不安感を自分にもたらす要素は沢山あると思います。経済問題、人間関係等もそうでしょうし、将来、どうなっていくのだろう、という不安感もあります。不安感も、怒りの感情も、身体症状、鬱、錯乱も、どの場合も何かを信じると、いとも簡単に解決する事があります。不安を解消するものはお金だと信じている人は、人から侮蔑されようとも、せっせと貯金をしていきます。お金があれば大丈夫だと信じているからです。身体を壊してお金が貯められない健康状態ともなれば錯乱していきます。どんな厳しい環境でも、お金があろうが無かろうが、病気になっても、それでも不安感を解消してれるものを古代の人々は「魂」として語っています。魂の内容は文化、時代、国により違いますが、自分にも魂があると信じて、その永遠の魂に全てを託していくのです。不安感の状態が魂の存在を信じる事で平安感に変る体験をすると、人々は安心します。そうして民族により自分の不安な心を平安に変えてくれた魂について、あれこれ語り出すわけです。怒りが優しい友好的な感情へ、身体症状が何となく爽やかな気分に、憂鬱な感情が幸福感へ、錯乱が統御感へと置き換えてくれます。自分の身体の中にある愛である魂を信じると、見えてくるものがあり、その見えてくるものが幸福曲線であれば、その信仰の力が、その人を平安にしてくれていきます。こうしてギリシャ神話が生まれ、新旧聖書がうまれ、世界各地に民話や宗教、伝説がうまれてきました。出来れば、真善美の範疇にはいる優れた思想を信じて、不安感を平安感に変化させつつ明るく元気に生きていきたいものです。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:63>
自分の生き甲斐を探究されている方々へ:
(1)テキスト「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾンでもサンパウロ書店でも全国の書店で販売されています。
(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。
(3)この記事は6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。
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