土俵上の勝負で外国人の相撲力士が既に負けている日本人を追い打ちをかけるように押し出す力士を見ると、私は哀しくなります。日本人の力士は、あそこまでしないなあ、と思います。勝負の潔さ、武士道、変な外人だ、と思います。これ以上批判するのも、また少々問題だ、と自分を戒めます。土俵上でのこの汚い行為をした外人力士の気持ちを冷静に傾聴したら、また私は哀しくなるか、成る程なあ、と思うか?日本での収入が故郷の貧しい一族を養う話などを聞くと、このお行儀悪さを批判しなくなるのかなあ、とも思います。とことん異文化の人の心を聞いた経験がありますが、だんだんと日本人のアイデンテイテイーを混乱させられ、慌てて元の自分を取り戻すのに時間がかかりました。傾聴もここまで、というラインを持たない傾聴の恐怖を体験しました。:<外国人:138-4>:
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