生育史上の理由で本音を言わないで育った人が案外多いのですが、これが良いとか悪いとかの視点ではなく、それぞれの人生なのです。問題は本人が何故、自分は人間関係で非常につかれるのだろう、原因は何だろう、と哲学開始の時に、この「生き甲斐の心理学」が必要になるだけの話です。今日のテーマは「本音を言わない人」ですが、案外、自分の本音がわからない人、と言い換えた方が良いかもしれません。何回も言いますが、この傾向のある自分が悪い、という問題ではないのです。私はそういう傾向があるらしい、と解釈していくと「私は誰?」という自問自答の中で、私はそういう傾向のある人間だ、と解釈する事で、自我意識が形成されてきて、私は私でいいのだ、という自己信頼感も生まれ、個性の美に気付き、一人我が道を行く、と堂々と明るく元気になりだすのです。自己不信感、自信喪失感がある内は、堂々と私は私、として生き抜く事は出来ません。好き嫌いという感情を口に出したり、口に出さない、という問題は、その人が存在している生活環境の問題です。宗教家、教育者、政治家、企業勤務、主婦、マンションの管理組合、アナウンサー等で違います。心の奥深い領域では、これから、好き嫌いの感情を明確に意識化していないと「本音」が「建前」なのか、本音なのか、混濁したり、理想と現実が混濁したり、自分の問題なのか他者の問題なのか(例:親子、夫婦、親友に多い)、混乱と混濁が始まり、自己覚知があやふやとなり、本音が分からない人間になつていきます。本音が言えないのではなく、本音が分からない人間にだけはなりたくありません。幸せに生き抜く為には、正直に、本音を意識化し、言うべきとはキチンといわないと自分も周囲も本当の幸せはつかめません。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:78>
自分の生き甲斐を探究されている方々へ:
(1)テキスト「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾンでもサンパウロ書店でも全国の書店で販売されています。
(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。
(3)この記事は2005年12月10日から2012年4月6日までの約6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。貴重な資料ですので是非大事に読んで下さると有難いです。
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