人類永遠の課題を、ここのブログで語るのは不可能に近いのですが、心理療法の現場ではいつも、この難問を正面から叩きつけられます。私はどう対処しているのでしょうか?数十年を振り返ると、あまりの下手さに、じわじわと汗が流れ出します。幼稚園児から高齢者まで、この難問を自問自答しています。例えば幼稚園児は「母さんから嫌い、といつも言われている。家に帰るのが嫌!」この嘆きも私は誰?という変形です。この私は誰?というテーマをシャガールの絵画を考えながら思索していきます。心理療法の学問を考えたフロイト、ユング、その他の偉大な先輩は、いつもこの人類の総数が自問自答している言葉の群れを、いくつかの概念に集約して、解決しようと努力しているわけです。言葉の群れ、を学問としての概念、例えば上記の幼稚園児の場合の自問自答を専門的な概念に集約すれば、ストレス曲線の不安感に該当しますし、そのストレスの背景には、言葉はきつくても、お母さんは自分を育てようとしているんだ、と解釈出来る場合もあるわけで、幼稚園児に理解出来る概念に、今度はセラピストが置き換えて会話をすすめる必用が出てきます。農家の人々、漁業の人々、政治家、学校の先生、主婦、アフリカの言語、英語圏の文化、日本文化、どんな文化、人種、言語でも、この心理療法の基本概念に置き換える力さえあれば、人間の悩み、不安感を皮切りに良い仕事が出来ます。私は誰、この基本概念を、どう今後、取り扱うか、暫く思索していきます。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:76>
自分の生き甲斐を探究されている方々へ:
(1)テキスト「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾンでもサンパウロ書店でも全国の書店で販売されています。
(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。
(3)この記事は2005年12月10日から2012年4月6日までの約6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。貴重な資料ですので是非大事に読んで下さると有難いです。
いつもクリックして下さり有難うございます。
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