生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

心理療法とイメージ、特に直線と螺旋のイメージについて

2013年10月13日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
人の生き甲斐相談や悩みの対応の際に感じる人間のイメージの力について思索していきます。どんな理論家でも日々の生活は案外、理論的ではないのです。例えば、特に家族内や親友との会話は極めて感情的になる事が多いのは当然でしょう。子供の頃から怒りっぽいタイプ、何でも笑い転がるタイプ、何でも暗く解釈する人、その三つ子の魂は百までも、と言われるように、そう簡単に性格は変わりません。何かを選択する場合でも、対処する場合でも、数秒の間にしなければならないので、人は殆ど、大脳の中のイメージで動くものです。道路で車がいきなり飛び出せば、とっさの感覚、イメージで危険をさけるようなものです。このイメージの力について考えていきますが、イメージそのものが直線のようなイメージ(雲間の太陽光)もあれば、大自然の森の中を散策している時の木洩れ日のように、くねくねしたような光もあります。自分の人生での理想に向かって直進したような成果ですと満足する人の場合、螺旋状の成功は、どうも気に入らず、成功したのに、ぶつぶつ言う人も居ます。心理療法で面白い現象があります。それは人生の成功を直線として把握したがる人、螺旋状に把握したがる人、その直線のイメージと螺旋のイメージの違いを理解していないので、成功しているのに挫折した、と勘違いする人もいるのです。この螺旋状という人間のイメージについて考えてみましょう。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:67>


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(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。

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