生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

愛の分岐点

2007年05月27日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
生涯をかけて心理療法をしてきた賜は、色々の人間の愛の世界を垣間見た事でしょう。美しいもの、醜いもの、色々ですが、いつも自分と比較していくので、疲れます。疲れてばかりいられないので、人間の裏と表、光と陰を愛するよう命がけで努力します。清濁併せのみながら愛を思索します。大きな原則に気づきました。<愛には分岐点がある>ことです。愛する人の嫌な面に遭遇した時、その人をあるがままに愛する修行が生まれてきます。批判をすると人は必ず去っていきます。あるがままを、すつぽりと、そのまま愛する修行です。愛する方の側での忍耐の限界を超えるその瞬間から、何故か愛される方の側の人が<或分岐点>から100パーセントに近い精神状態で愛に酬い出す精神力動が誕生します。この武道の秘伝のような瞬間から生涯<愛と許しの生活>が理想的に開始されます。神仏に対しても、恋人にたいしても同じ作用が始まります・人間の、自分にとっての愛の分岐点の効用を生涯思索する事は深い意味があります。:<忍耐か、喜びか:140-5>:

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