじゃないですかね。無暗やたらと一律救済を主張していた方々にとっては、大満足でしょう。



このお金は誰が払うのだろう?~B型肝炎訴訟

2011年01月12日 21時56分02秒 | 社会全般
これは大変だわね。

B型肝炎訴訟“玉虫色”の和解案 国・原告、一定の評価 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

(以下に引用)

昨年5月に札幌地裁で国が和解協議入りを表明してから8カ月。集団予防接種の注射器使い回しでB型肝炎ウイルスに感染したとして患者らが国を訴えた訴訟は、札幌地裁が和解案(所見)を表明したことで大きなヤマ場を迎えた。双方の主張を組み入れる一方、大きな対立点については判断を避ける“玉虫色”の和解案となったが、国、原告双方とも一定の評価を下している。和解が成立すると、原告以外にも広く救済ができることになる。

 ▼「除斥期間」を考慮

 「誠意を持って検討していきたい」。11日夜、細川律夫厚生労働相は記者団に対してそう述べ、和解案受け入れに前向きな姿勢を見せた。次回和解期日は来月15日だが、厚労相は「できるだけ早い時期に結論を出したい」と話した。

 和解協議にあたって最大の焦点となっていたのは、ウイルスは保有するが発症していない「無症候性キャリアー」に対する補償だ。

 国側は、ことあるごとに「キャリアーは国に法的に賠償金の支払い義務がないことが前提」と主張。原告側は、キャリアーが発症への不安を抱えながら生活していることや、結婚や就職への不利益を受けていることなどを挙げ、キャリアーへの法的責任を認めて被害者の一律救済をするよう強く求めてきた。

 B型肝炎をめぐっては、すでに平成18年の最高裁判決が当時の原告5人に対し、ウイルス感染と予防接種との因果関係を認めている。今回の訴訟でも国は、感染への責任があること自体は認めてきた。

 にもかかわらず、キャリアーへの法的責任を認めないのは、加害行為から20年で損害賠償請求権が消滅するという民法の「除斥期間」があるためだ。

 国は除斥期間の起算点を、接種を受けたときなどと主張してきた。キャリアーの多くは20年以上前に予防接種を受けているため、すでに除斥期間が過ぎているというのが国の考えだ。

 「除斥期間を考慮せずにキャリアーへの法的責任を認めたら、他の裁判にも影響を与えてしまう」と厚労省幹部。そのため「検査費助成など法的責任が伴わない政策対応で対応」との姿勢を貫いてきた。

 ▼賠償ではなく政策

 札幌地裁の和解案は、キャリアーについて除斥期間を過ぎていることを示唆しつつも、国の法的責任の有無を示さなかった。そのうえでキャリアーへ「政策対応」を名目にして和解金を支払うよう提案。年4回の検査費や、年3万円を上限とする検査時の交通費の支払いも求めた。

 「これなら、国は『賠償ではなく、政策対応』との主張を崩さず和解金を払うことができる。原告側は『実質的な賠償』と受け取り、キャリアー救済が実現する。“玉虫色”の提案だ」。ある弁護士は和解案をこう解説する。

 ▼課題は財源確保

 今後、大きな課題となるのは財源確保だ。昨年10月、国は和解協議で、キャリアーを除き症状に応じて500万~2500万円とする和解金額を提示した際、「30年間で最大2兆円規模の国民負担が必要」と説明した。厚労省は予防接種によって感染したキャリアーの人数を最大44万人と推定。和解金全体が増額され、キャリアーへの和解金も加わったことで「総額最大3兆円を超える規模になるのでは」としている。

 弁護側は「国の説明は日本国内の発症者やキャリアー全員が和解金を請求した際に生じる金額」と反発するが、相当額が必要になることは間違いない。

 厚労省は「財務省や官邸と協議し、具体的な財源確保策を検討していく。なんとか国民の理解を求めていきたい」と話している。



つーか、「10兆円払え」とかほざいていた連中もいたくらいだから、はるかにお安く済みました、ということなのかもしれんな。どうするんだか。


参考:無責任なマスコミが問題を拡大する~B型肝炎救済問題


ラッキー?アンラッキー?~ヨルダン戦

2011年01月10日 16時03分43秒 | いいことないかな
辛くも同点に追い付いて、勝ち点を拾った、という試合だった。
既に多くの解説が出されているだろうから、ちょっと変わった視点から試合の感想書いてみたいと思う。


まず、「不吉な予感」というのは、先制点を取られる前から既にあったのだった。ぼくは妻とテレビ観戦をしていたのだが、前半の10分過ぎか15分くらいの時点で、妻がぼそっと言ったのだった。
 「これは、ダメね、勝てそうな雰囲気がない」

ぼくは、ちょっと驚いて、すぐさまガッカリした。
今をときめく若き10番の香川が出てるし、得点力は以前よりもアップしているんじゃないか、と思っていたにもかかわらず、勝てないって、どういうことだよ、と。
それでも、まだまだチャンスはいくらでもあるはずだから、きっと得点できるさ、などと心の中で軽く考えて、受け流したのだった。

それから少しして、日本の先制点かと思われたシーンがやってきたわけだが、無情にもオフサイドの判定。まあ、しゃーないな、と気を取り直して、得点を待った。


ところが、その後も攻めているのに、どうにもゴールできない。香川のキーパーとの1対1では、もらった、と思った矢先、キーパーの果敢なセーブに遭い、まさかの無得点。


先の妻の呪いのような言葉が、ぼくの心に重くのしかかり始めていた。
一番最初に「ちょ、これって…まさか??悪い予感?」と思ったのは、長友のサイドでヨルダン選手の足にボールを当てて、当然ゴールラインを割るかと思われたボールが、何とコーナーの旗に当たって生きていた時だった。普通は、ポールに当たっても、ボールに勢いがあるとか回転がかかっているから、フィールド内に残ることなんて、そうそう滅多にあることじゃないんだよね。なのに、誰もいない場所でボールが残ってしまい、そのボールをヨルダン選手に奪われて攻撃を継続されてしまったのだった。珍しな、こんなんありか、と。

しかし、これは、はじまりに過ぎなかった。
日本は得点できず、アンラッキーが続く。逆にヨルダン側には、たった2人しか攻撃してくる選手がいないのに、トラップミスしたら味方にナイスパスとなり、ドリブルで前に出し過ぎたら守備陣をかわして味方の前にボールが出るみたいな、普通ではあり得ないようなラッキーが連続して起こった時があった。あの時は運よく(笑)得点にはならなかったが、ミスが逆に好結果となり、うまく繋がって連続攻撃となることなんて、そうそう起こるものじゃないもんね。
あれを見た時、ああ、やはり妻の言葉は正しいのかもしれない、と感じ始めたのだ。

そうして、ウソのようなオウン・ゴール気味の失点。
あれも、あのままのコースだったなら、キーパー真正面だったのに、足を出したばっかりにナイスアシストとなってしまったのだった。あんなにうまくコースが変わって得点となることだって、そうそうあるもんじゃない。
やはり、妻の悪魔のような予言は当たってしまうのか??

ぼくは戦慄を覚えましたよ(笑)。
妻の、恐るべき直感力に恐怖しましたよ。


終了間際のロスタイムに同点弾となったのは、ラッキーだった。
多分、あのキーパーが前半と同じくらいの積極性と集中力を残していたら、飛び出してセンタリングをパンチングかキャッチングに行っていたかもしれない。前半は素晴らしい気迫を見せており、香川のシュートを防いだプレーに象徴されるように、積極的な守備という感じだったからね。
だが、ラスト15分くらいは防戦一方となっていたのと、逃げ切れる時間帯に入っていたので、それまでの積極性や集中力が落ちていたのだろうと思う。ありきたりな表現をすれば、「勝ちを意識して、守りに入った」ということだと思う。ゴール前には自軍選手が多くいたのもある(自分以外にも守ってる人数が多いから、人任せになる面があるかも)し、「前に出よう、自分が飛ぼう」という、言ってみれば「冒険的プレー」にチャレンジするのが躊躇われた、ということなのではないかと思う。

前に出ようと思えば不可能という距離ではなかったが、一瞬の判断だったから「大事にいこう」と考えたとしても、仕方がないのではないかと思う。そこに走り込んできた”自殺点吉田”がドンピシャでヘッドを飛んだのだった。もしもキーパーが出ていたら(微妙な距離とタイミングだったのだろうとは思うが)、競り勝っていたかどうか。そうなると、日本は試合に負けてたかもしれない。

あのように、幸運とは、一瞬で手からこぼれ落ちてゆくものなのだな、と思えたのだった。

麻雀で、誰がリーチをかけていても、幾度も冒険して危険牌を通し続け、勝負勝負と挑んで自分のノミ手を「リーチ一発ツモ裏ドラ3」とかいう大きな親ハネ満を上がってトップが見え、それなのにオーラスでこれまでの姿勢を変えて守りに入り、マークしている危険な相手に振り込まないように安全策と思って捨牌を絞っているところで予想外な面子の方からロンの声となり、まさかの満貫直撃を食らってトップに追いつかれたようなものかも。余計に分かり難いか。


ま、日本にとってはアンラッキーだったのか、ラッキーだったのか、何とも言いようのない試合だった。それは、ヨルダン側にとっても、同じなのだが。


それにしても、ザック監督の鬼の形相は、マジ怖かったな。
睨んでる凄みが、半端じゃない。
この監督さんは、こんなにマジ怒りの表情をするんか、と腰を抜かしそうになったよ。
日本以外の監督とかだと、サウジみたいにいきなり責任を取らされてクビとかになることも珍しくないので、そういう意気込みで監督をやっているから、真剣さの度合いがまるで違うのかな。

いつもはニコニコして人の良さそうな爺さん、試合中にはまるで別人…
怖え~

勝負の世界は厳しいのです…


昨日の試合での収穫は、岡崎が良かったこと、かな。



捜査という名の嫌がらせ

2011年01月09日 18時30分19秒 | 社会全般
米国の司法当局が立件を目指しているらしい、という噂だそうだが、まだ諦めてないのかな?
はっきり言って、馬鹿みたい。

CNN.co.jp:米当局、ツイッターにウィキリークス関連情報提出を要請


もしも米国が本当に起訴などに踏み切った場合、ロシアだろうと中国だろうと、或いはたとえイランであろうとも、米国は他国を非難する資格などないだろう。勿論、米国のマスコミも同じだな。ヨソの国のことについて、首を突っ込むな、と言ってあげたい。


北朝鮮の延坪島砲撃事件の方がもっと悪質で酷いんじゃないのか?
そっちをまるで頑張らないくせに、単なる個人活動家たちのケツを必死で追い回す国家だか政府組織なんざ、大笑いだ。

どうして米国が、安保理であんなにあっさりと引き下がったかと言えば、当方の想像通り、出来レースであったということさ。

議長声明すら出せないなんてのは、あり得ないだろう。


それでいて、特別な実害がもたらされたり、人が死んだわけでもない情報開示を米国の危機だとか喧伝して、wikileaksを犯罪者集団に仕立て上げようとするなんて、ちゃんちゃらおかしい。

情報漏洩で誰か死んだのか?
因みに、米国の軍隊という国家組織は、楽々民間人を虐殺しとるがな。

アパッチの掃射で殺している方が、はるかに「凶悪犯罪」だろうが。


まあ、本物の恥知らず国家たる米国は、どんな汚い手でも使ってよい、「オレ様がルールだ」という独善国家だそうなので、例えば中国のことを非難できる立場にないわな。
ありとあらゆる手段と、企業などを通じた嫌がらせや経済的締め付けをも駆使してくるわけだから、あくどさと行使する権限とか影響力の範囲は、ロシアや中国の比ではない。

世界一なんだよ、米国は。
何の分野においても、だ(笑)。



あれあれ?

2011年01月07日 21時13分08秒 | 俺のそれ
05年には、こんな将来が待ち受けているとは想像だにしなかった。
「自民党が野党に転落し民主党政権が誕生する」とは、当時には思いもよらなかった。

「中国反日デモ」から見える日本政治
(再掲)
それと、私の特殊な受け止め方を記しておきたい。私は陰陽道など全く知らないが、「還暦」という60年周期の古来からの時間的循環を思い起こせば、この周期で転換点を迎えてきたような気がするのである。幕府が消え1868年に明治となってから約60年後に、昭和(1926)という新たな時代が始まり(昭和の終わりは更に約60年後の1989年である)、日本は間断なき戦争国・帝国主義国家の色合いが強くなっていった。大日本帝国憲法は1889年に公布されたが、約60年後の1947年には今の日本国憲法へと変わっていった。立憲国家の形としては、現在までの約116年ということになり、次の転換点は2009年前後というのは有り得る話なのである(私は改憲推進論者ではありませんよ)。私のこじつけ的発想なので、これらに因果関係があるとか60年周期の循環が有意であるのかは分らないが、こんな風に感じてしまうのである。コンドラチェフの波があるように、政治・政体にも似たような循環があっても不思議ではなさそう、と思うのである。本題とは関係ない話なのですが・・・。


確かに2009年前後だったわ。
当たった、といえば、当たったような……。
しかし、これが何なのさ、と問われると、答えようがないわけですけれども。

今後、真の独立ということに向けて、日本が変われるかどうか、ということなのでしょう。


個人的には、年明け早々から、ちょっと元気がない。
方向感が定まらないというか、何も見えない。頭に、何も浮かんでこない。全く描けなくなった漫画家さん(実際体験したことなどないのだけれど)みたいな感じだ。


んー、あまり関係ないけれど、ちょっと気になったのは、カールビンソン艦長の交代劇と、在沖海兵隊司令の交代かな。単なる偶然なんだろうとは思うけれど、まあ、何かの粛清(?)の結果なのか、政治的な何かなのか、たまたま時期が一致したというだけなのか、何なのだろうね。

あんな低俗なビデオがどうのといったことくらいで、しかも何年も前の出来事で、更迭とか食らうものなんだろうか。内部告発とかじゃなけりゃ判明しないようなものだろうし、一時的な下らない冗談という代物なのであれば、今更取り立てて騒ぐ程のものでもないように思えるのだけれど。
それでもなお、処分が下るということになると、これは何か別な理由があるのかな、と勘繰ってしまいますよね。まあ、何が何だか分からないわけですがね。

米国側は大統領首席補佐官も代わり、態勢の組み換えが行われましたね。これからどうなるのか、対日強硬姿勢は維持されるのかどうか、しばらくは様子見する必要がある、ということですか。



※ちょっと追加(8日10時頃)

年をとりたくないものだ(笑)。
昨日記事を投稿した時に、タイトルを入れるの忘れてた。それなのに、気付かず。すみません。

それと、度々訂正で申し訳ありませんが、上記記事の艦長さんですが、間違えて「カールビンソン」としてしまいましたが、正しくは「エンタープライズ」でした(不沈艦伝説!)。本当に申し訳ありませんでした。
カールビンソンの本物の艦長さんにも、お詫び致します。



ガキの教育かよ(お詫びと訂正追加)

2011年01月05日 23時05分58秒 | 社会全般
検事総長の有難いお言葉らしいですが、ここまで堕ちましたか、とも思いますね。

東京高検検事長が就任会見  MBSニュース - MBS毎日放送の動画ニュースサイト -

東京高等検察庁のトップに就任した小貫芳信・検事長が会見を開き、「検事への教育・指導がまずは必要」と抱負を述べました。

 小貫芳信・検事長は1975年に検事になり、法務省矯正局長、最高検公安部長などを歴任。去年5月からは名古屋高検の検事長をつとめましたが、先月、検事総長に就任した笠間・前検事長の後を受けるかたちで東京高検の検事長に就任しました。

 大阪地検特捜部の検事による証拠改ざん事件など検察の不祥事が相次ぐ中での就任とあって、会見では「検事への教育・指導がまずは必要になる。嘘をつかないなどやっていいことと悪いことの区別を教えこまなくてはいけない」などと抱負を述べました。(05日17:34)

=======


もうね、笑い過ぎて腹が痛くなりますわ。
だって、検事総長のお言葉が、「やっていいことと悪いことの区別を教えこまなくてはいけない」だよ?

どこのガキの話なんだよ、と思いませんか?
小学生かよ。いや、幼稚園児かよ、って話では?

しかも、いい年した、デカい大人の、司法試験に合格してきたような、いい大人に対して、「やっていいことと悪いことの区別」を教えると?


ふざけてるよね。
こんな言い草が出てくる検察って、一体何なの?

検事になる時点で、まず、そういうことくらいは「最低限身につけて」いるべきことなんじゃないのか?
アホか。

何の為の司法修習とかなんだよ。
今まで、何を学んできたんだ?

本物のアホだな。
まあ、その程度の連中でしかないという組織が、検察なんだろうね。
よく分かりましたわ(笑)。



※1月6日 13時半頃

上記記事中で、「検事総長」という肩書きとなっておりますが、それは間違いでした。正しくは「東京高検検事長」です。
お詫びして、訂正致します。

辞任した検事総長の後任人事で、確か東京高検検事長だった方が今度就任されるという報道だけを記憶しており、その東京高検検事長の方が言った言葉なのかと思い込んでしまい、このような誤りとなってしまいました。今回発言された方は、新たに入れ替わった検事長ということです。申し訳ありませんでした。ですので、記事中での表記は、検事総長を「東京高検検事長」と読み替えて下さい。



ドサクサ紛れでsengoku38を消し去る連中

2011年01月04日 21時20分18秒 | 社会全般
送検されてから、検察の処分はどうなったのかな?

ああ、クリスマスと年末年始の浮かれ期間で、日数稼ぎでもしたということなんでしょうかね。
いや、刑事手続きに関しては、判らないんですけれどもね。


まあ、検察がまともに捜査なんかするはずもないだろうし、出鱈目供述だろうと何だろうと、捜査はとりあえずやったことにして、不起訴処分で片付けようという魂胆なんでしたな。

特定の報道機関がよく喧伝していたように、「秘密には当たらない」とかいう解釈で逃げようという腹だったんでしたか。

で、データをコピーしたのが、10月31日っていう記事があったが、コピーの時期が元々は10月18日以前じゃないとマズイかもね、ということで、そういうストーリーを想定していたんじゃなかったのですかね?(笑)

尖閣ビデオ流出事件の違法性についての検討


この中で述べたけれども、再掲しておこう。

『不正に、というのは、該当するだろう。職務上の必要性があってアクセスしたものではないこと、ビデオ映像について情報管理を厳しくするよう業務上の命令があったこと、等、違反が存在する。USBメモリにコピーした行為は「電磁的記録を不正に作った」と看做すことができる。』


この「業務上の命令(=馬渕国土交通大臣の指示)」というのがあったのが、確か10月18日だったはずなんだよ。18日以前は「他の人も映像を見れたし、”秘密”じゃなかった」ということの論拠に基づこうとしていたはずなのだよ。だから、9月下旬~10月上旬とか、そういう曖昧な表現に置きかえられていったわけだからね。

つまり、国家公務員法の守秘義務違反に該当するのを回避しようとしていたはずで、それには、「18日以前」という前提でストーリーを考えていたはずなんだよ。ところが、辻褄合わせが滅茶苦茶になってしまったり、余計な「CNNに送った」とかいう”超ド間抜け情報”を流してしまったりしたもんだから、動機とコピーした時期が完全におかしくなってしまったんだろ?(笑)

参考:尖閣ビデオ流出事件~強引な幕引き劇と司法警察の闇


18日以降のコピーと情報漏洩は、守秘義務違反だよな?
ええっ?
これでも、違うって?

大臣が漏らすな、という厳命をして、各省庁に映像情報管理を徹底させた後なのに、その情報を盗み出して公開したというのなら、違法性を問われて当然じゃないのか?
それを裁判所の法廷で、きちんと尋ねるべきなのではないのか?

本来公開が原則の調書類を出版関係者に見せた、ということだけで「秘密漏示罪」が適用され有罪にされとるというのに、どうして尖閣ビデオ事件については法廷に聞かないのか?


本来公開が原則であるべき裁判終了後の訴訟書類は、「完全に秘密にしとけ」という検察の法理論があるにも関わらず、政府が「秘密にする」と命じた情報は、国家公務員がその指示に反してバラしても何らの責任も問わないというのは、どうしたことか?

検察の法理論と裁判所の法理論によれば、
・原則公開すべき情報をジャーナリストに見せた→有罪

なのに、
・秘密にしろと大臣に命じられた情報をネット経由で野放図に公開→不起訴

ってか?(笑)


ホント、この国の法律家たちというのは、本物のクソだな。

検察及び裁判官の法理論というのは、完璧な恣意性と独自理論によって、好き勝手に行われている、と。
なるほど。


この件を蒸し返されたり、深追いされると、非常に困る方々が出てくるわけだ。
それは、情報操作ということと、ひょっとして某国の犬どもなどということが、判明してしまうかもしれないから、だろうね、きっと。


何らの隠しだても必要ない、というのであれば、裁判をやれよ。
きちんと証拠を開示して、法廷で決着をつけてもらえや。
容疑者の同級生も嘆願書だか署名活動だか、そういうのやってるんだろ?
だったら、法廷で減刑ないし無罪にするべく証人として証言してもらえや。
容疑者の行動が完璧に判るように、いつ何をやったのか、捜査の結果を出せるだろう?
youtubeのアクセスログとかの開示情報も、勿論証拠として公開できるよね?


都合のいい「マイ・コート」は、どこにいった?
オイオイ、日本の腐れ司法の象徴たる「法廷」はどこに消え去ったのだ?

ああ、腐敗しているから、公表されると困ることが山もりなので、闇に葬るしかないと。
へえ~
それでいて、小沢の秘書連中の公判も開けないまま、と。
小沢の招致ネタで炎上させるまでは、動けない、と。

それで、恥ずかしくないのか。
本当に、こういうアホなことを続けていて、何も感じないのか?

日本の法曹界は腐ってるな。


あと、関係ない話だが。

ちょっと奈良地裁とかの話(司法側にとっての「秘密」(笑))を書かれたから(?)といって、傍聴席で描く法廷の絵ごときで大騒ぎする判事とか、どうかと思うね。