心理療法で一番大事な感情が「不安感」なのですが、この不安感の解消も慣れてくると案外楽に解消出来ます。先ず、不安感とは何か、ということですが、生育史上生まれてきた「こうありたい、こうあらねばならない」という理想上の願いと「現実」のギャップが不安感の実体です。ですからこの理想像を勇気をもって冷静に分析する必要があります。案外、現実離れした理想を描いていて、その実現化を狙っているとすると不可能です。この理想像を冷静に把握する作業が案外難しいようです。次に現実の解釈がまた難しい。あるがままの現実をそのまま受容出来る人はそう沢山居ません。理想と現実のギャップを狭める手法は人により違います。不安感の簡単な処理は理想を諦めるか、現実をそのまま受理するか、その中間の収めどころを、どこにするかは本人が決めないと解決しません。しかし早急に対処すべきところです。:<治療目標の立て方:436-3>:
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