いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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B型肝炎の記事に補足ですが

2011年01月13日 12時44分48秒 | 社会全般
昨日の記事で書いた「10兆円払え」と言っていた人は誰なのか、ということについて、具体的に書いておこうと思います。


えー、うろ覚えなので正確ではありませんが、当時の『朝ズバ』で司会者の「みのもんた」が、言っておりました。番組の人は、実際にそのような発言があったかどうか、過去のVTRを調べると分かるだろうと思いますよ。
おおよその趣旨は、次のようなものでした。

「10兆円とかかかるというのなら、天下り団体に(隠して)ある何十兆円という金から出せるはずだ。公益法人だの何だのには金を多額に使うのだから、一律救済して何兆円かかっても払え。年金資金をグリーンピアだのに無駄に使ってるんだから、一律救済しろ。」

大体、このような主張がなされていた、ということです。
10兆円払えなんて誰も言ってない、というような主張がなされるかもしれませんので、参考までに「そういうことを言っていた人は存在した」ということです。これが極端な例示であり、多くがそのようなことを言っていたわけではないのかもしれませんが、C型肝炎の問題の時に、「一律救済」を主張していた方々というのは、基本的に数兆円規模になろうとも「一律救済すべきである」ということを主張ないし同意していたものとほぼ同じであろう、ということについて、自覚的であるべきではないかと思います。

例えば、こんな反応がございました。
はてなブックマーク - 「一律救済なら負担10兆円」? 政府惑わした厚労省の誇大説明 - MSN産経ニュース

彼らのご意見というものが、今現在であるとどうなのだろうか、と思ったりもします。
07年12月>新聞の役割は「悪意的な煽動記事」を書くことではない

この記事の中で取り上げていましたが、当時から、そういうことを真剣に考えている人たちがどれほどおられたか、疑問に思います。

こちらの記事中には、次のように書いています。

血液製剤で肝炎ウイルスに感染した本当の理由というものが
患者1:ピアスの穴開けで感染
患者2:針灸で感染
患者3:人工透析で感染
患者4:注射針で感染
患者5:輸血で感染
患者6:他人の鼻血で感染
患者7:性行為で感染
患者8:顔ソリの剃刀で感染
であったとしても、「血液製剤投与」さえ証明できれば「全員一律救済」ということで、国は救済義務を負う、ということです。


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現実的な解決策というものについて、どうしてもっと深く考えようとしないのか、一方的な意見だけを無理強いするのか、とは思いますな。
そのくせ、反省や検証などというものはないわけだ。他人には、やたらと「検証しろ、原因追及をしろ」などと強硬に主張するマスコミなのに、彼らが省みることなどあったのか?

またしても、当方の予言通り、ということになって、それはそれで良かったんじゃないですかね。無暗やたらと一律救済を主張していた方々にとっては、大満足でしょう。