送検されてから、検察の処分はどうなったのかな?
ああ、クリスマスと年末年始の浮かれ期間で、日数稼ぎでもしたということなんでしょうかね。
いや、刑事手続きに関しては、判らないんですけれどもね。
まあ、検察がまともに捜査なんかするはずもないだろうし、出鱈目供述だろうと何だろうと、捜査はとりあえずやったことにして、不起訴処分で片付けようという魂胆なんでしたな。
特定の報道機関がよく喧伝していたように、「秘密には当たらない」とかいう解釈で逃げようという腹だったんでしたか。
で、データをコピーしたのが、10月31日っていう記事があったが、コピーの時期が元々は10月18日以前じゃないとマズイかもね、ということで、そういうストーリーを想定していたんじゃなかったのですかね?(笑)
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尖閣ビデオ流出事件の違法性についての検討
この中で述べたけれども、再掲しておこう。
『不正に、というのは、該当するだろう。職務上の必要性があってアクセスしたものではないこと、ビデオ映像について情報管理を厳しくするよう業務上の命令があったこと、等、違反が存在する。USBメモリにコピーした行為は「電磁的記録を不正に作った」と看做すことができる。』
この「業務上の命令(=馬渕国土交通大臣の指示)」というのがあったのが、確か10月18日だったはずなんだよ。18日以前は「他の人も映像を見れたし、”秘密”じゃなかった」ということの論拠に基づこうとしていたはずなのだよ。だから、9月下旬~10月上旬とか、そういう曖昧な表現に置きかえられていったわけだからね。
つまり、国家公務員法の守秘義務違反に該当するのを回避しようとしていたはずで、それには、「18日以前」という前提でストーリーを考えていたはずなんだよ。ところが、辻褄合わせが滅茶苦茶になってしまったり、余計な「CNNに送った」とかいう”超ド間抜け情報”を流してしまったりしたもんだから、動機とコピーした時期が完全におかしくなってしまったんだろ?(笑)
参考:
尖閣ビデオ流出事件~強引な幕引き劇と司法警察の闇
18日以降のコピーと情報漏洩は、守秘義務違反だよな?
ええっ?
これでも、違うって?
大臣が漏らすな、という厳命をして、各省庁に映像情報管理を徹底させた後なのに、その情報を盗み出して公開したというのなら、違法性を問われて当然じゃないのか?
それを裁判所の法廷で、きちんと尋ねるべきなのではないのか?
本来公開が原則の調書類を出版関係者に見せた、ということだけで「秘密漏示罪」が適用され有罪にされとるというのに、どうして尖閣ビデオ事件については法廷に聞かないのか?
本来公開が原則であるべき裁判終了後の訴訟書類は、「完全に秘密にしとけ」という検察の法理論があるにも関わらず、政府が「秘密にする」と命じた情報は、国家公務員がその指示に反してバラしても何らの責任も問わないというのは、どうしたことか?
検察の法理論と裁判所の法理論によれば、
・原則公開すべき情報をジャーナリストに見せた→有罪
なのに、
・秘密にしろと大臣に命じられた情報をネット経由で野放図に公開→不起訴
ってか?(笑)
ホント、この国の法律家たちというのは、本物のクソだな。
検察及び裁判官の法理論というのは、完璧な恣意性と独自理論によって、好き勝手に行われている、と。
なるほど。
この件を蒸し返されたり、深追いされると、非常に困る方々が出てくるわけだ。
それは、情報操作ということと、ひょっとして某国の犬どもなどということが、判明してしまうかもしれないから、だろうね、きっと。
何らの隠しだても必要ない、というのであれば、裁判をやれよ。
きちんと証拠を開示して、法廷で決着をつけてもらえや。
容疑者の同級生も嘆願書だか署名活動だか、そういうのやってるんだろ?
だったら、法廷で減刑ないし無罪にするべく証人として証言してもらえや。
容疑者の行動が完璧に判るように、いつ何をやったのか、捜査の結果を出せるだろう?
youtubeのアクセスログとかの開示情報も、勿論証拠として公開できるよね?
都合のいい「マイ・コート」は、どこにいった?
オイオイ、日本の腐れ司法の象徴たる「法廷」はどこに消え去ったのだ?
ああ、腐敗しているから、公表されると困ることが山もりなので、闇に葬るしかないと。
へえ~
それでいて、小沢の秘書連中の公判も開けないまま、と。
小沢の招致ネタで炎上させるまでは、動けない、と。
それで、恥ずかしくないのか。
本当に、こういうアホなことを続けていて、何も感じないのか?
日本の法曹界は腐ってるな。
あと、関係ない話だが。
ちょっと奈良地裁とかの話(
司法側にとっての「秘密」(笑))を書かれたから(?)といって、傍聴席で描く法廷の絵ごときで大騒ぎする判事とか、どうかと思うね。