生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

幸福病とは何だろう?

2011年12月12日 | 第11章:これからの勉強の方向は?
入院してきた患者さんの中には「自分は幸福なんです」と言い切る人もいます。意識と実態が識別出来ないのですがこの乖離は案外難しい事例です。意識と言葉が違う場合もあれば表層意識と深層意識が違う場合もありますので心理療法は非常に難しくなりそうです。時間をかけて何故、そうなるのか他者分析をしていかねばなりません。ですから平素、自分に正直に生きていかないとこんな状況になつてしまう人もいるわけです。俗称「幸福病」の話です。この意味での幸福病は非常に恐ろしい精神病に近いものなので意識化しておく必要があります。不幸な自分を認識すると退院していくのです。不幸な自分を平然と認めましょう。不幸の反対が幸福なので不幸な自分を認める事は健全な人間へのスタートです。:<心の病のタイプ:432-4>:

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