廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

路地裏の少女

2007-10-22 23:38:38 | Weblog
 今日は広島の街まで映画を見に行った。 興味のある映画として『ヘアスプレー』があったが、嫌な予感が当たって広島ではメンズデーの無い激情に掛かってしまったので今回は見送り、ビデオ化されたらレンタルして家で見るとします。 それなので私はもう一つ興味のあった映画『エディット・ピアフ 愛の賛歌』を見る事にした。 こちらは月曜1000円で見られる劇場なのだ。 もう上映から一ヶ月くらい経っており、上映期間は今月限りで上映回数も一日一回に減ってしまっている。 もう話題の映画でも無いのでガラガラだろうと思い、15分前到着でどの辺の席に座ったら首が痛くならないか等と考えて映画館に入った...

 劇場に入ると場内は満員だった。 慌てて席を探し、何とか中央通路付近に1席開いているのを見付けてそこに座った。 席を確保したところで飲み物でも買いに行く。 フランス映画なのでカフェオレにするか。 平日なのに満員だったのは計算外だったがまあ何とか座れたし、後は映画を楽しむだけだな。 私はこの映画が始まる前の待っている時間が好きで、いつも早めに入場する事にしているのだ。 そして長い予告編の後、映画がいよいよ始まった...

                      

 映画の感想ですが、正直ちょっと期待し過ぎてしまったかなと言うところです。 序盤、主人公のエディットが大道芸人の父と各地を旅しながら苦労するところまでは面白かった。 そして成人し、道端で歌って小銭をもらう生活の中からスカウトされて少しずつ成功への坂道を上がって行くところまではこちらも気分が高揚したのだが、そこから先は晩年と少女時代、舞台もフランスからアメリカとコロコロと変わるものだから落ち着かなくって仕方が無い。 もっと場面場面をじっくり見せる演出も必要だと思うし、女優さんが演じているのだから限界もあるのは分かりますけど期待していた歌が少なかったのも残念。 特にCMにも使われていた名曲『愛の賛歌』が中盤にちょっと出て来ただけでほとんど聴けなかったのは本当に気分が盛り上がらなかった。

 不世出の歌姫(”ディーヴァ”と言った方が良いのかな)エディット・ピアフの波乱の生涯はそれだけでも十分にドラマティックなのだからあまり凝っていじくり回し、かえって分かりにくくなってしまったのではと思いました。 料理に例えるのなら最高の食材を得たのなら下手に技巧に凝らず、素材の味を生かす事に徹した方が良い様に。 他の客(年配の人が多かった)もやたらと場面が切り替わって分かりにくかったと正直な感想を語り合っていた。

                     

 それと物語を見ていて思ったのはヨーロッパには大道芸の”文化”が息づいていると言う事で、主人公のエディットも父親の手伝いで何か芸をさせられて仕方無く歌ったのが始まりで、成人後も道で歌って生活していたのを見出されて世に出るのですが、日本ではなかなかそう言うのが... 私の地元の駅では以前、高校生らしい子たちがいつもギターを弾きながら道行く人に向かって歌っていましたが通行の邪魔になると追い出されてしまい、今はカラーコーンを置いて規制されていますし。 道端で歌っている無数の芸人さんと言う”裾野”があってこそ世界的スターと言う”頂点”が生まれると思うのですけれど...

 それとこの映画は道端の少女が世界的な歌姫に成長するお話なのですが、道端でボロいボールを蹴っていた少年の中から世界のスーパースターが生まれるのが海外のサッカーではないかとも思います。 もちろん全員がそうでは無く、裕福な家の子も選手にはなりますけどね。 自分に神様が与えてくれた才能を磨き上げ、貧しい生活から抜け出してやるんだと言う気持ちを今の日本人が持つのは難しいとは思いますけど...

                     

シャアザク頭部で充電、赤い“ガンダム”携帯登場(読売新聞) - goo ニュース

 これは面白い、写真を見て思わず欲しいと思ってしまったけどソフトバンクじゃな... 我が家は家族割でAUに加入しているのでこの携帯電話の為だけにソフトバンクに加入するのはちょっと... 普通の赤い携帯電話にシールでも貼って代用するのが良さそうです。

                      

goo注目ワード ピックアップ・・・メガ牛丼(goo注目ワード) - goo ニュース

 これは面白そうなので今日、街の方に出るとすき家に行ってみました。 現在、新発売記念の値下げで一杯650円になっていました。 丼が他のメニューのそれより明らかに大きく、上の牛肉もボリュームがあって下のご飯に辿り着くのが大変な程でした。 店に居た他の客でメガ牛丼を食べている人がおらず、私一人でちょっと恥ずかしかったですけど。 味は普通にちゃんとしていて美味しかった。 食べ終わると他の丼同様、器の底に”すき家 YOKOHAMA”を書かれている。 今年は市民球場に見に行った横浜との試合に全部負けてしまったけど来年はしっかり勝ちたいものです。

                     

 街からの帰り、近所のファミ○ーマートに寄って土曜日の千葉戦のチケットを買いました。 私の参戦が正式に決まった事により広島の勝利の可能性が高まった...と思います。 理由は前に書いた通りです。 サンフィレッチェの選手達も自分の才能を信じ、点を取って未来を切り開きましょう。


 ...以上です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする