生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

心地よい友達:「私は誰?」シリーズ

2013年10月30日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
Aさんと時間を共にしていて、遠慮しなくても居心地がいいのに、Bさんとは気を使い疲れ果てる、この違いは色々ありますが、あまり深刻に考えないほうが良いのです。自分の許容性が無いとか、まだ人間が出来ていないとか、とかく人は反省しがちですが、それよりも日々のその場、その場での「役割意識」を観察すると面白い現象が見えてきます。親友は無言の内に自分のその場での役割をさりげなく行ったり、配慮してくれています。それは当然のことで、長い付き合いもありますし、その人と何回も喧嘩をして、互いの性格を知っていますので、こうすれば機嫌が良い、こうすれば機嫌を損なうというコツを知っていますので当然ですが、未だ、あまり良く知らない相手ならば、未だ、どうしていいか不明なのです。この人と仲良くなりたい、とインスピレーションを感じたら、その場、その場での自分の役割を、疲れない範囲と楽しみの範囲で、色々と挑戦してみるのも人生の楽しみです。今の親友達、親しい学友、仕事仲間、勉強仲間は、こうして確保出来た貴重な人間関係です。大きくは自分の長い人生での役割(自分は何の為に生きているのか、という役割意識)、身近では人間関係での小さな役割を意識すると、そこに案外、暖かく、何とも幸せな気分を漂わせ、この友達とは生涯、付き合いたいと思いますし、その友達の存在が私を元気にしてくれています。居心地のよい友達は人生のオアシスです。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:83>


自分の生き甲斐を探究されている方々へ:
(1)テキスト「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾンでもサンパウロ書店でも全国の書店で販売されています。

(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。

(3)この記事は2005年12月10日から2012年4月6日までの約6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。貴重な資料ですので是非大事に読んで下さると有難いです。

いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする