廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

ニューフェイス

2007-10-05 23:32:49 | Weblog
 今日の19時頃、ちょっとした用事で郵便局に立ち寄った。 郵便局は入り口付近に作られた夜間受け取り口で応対していて行列が出来ている。 前も応対する職員の人数こそ同じ一人だったが、ロビーに入れたのでゆったりとしていたが民営化とやらをした後はコスト削減とやらで前より不便になったところも多いな。 宅配便事業は競争でサービスが良くなるところもあるかも知れないが、郵便事業は今のところ独占状態だからコスト削減の為に利用者に不便を強いるのだろうか。

 待たされるのも嫌なので郵便局を出た。 目新しいオレンジ色の看板が目に入る。 ”JAPAN POST”でJPか。 じゃあ郵便局のホームページアドレスは”JP.jp”か? そんな訳は無いと思うが。
(実際にはhttp://www.post.japanpost.jp/index.html

                   

 カープは昨日ナゴヤドームでドラゴンズとの最終戦。 落合監督は優勝を逃した時の息子さんとの約束とやらで丸刈りになって現れたらしいが... ドラゴンズにとって昨日は消化試合であり、プレーオフに備えての準備や調整に充てる日のはずで、一方のカープは来季の為に”負けられない戦い”をやっているから士気の差で勝てると思っていたのに終わってみれば延長12回まで行って3-2でサヨナラ負けだった。 プレーオフに向けて力を抜いて掛かるべき試合なのだからそこまで必死になる事はないではないかと言いたいが、この展開で勝ちきれなかった事自体がカープの来季への課題なのだろう。 残り2試合、明日は佐々岡投手の、明後日は神宮へ移動して古田監督の引退試合となる。 若い選手には”特等席”で彼らの姿をよく見ておいて欲しいものですが。

                   

 大リーグは全日程を終えてポストシーズンに入った。 ナ・リーグの地区シリーズで松井(稼)選手の所属するコロラド・ロッキーズが井口選手の所属するフィラデルフィア・フィリーズと対戦、コロラドが2連勝してプレーオフ進出に王手を掛け、松井選手も勝利に貢献する活躍を見せているらしい。 松井選手も大リーグのニューヨーク・メッツ移籍直後は総天然芝球場でのプレーに慣れず守備で苦しみ、厳しいニューヨークのファンやメディアにも晒されて苦労したらしいが、大リーグにも慣れ、期待されて移った新天地でようやく本領を発揮しているみたいだ。 井口選手には悪いけどこのまま勝ち進んで欲しいですけどね。

 松井選手で思い出したのは彼がFA移籍した直後、ライオンズに中島選手と言う新星が現れ、松井選手が守っていた遊撃手のポジションを受け継いで活躍、すぐにファンの心を掴んで新しいスターになった事です。 このタイミングの良さはもちろん偶然では無いでしょう。 大リーグ志向があると言われていた松井選手の将来のFA移籍を想定し、そこから逆算して早めに後継者の準備をしていたのだと想像出来ます。 松井選手の移籍はファンにとって辛かったと思いますが、彼の後継者として現れた中島選手はスピードが売り物の松井選手と全くタイプが違い、豪快な打撃が特徴的な大型内野手であり、その新鮮な感覚にワクワク感があってファンも松井選手が去った心の痛手を早く癒せたと思っています。

                    

 ここで思い出したのがスワローズで、岩村選手(現タンパベイ・デビルレイズ)はもう何年も前から大リーグに行きたいと訴えていた事から考えて、本当なら球団が球団側が今回の入札移籍を許す年から逆算して後継者を育てておかないといけなかったはずで、確かに身分が宙に浮いていた中村選手(紀・現ドラゴンズ)の獲得を球団が認めてくれなかったのは古田監督にとっては気の毒なのですが、一方で古田監督は”日本流”に新人獲得など編成面でもそれなりの権限はあり、本来なら岩村選手の後継者の準備を早くからやっておく責任もあった立場だと思うと...

 今年、ファイターズが去年の主力選手が3人も抜ける中で連覇を達成しました。 今年を振り返って見ても主力選手を一度に3人も失った影響を感じさせない強さでした。 昨日も書きましたがパ・リーグの球団はFAによる戦力流出に耐えられる”若いチーム”作りに取り組んで成果が出ています。 一方で若い選手が育っていないセ・リーグの状況が... 横浜は最近若い選手が伸びている印象がありますけどね。 スワローズやカープも二軍に投資するなどチーム作りのやり方を見直す時ではないかと思っています。


 ...以上です。