不安神経症、精神病、人格障害等の心の病気は遺伝、環境、老化、自律神経、免疫、分泌の関係で、どう発症してくるかはその道のお医者さんにお任せするとして、臨床系の私はどう考えるかといいますと、その人の生育史を中心に対処していきます。頭で考える、身体で感じている、その距離で人により身体症状が決まります。放射能汚染問題でも、同じ地域に住んでいる或人はノイローゼになり、或人はなりません。人は日常会話で使用する言葉、概念で悩みます。決して心理学の専門用語で悩む人はあまりいません。自分のつぶやきの言葉で喜怒哀楽の人生を送っています。自問自答する場合でも育った言葉で自問自答しています。鹿児島弁で、越後弁で、英語で、フランス語で悩むわけです。頭でっかち、感情的な人、さてそれぞれ好きなように生きているわけですが、ここで貴重な情報、シグナルに注目しましょう。それは自分の身体症状です。眠れない、食欲がない、色気喪失、この基準を大事にしていくと、頭と身体の距離が見えてきます。その人が自分自身でその距離を縮小する以外、道はありません。生育史で育てられた理想、そして生育史で習慣的になっている現実の受け止め方、解釈の傾向を冷静に認知してその距離を縮小すると身体症状は解消していきます。:<頭と身体:449-2>:
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