終戦の時の話で恐縮ですが、私は随分と疎開先で小中学時代、虐められたようです。高校時代に柔道を習い少々自信がついた頃、その憎たらしい相手に復讐を開始しました。教員室で問題になりますが、当時の校長先生があれは復讐で<日本男児>になろうとしているのだから<不良少年>ではない<退学>させてはいけない、と私を助けてくれました。しかし喧嘩の日々で人生が虚しくなり、私は町にあったカトリツクの教会をたづね、ドイツの神父さんから色々と勉強を開始しました。しかしその中でも一番嫌な価値観が<人を大切にしなさい>でした。喧嘩を生き甲斐とする少年に<愛を説く神父>が馬鹿だと思いましたが、一年後、洗礼を受けました。40年も過ぎた今、このカトリツクの信仰が私を助けてくれています。:<異なる価値観:137-4>:
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