病に伏せている知人を訪ねると色々のヘルパーさんにお会いします。どのヘルパーさんにも頭の下がる想いがしますが、ふと気づいた事があります。同じ体の世話をするヘルパーさんにも、体と同時にその病人の魂を考えている人と、体だけを世話している人が歴然と分かったのです。心と身体は老いたり、病んだりしますが、魂は永遠に病むこともなく、老いることもない、と信じているヘルパーさんの会話をしっかりと傾聴した事がありました。それは或カトリツク系の病院でのシスターの看護でした。そのシスターは、確かに病んだ身体を世話しているのですが、会話の相手はその病人の病んでいない健康な魂に話しかけていたのです。話かけられた病人は自分が病気ではないような爽やかな雰囲気で答えていました。魂同志の会話を見た場面でした:<読書論:136-4>:
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