いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

普通の人々の普通の改革が何故行えないのか

2011年02月07日 17時09分56秒 | 政治って?
エジプトの大衆の持つエネルギーを見ていて、本当にそう思う。


何も日本で革命なんか望んではいない。
恐らく多くの国民は、「やるべき部分をちゃんとやって」と願っているだけだろう。

民主党政権が誕生した時、これは革命だ、とか何とか言っていたように思うが、大勝に浮かれているからこそ、こういう結果を招くわけで。


自民党もバカだなと思うんだけど、民主党が非常識な強硬手段に出てきた時、福田総理も麻生総理も、なおのこと解散なんかできなくなっていったでしょう?

あれは、民主党が何でもかんでも否決否決、拒否に次ぐ拒否で、審議ができなくなってしまって、自民党は任期切れ間近まで選挙をやらなかったでしょう。結局は、そういうことになるんだろ。民主党だって、今の数が維持できるギリギリの期限までは引っ張ろうとするにだろう。野党が解散せよ、解散せよ、と迫れば迫るほどに、以前の福田、麻生政権時代の如く選挙なんてやらなくなるだけだろ。
バカだな、自民党も。



ああ、ちょっと追加ですが。

菅総理の「仮免発言」ですが、それも『想定の範囲内』(笑)だったわ。

09年11月>「事業仕分け・オブ・事業仕分け」

(以下に一部再掲)


「できる、できる」と散々言っておきながら、実際ハンドル(操舵輪?)を握らせると、「うまくできません、どっちに向かうかも決まってません」って、アホか。このままじゃ、漂流しっぱなしになるね。遭難、難破、だろ。というか、既にそうなっちゃってるわな。

よく「まだ馴れてないから、初めての経験だから」とか、ナメたことを言う連中がいるんだが、何、バカなこと言ってんの?とは思うね。最初は下手でも仕方ない、とか言うのは、明らかにおかしい。
だったら、手術とかでも、「まだ慣れてないのですみません、うまくできませんでした。でも、手術はオレにやらせて。やりたいから」とか言う医者がいたらどうすんの?あれか、「慣れてないから、まあいいよ」で済ますのか(笑)。

手術ができないんだったら、最初から「できる」なんて言うな、ってのは当然ではないのか?できることを、できると言うべきだろ。そういうのを無責任って言うんじゃないのか?
車の運転にしても、息子が「自信ある、運転できる、いっぺんでいいから運転代わって」と言うからといって、運転させたら全然できないんようなもんなんだぞ?
こういうのを、嘘つき、と呼ぶのだろ。自信過剰の、ホラ吹きってだけだろ。



その下を見ると、与謝野さんの起用は随分前から暗示されていたんだね…。



このような発想だから、削減なのでは(笑)

2011年02月04日 21時31分41秒 | 防衛問題
まあ、これが陸自ではなくて、別の農業でも道路事業でも新幹線でもいいのだが、似たり寄ったりという風にしか見えない。

わずか数時間で日本は中国に占領されるぞ 守りに強い陸自を削るとは、新防衛大綱の大失態 JBpress(日本ビジネスプレス)


笑う。
「わずか数時間で日本は中国に占領される」のだそうです。
幹部が幹部なら、それも実行可能ということでしょうかね。だったら何の為の陸自なんだよ。
腹が痛いわ。


旧陸軍がどのようにして、愚かな道を突き進んだのか、というのは、こういう言説を見ると想像ができるかもしれない。
しかも、提示している例というのが、極めて幼稚なものばかり。

例えばこんなの。

・小規模の部隊が潜入し、必要とする島に旗を立ててしまえばおしまい
→陣取りゲームでもやってるんですか?そんなに簡単なら、陸自以下の戦力しかないどこの国でも狙えるんじゃ?

・大東亜戦争時における島嶼作戦で、日本陸・海軍地上部隊は、艦砲、航空戦力まで含めれば数十倍から数百倍の米軍を相手に数週間、時に数カ月間にわたって防御戦闘を継続した。
→その殆どが玉砕、即ちほぼ全員死亡でしたが?それを日本全土でやるつもりですか?日本国民に全部死ね、と?


アフガンの例にしても、国家間のがっぷり四つに組んだ戦争ではあるまいに。
海空戦力なんて、アフガン戦争では関係ないだけ。陸上戦闘しかないから、だろが。それも、非正規戦力との。
陸自は非正規ではない。正規戦力。


要するに、論者は自分に都合よくな話の筋を組み立てているだけに過ぎず、正確な記述でも何でもない上に、不利な部分には目を向けないという典型的な「○○を守ろうとする論者」のタイプに過ぎない。これが、冒頭で述べたことの意味である。○○に入るのは、農業だろうと、道路(特定財源)だろうと、新幹線整備だろうと、同じようなものだということ。

こういう論者が簡単に蔓延れる、ということ自体が、陸自擁護論者たちのレベルを表しているだろう。
もっと大局を考えることができる人間というものが、いかに少ないか、そういう発想を持たない人間が担当しているからこそ、かつてのような失敗をしてしまったのだ、ということにも考えが及ばないのであろう。こういう人間が指導的立場にある時には、多くの部下を無駄死にさせ、玉砕させるような立案を平気で行い、ひいては日本国民に多大の犠牲を強いるという結果を招くであろう。力一杯戦えた彼らは、それで満足できるのかもしれないが。

そういうのに巻き込まれる側にとっては、超大迷惑、である。



愚鈍というのは、本当に死ななけりゃ治らないのかもしれない。
歴史から学ぶというのも、何をどのように見るのか、ということによって、意味が異なるのだ。

愚か者の目を通して見ると、事実は歪んでしまうのである。
例えば「香車のスズメ刺し」作戦が成功して勝利した将棋があったら、「スズメ刺し作戦を捨てるとは何ごとか」としか考えることができない、ということである。それは、その局面で適していただけであって、今自分の目の前の盤面で最善かどうか、有効なのかどうか、ということを「考えることができない」ということである。根本的に、「考えることができない」という事態が何を意味するのかが自覚されない、ということが真に困ることなのであり、一番厄介で改善困難な問題なのである。そういう幹部が雁首を揃えている場合、大変な事態を招くことになるわけである。


はっきり言って、鎌倉武士たちの方が賢いように思う。
命懸けだったからなのかもしれないけど。

愚かな幹部だと、まあ負けるわな、多分。



映画『告白』はかなり強烈

2011年02月03日 21時56分48秒 | 俺のそれ
これは確かに、衝撃の問題作。
原作を読んだことはなく、話の筋も殆ど知らず、事前の映画宣伝程度のことしか知らなかった。そういうこともあってか、話の展開が気になって仕方がなく、ぐいぐいと引き込まれていく映画だった。

無邪気な悪意。
そういうのが映像を通じてよく伝わってきた。生徒たちの持つ「子供」の部分と、大人びた陰湿な部分といった、14歳という過渡期の年代に併存する「何か」というものを、思い出させるものだった。時に、殺人者として、大人顔負けの存在になれる。幼児性の仮面の下に隠れた、純粋な悪、それが中1、中2の特権なのだろうか。
最近のイジメとか、実際どうなのかは知らないのだけれど(ニュースやネットなんかで語られるのを目にするという程度)、本当にメールなんかがあるのだろう。イジメは自分が同じ年代の時にも幾度となく目にしてきたものだったので、心の奥底にある澱のようなものが、ふわふわと浮上してきた。苦い、というか、己の心の弱さや自分も加担している側にいたのだという、ささくれのようなものが、よみがえってきた。

殺人者はイジメられて当然なのか?
犯罪者はイジメられたってしょうがないのだろうか?
よく聞くセリフが頭をよぎる。
殺された人間の人権は踏み躙られたんじゃないのか?
殺人者の人権を守れ、じゃあ、殺された者はどうなるのか?

イジメは悪い、だが、法で裁けない殺人者に制裁を加えることは悪か?
子供という世界での、まさしく「社会的制裁」というものではないのか?
子供特有の社会における罰、それこそがあのイジメだったのではないのか?
たとえ制裁側が楽しんでいようとも。

この態度は、事件が起こった時のマスコミや社会の反応と相似形をなしているのではないのか?いたぶる側に、絶対正義のマスコミがいるのではないのか。それと一体何が違うというのか?
謝罪を求める(強要する)マスコミ人たちは、吊るし上げることを楽しんでいやしないか?悪を追及してゆく側にある正義の論理とは、あのクラスで行われたイジメというものと、まるで瓜二つなのではないのか?


『告白』ということの意図というか、ああ、そうなんだね、と思えたのもあった。

当人しか知らない出来事、というのが、確実に存在する、ということだ。
事後的に判明した情報をかき集めて、傍から見た時の解釈や解説なんかをもっともらしく言ったりするけれど、真実なんて案外と当人にしか分からないことがたくさんあるのではないのか?
何でもお見通しみたいな、コメンテーターが発する解説なんかは何の意味があるのか?
真実を探るには、かなり深く潜っていかねば判らない、ということなのだ。当事者による本当の告白がなければ、真実は見えない。

母親を殺したとされる少年だって、殺そうと思ってやったというよりも、一種のはずみか発作のようなもので、母親に刺された刃物を闇雲に(発作的に)振り回したら、母親が自らその刃物の弾幕に飛び込んできて死んでしまった、ということだ。その少年は、プールに投げ入れた時、生きていることを知っていた、というのだってそうなのだ。


別な面としては、告白こそが武器になる、ということがあるんだ、ということ。先生の復讐劇は、まさしくそうだ。告白は、時に人を不幸のどん底に陥れる為の効果的な攻撃方法なのである。

あれは、極めて女性的なものではないかと思う。男性には、あのような遠回しなやり方というのが、かなり苦手か、発想としてそもそも思いつかないか、まどろっこしくて待ってられないか、ではないだろうか。男性なら、もっと直接的に当人にアタックするものを選びがちではないだろうか。けれども、女性というのは職場のイジメやライバル女性を蹴落とす為の算段なんかがうまい、というイメージなのだ。そういう手の込んだ罠とか自らは手を下すことなく、「仕向ける」ということをできるのだ。仕向ける、まさにこれだ。周囲の人間をそうさせる、というのもあるだろうし、標的をそのように追い込む(仕向ける)というのもあるだろう。それらを複合的に組み合わせて最終的に陥れる、というのを実現するわけである。自分の手はこれっぽっちも汚れてない、と。
典型的な昼ドラの手口の数々は、形を変えれば、みなそういうものになる、というようなことだな。

女とは恐ろしい。

ちょっと逸れたが、誰かを不幸の深淵に突き落とすには、告白というのは使える手段なんだ、ということである。簡単な例だと、「聞きたくなかった事実」というのを告げられて、そういう目に遭わされた人たちは少なくないのでは?彼氏には実は浮気相手がいた、とかだってそうだ。告白する側が、選べるんだ。簡単には封じることのできない、恐るべき手段なのである。


心がささくれだった映画だった。
嘔吐直前の、口の中で感じる嫌な味わい、そういう映画。
様々なものが心に去来する、簡単には言い表せない映画だ。


(参考までに、やや物足りないと感じたのは、爆弾少年があそこまで極悪な人間になりきれるのかどうか、という部分かな。少女を直接殺せるには、狂気が足りないような。爆弾犯と、付き合ってる彼女を直接打撃&絞殺し解体できるレベルに到達する、というのは、極悪度が違うように思えるので。マザコンと極端な自尊心の塊というくらいでは、弱いんじゃなかろうかと。何かに狂信的という程度だと、爆弾や銃器等の殺害道具を駆使して殺す人間はいるかもしれないが、手で殺してバラバラ死体にするという所までいけるかな?原作読んでないから、知らないんだけど。)




「小沢討ち」に沸き立つマスコミ(笑)

2011年02月01日 21時19分02秒 | 政治って?
小沢の強制起訴は、検察審査会の議決が出た時点で決まっていたんだろうから、別に騒ぐ程のことでもなかろうに。
あくまで既定路線ということだけだ。


それよりも、捏造検察が大久保秘書や石川議員の公判をさっさとやらないことの方が異常なんじゃないのか?
いいか、大久保逮捕から、一体何年経ってるんだ、って話なんじゃないのか?
後始末のケツもふけない状況に陥ってます、ってことなんじゃないの?


東京第五検察審査会の審査委員たちが任期切れとなるのを待っていたかのようだな。
今度からは、きちんと手続に則って正しくやります、ってか?(爆)


捏造事件で隠そうとする検察審査会の闇

東京第五検察審査会を狙え~まとめ



ああ、読売テレビが任意同行前の取材をしていたはずなのに、そのインタビューが出されないのは不思議だよね?
「sengoku38」の起訴猶予が決まった後で、TBSのインタビューが放映されたらしいが、あんなんで一体何が判ると?
いつデータを持ち出したか、日付なんかを答えていない。客観的に確認できる情報というのは、一切出されていない。CNNに郵送したという日も、いつか判るなら答えてみな。誰も知らんだろう?

処分が決まった後でさえ、読売テレビがインタビューを取っていたのを流せないはずがないんだよ、普通は。だって、一大スクープだったんんだから。なのに、何故か、TBS系列でインタビュー。笑うな。

説明不足は、小沢か?検察審査会か?


こういうのと同じで、東京第五検察審査会の事務局に電話した、民主党の辻恵議員の件はどうなんだ?

東京第五検察審査会を狙え~3


5月26日に辻議員が電話した。そうすると、翌日の27日には読売新聞記者(これも匿名の名無しだろ?)が辻議員に取材を申し込んだんだそうだ。「あなたは、検察審査会事務局長の呼び出しをしましたね?それはどういった意図、目的なんですか?」みたいに迫った、ということなんだろう?「議員の圧力と取られかねないんじゃないですか、そのことについて取材させて下さい、報道してもいいですね」みたいに、辻議員に迫った、ってことなんだろう?それが、件の記事となったわけでしょう?

議員が電話したなんて、検察審査会の事務局の人間しか知らんだろう?
読売新聞の記者が、電話の翌日にどうやって知ることができたんだ?電話盗聴でもしていたのか?
そういうわけでもあるまい?
だったら、東京第五検察審査会の事務局の人間が、読売記者に教えたんだろう?
で、記者から、辻議員側に”マスコミ取材”という圧力をかけた、ということなんじゃないの?
どうして、検察審査会事務局関係者とやらは、読売だけにその情報を伝えたのかな?
タダならぬ関係、ということですか?
特定マスコミが司法関係に食い込んでいるという、特別な何かがあるのですか?
法務・検察関係に、特定のマスコミとの何かがあるとでもいいますか?

ないなら、説明できるわな。


第五検察審査会の事務局長を出せ、って言ったのに、それが不可能という理由は何だ?
今なら、出せるだろう?
小沢の起訴は実行されたわけだし。
立会いの検事も裁判官も出せるだろう?
宣誓の裁判官も勿論出せるだろ?
そいつらを並べて、証言をさせろ、って言ってんだよ。

不可能なわけない。だって、検察審査会の審査委員でも何でもないんだから。

それができない、これを隠し通さねばならない、というのは、どうしてですか?
特別な理由があると?


小沢を討たねば、そりゃあ大変なことになるわな。
そういう陰謀みたいなのが、いつまで経っても残ってしまうからな。