今日は広島城とその周辺で行われていた『広島フードフェスティバル』に行って来たのですが、その事についてはまた明日書く予定です。 地元の人間に観光客も加わって相当な人出でした。 思っていたより大規模なイベントだったみたい。
中日が快勝してタイに プロ野球日本シリーズ(共同通信) - goo ニュース
日本シリーズもやっと始まりました。 昨日は川上投手との”エース対決”をダルビッシュ投手が制してファイターズが勝ったのですが、今日はドラゴンズが快勝で五分に持ち込んだ。 考えてみれば去年の日本シリーズと逆の展開になった格好になります。 明後日から今度はドラゴンズの本拠地・ナゴヤドームに舞台を移しますが、本当に去年の全く逆になってこのままドラゴンズが連勝して名古屋で優勝を決めるか、それとも最終戦までもつれ込む激戦のシリーズになるのか注目ですけどね。
昨日、広島ビッグアーチでサンフィレッチェの応援をした後、まだ時間が早かったので地元の町に戻り、図書館で新聞を読んだ。 眠たくてまともには読めないので全紙パッパッっと簡単に要点だけ読んで終了、帰る前についでだから某雑誌も読んでみた。 するとスポーツについて有識者がそれぞれ簡単に物申すと言う特集記事があったので興味を持って読んでみた。 日本の野球が最近レベルを上げている韓国の野球に追い抜かれるかも知れないと言う記事はなかなか面白かったが、サッカーに関する提言はちょっと酷いものだったので反論しないではいられないので今ここで書きます...
その記事の内容を要点だけ言いますと、日本サッカー協会は日本代表の活躍と人気によってサッカー界全体を下支えしようとしている、全国から優秀な子供を集めて英才教育を始めたりしているのがその証拠だ。 しかしそれはおかしい、日本代表よりJリーグの発展によって日本サッカーを支えるべきだ。 しかしその為にはJリーグのクラブ数を減らして再編するなど思い切った改革が必要だ。 巨大な選手層がまだ形成されていないのにチームばかり多過ぎて有力な選手が分散してしまっているのは良くない...みたいな事を書かれていたのですが、ファンやサポーターもいるJクラブを簡単に潰したり減らしたり出来る訳が無いではないか...
どんな組織でも一度出来てしまえばそこで生活する人間も居る訳ですし、潰そうとすれば防衛本能が働くものです。 役人が天下りしている役所のファミリー企業だとか特殊法人は非効率で税金の無駄使いなどと叩かれても何だかんだと言って何とか生き延びようとしています。 ましてJリーグクラブにはファンもサポーターも支援している地域の人も居るのです、第三者の都合で一方的に潰したり減らしたり出来ない事は横浜FCや川崎の存在を見れば分かるはず。 この下らない記事を書いたスポーツライターとやらは私より長い人生を何を勉強して来たのやら...
昨夜、溜まっていた古いビデオ録画を見ていた。 その中の『カンブリア宮殿』(テレビ東京系・BSジャパン)のローソン・新浪社長の回が非常に面白くて感銘を受けた。 新浪さんは6年前、ローソンを再建する為に商社から送り込まれて43歳の若さで社長になりました。 新浪さんは社長になるまではローソンはほとんど利用した事が無くて店の事もあまり知らず、とにかく不採算に陥っている店舗はどんどん整理してその分、採算の良い店の強化や立地の良い場所への新規出店で行こうと言う戦略を最初は持っていたそうです。 その彼の考えを一変する出来事...いや出会いがありました。
社長になって間もない頃、新浪さんはある地方の”不採算店舗”に視察に出掛けました。 店に入って元気に挨拶したが店の中には客も居なくて活気が無い。 新浪さんはレジに立っていたお店のオーナーと話をして、東京の店舗で人気だった牛丼弁当、この店でも売れていますかと気軽に聞いてみたところ、「そんな脂っこい物は売れませんよ、漬物とかそう言う商品をもっと増やして下さい。」と言われて衝撃を受けたそうです。 言われてみるとお店の客は年配の人が中心で、牛丼弁当など買う若い客はほとんど居なかった。 他地域の事情も全く知らないのに東京の尺度だけで考え、不採算の店は潰せば良いと安易に考えていた自分を恥じて戦略を大転換したのだとか。
新浪さんはローソンに不採算の店が多かったのは地域ごとの事情に合わない店ばかり出していたからだと反省し、今までの店に加えてヘルシー志向の店や高齢者重視の店、普通にスーパーに売っている野菜などを小分けにして一律100円で売る店など同じローソンでも複数の業態を開発、東京の人員を地方の拠点に移動させて全国のフランチャイズ店にそれぞれの地域の事情に合った店舗への転換を勧めて不採算に陥っていた地方の既存店舗の再建にそれなりの成果を挙げたそうです。
不採算だからと安易な切り捨てに走らず、不採算の理由を研究して既存の店の再生に成功、結果的にローソングループ全体の底上げをやってのけた新浪さんは純粋に凄いと感心し、逆に言えば馬鹿で無能な人間に限って机上だけで物事を判断し、減らすとか潰すと気安く言うものだと思わされました。 そりゃあ世の中、非常な切り捨てを伴うリストラ作業が必要な時もありますが、安易な切り捨ての先に成長などあるはずも無いと考えさせられました。
ところで、ローソンのやっている『ローソンストア100』と言う店舗形態は99プラスがやっている『ショップ99』とほとんど同じ、ハッキリ言って私は最初とんでもないパクリをやるものだと思っていました。 それだけでは無くATMの設置は元々はセブンイレブンだし、コンビニ業界は他社の真似ばかりやっていると思っていたのですが、新浪さんはそれに対して「コンビニ業界は真似をしながら成長してきた。 いいものは真似をする。 でも我々は真似される企業になりたい。」と言われていました。 それを聞いていて私はプロスポーツにも当てはまるのではと思いました。
「コンビニ業界はお互いに真似をしながら成長してきた。 誰に何と言われようと良いものは真似をする。 でも我々は真似される”先駆者”になりたい。」
...上の言葉の”コンビニ業界”のところに”Jリーグ各クラブ”と入れてみたらどうなるでしょう? 例えば浦和はあんなに大勢の熱狂的サポーターが毎試合の様にスタジアムを埋めるのは何故でしょう? 新潟だって人口を考えるとあんなに観客が多いのは何故? 甲府だって今季こそJ2落ちの危機ですがあの予算規模でJ1クラブとここまで互角に戦えたのは何故? 広島も成績は今一つですが優秀な若手選手が次々と育っているのは何故...? もうお分かりだと思いますけどJリーグ各クラブも他クラブの良いところはどんどん研究して真似をし、真似をするところは堂々と真似をする、しかし真似だけでは”本家”を上回れないから”先駆者”になれる様に新しいアイデアをどんどん取り入れて進化を目指す。 みんながそうする事によって長期的には経営面でも戦力面でも優れたクラブが全国に次々と誕生し、結果的には日本サッカー全体が進化して強くなります。
野球だって今の札幌もそうだし、博多でもチームが地域に根付いて熱狂的な支持を受けています。 千葉のマリーンズサポーターの熱狂的なのも有名だし、仙台でもチームは地道に少しずつ力を付け、気の利いたファンサービスの効果が出て仙台にもプロ野球が根付いて来ました。 また最近、パ・リーグでは優秀な若手選手がどんどん台頭してチームの主力に育ち、活気が出て日本代表チームも戦力的に底上げされました。 プロ野球チームも上手く行っている他チームの良いところはどんどん真似をし、そしてまた先駆者を目指して他チームがまだやっていないアイデアをどんどん取り入れて行けばいいではないですか。 プロ野球に人気が無いだのと言う前に何とか成長できる戦略を描ける者はプロ野球界には居ないのか...
2004年の球界再編騒動の時、正直言って私は球界再編を目論んだ者達が言っていた、今は仕方なく球団を減らすけど将来プロ野球人気が回復し、成長局面に入ればまた球団を増やせると言っていたのを聞いてそれも一理あると思っていたのですが、それは私の間違いだった様で安易に減らすだの潰すだのと考える者達に成長戦略など描けるはずもありませんし、第一先日書いた様に日本のプロ野球の”企業野球”と言う体質を変えない限り球団が増える事はありません。 仮にプロ野球人気が回復して参入を希望する企業が出たとして、審査の時に「首都圏も関西圏も全国の100万都市も全て既存球団の”営業権”があり、”保護地域”に指定されています。 参入したければ空いている松山とか長野とか新潟とかでやってくれ。」と言われてハイそうですかと言う(東京の)大企業がいるでしょうか? プロ野球が発展を目指すのなら地域主体に変わって行くしか無いと思います。
「葬送」千の風になって 「手元供養」「樹木葬」…弔われ方模索(産経新聞) - goo ニュース
少子高齢化もあるとは思いますが、仏教の考え方などが家庭でも学校でも全く教えられていないし、先日も法事に行きましたが法事でも葬式でも(サンスクリット語の)意味すら分からないお経をただ聞いているだけになってしまった”葬式仏教”から人の心が離れてしまったのではと思います。 仏教界も檀家制度に安住しないで積極的な布教をするべきではないかと。 私も自分個人のお墓はいらない、出来れば広島城のお堀に散骨して欲しいと思っているくらいですから。 法律的に出来るかどうかはともかく...
...以上です。
中日が快勝してタイに プロ野球日本シリーズ(共同通信) - goo ニュース
日本シリーズもやっと始まりました。 昨日は川上投手との”エース対決”をダルビッシュ投手が制してファイターズが勝ったのですが、今日はドラゴンズが快勝で五分に持ち込んだ。 考えてみれば去年の日本シリーズと逆の展開になった格好になります。 明後日から今度はドラゴンズの本拠地・ナゴヤドームに舞台を移しますが、本当に去年の全く逆になってこのままドラゴンズが連勝して名古屋で優勝を決めるか、それとも最終戦までもつれ込む激戦のシリーズになるのか注目ですけどね。
昨日、広島ビッグアーチでサンフィレッチェの応援をした後、まだ時間が早かったので地元の町に戻り、図書館で新聞を読んだ。 眠たくてまともには読めないので全紙パッパッっと簡単に要点だけ読んで終了、帰る前についでだから某雑誌も読んでみた。 するとスポーツについて有識者がそれぞれ簡単に物申すと言う特集記事があったので興味を持って読んでみた。 日本の野球が最近レベルを上げている韓国の野球に追い抜かれるかも知れないと言う記事はなかなか面白かったが、サッカーに関する提言はちょっと酷いものだったので反論しないではいられないので今ここで書きます...
その記事の内容を要点だけ言いますと、日本サッカー協会は日本代表の活躍と人気によってサッカー界全体を下支えしようとしている、全国から優秀な子供を集めて英才教育を始めたりしているのがその証拠だ。 しかしそれはおかしい、日本代表よりJリーグの発展によって日本サッカーを支えるべきだ。 しかしその為にはJリーグのクラブ数を減らして再編するなど思い切った改革が必要だ。 巨大な選手層がまだ形成されていないのにチームばかり多過ぎて有力な選手が分散してしまっているのは良くない...みたいな事を書かれていたのですが、ファンやサポーターもいるJクラブを簡単に潰したり減らしたり出来る訳が無いではないか...
どんな組織でも一度出来てしまえばそこで生活する人間も居る訳ですし、潰そうとすれば防衛本能が働くものです。 役人が天下りしている役所のファミリー企業だとか特殊法人は非効率で税金の無駄使いなどと叩かれても何だかんだと言って何とか生き延びようとしています。 ましてJリーグクラブにはファンもサポーターも支援している地域の人も居るのです、第三者の都合で一方的に潰したり減らしたり出来ない事は横浜FCや川崎の存在を見れば分かるはず。 この下らない記事を書いたスポーツライターとやらは私より長い人生を何を勉強して来たのやら...
昨夜、溜まっていた古いビデオ録画を見ていた。 その中の『カンブリア宮殿』(テレビ東京系・BSジャパン)のローソン・新浪社長の回が非常に面白くて感銘を受けた。 新浪さんは6年前、ローソンを再建する為に商社から送り込まれて43歳の若さで社長になりました。 新浪さんは社長になるまではローソンはほとんど利用した事が無くて店の事もあまり知らず、とにかく不採算に陥っている店舗はどんどん整理してその分、採算の良い店の強化や立地の良い場所への新規出店で行こうと言う戦略を最初は持っていたそうです。 その彼の考えを一変する出来事...いや出会いがありました。
社長になって間もない頃、新浪さんはある地方の”不採算店舗”に視察に出掛けました。 店に入って元気に挨拶したが店の中には客も居なくて活気が無い。 新浪さんはレジに立っていたお店のオーナーと話をして、東京の店舗で人気だった牛丼弁当、この店でも売れていますかと気軽に聞いてみたところ、「そんな脂っこい物は売れませんよ、漬物とかそう言う商品をもっと増やして下さい。」と言われて衝撃を受けたそうです。 言われてみるとお店の客は年配の人が中心で、牛丼弁当など買う若い客はほとんど居なかった。 他地域の事情も全く知らないのに東京の尺度だけで考え、不採算の店は潰せば良いと安易に考えていた自分を恥じて戦略を大転換したのだとか。
新浪さんはローソンに不採算の店が多かったのは地域ごとの事情に合わない店ばかり出していたからだと反省し、今までの店に加えてヘルシー志向の店や高齢者重視の店、普通にスーパーに売っている野菜などを小分けにして一律100円で売る店など同じローソンでも複数の業態を開発、東京の人員を地方の拠点に移動させて全国のフランチャイズ店にそれぞれの地域の事情に合った店舗への転換を勧めて不採算に陥っていた地方の既存店舗の再建にそれなりの成果を挙げたそうです。
不採算だからと安易な切り捨てに走らず、不採算の理由を研究して既存の店の再生に成功、結果的にローソングループ全体の底上げをやってのけた新浪さんは純粋に凄いと感心し、逆に言えば馬鹿で無能な人間に限って机上だけで物事を判断し、減らすとか潰すと気安く言うものだと思わされました。 そりゃあ世の中、非常な切り捨てを伴うリストラ作業が必要な時もありますが、安易な切り捨ての先に成長などあるはずも無いと考えさせられました。
ところで、ローソンのやっている『ローソンストア100』と言う店舗形態は99プラスがやっている『ショップ99』とほとんど同じ、ハッキリ言って私は最初とんでもないパクリをやるものだと思っていました。 それだけでは無くATMの設置は元々はセブンイレブンだし、コンビニ業界は他社の真似ばかりやっていると思っていたのですが、新浪さんはそれに対して「コンビニ業界は真似をしながら成長してきた。 いいものは真似をする。 でも我々は真似される企業になりたい。」と言われていました。 それを聞いていて私はプロスポーツにも当てはまるのではと思いました。
「コンビニ業界はお互いに真似をしながら成長してきた。 誰に何と言われようと良いものは真似をする。 でも我々は真似される”先駆者”になりたい。」
...上の言葉の”コンビニ業界”のところに”Jリーグ各クラブ”と入れてみたらどうなるでしょう? 例えば浦和はあんなに大勢の熱狂的サポーターが毎試合の様にスタジアムを埋めるのは何故でしょう? 新潟だって人口を考えるとあんなに観客が多いのは何故? 甲府だって今季こそJ2落ちの危機ですがあの予算規模でJ1クラブとここまで互角に戦えたのは何故? 広島も成績は今一つですが優秀な若手選手が次々と育っているのは何故...? もうお分かりだと思いますけどJリーグ各クラブも他クラブの良いところはどんどん研究して真似をし、真似をするところは堂々と真似をする、しかし真似だけでは”本家”を上回れないから”先駆者”になれる様に新しいアイデアをどんどん取り入れて進化を目指す。 みんながそうする事によって長期的には経営面でも戦力面でも優れたクラブが全国に次々と誕生し、結果的には日本サッカー全体が進化して強くなります。
野球だって今の札幌もそうだし、博多でもチームが地域に根付いて熱狂的な支持を受けています。 千葉のマリーンズサポーターの熱狂的なのも有名だし、仙台でもチームは地道に少しずつ力を付け、気の利いたファンサービスの効果が出て仙台にもプロ野球が根付いて来ました。 また最近、パ・リーグでは優秀な若手選手がどんどん台頭してチームの主力に育ち、活気が出て日本代表チームも戦力的に底上げされました。 プロ野球チームも上手く行っている他チームの良いところはどんどん真似をし、そしてまた先駆者を目指して他チームがまだやっていないアイデアをどんどん取り入れて行けばいいではないですか。 プロ野球に人気が無いだのと言う前に何とか成長できる戦略を描ける者はプロ野球界には居ないのか...
2004年の球界再編騒動の時、正直言って私は球界再編を目論んだ者達が言っていた、今は仕方なく球団を減らすけど将来プロ野球人気が回復し、成長局面に入ればまた球団を増やせると言っていたのを聞いてそれも一理あると思っていたのですが、それは私の間違いだった様で安易に減らすだの潰すだのと考える者達に成長戦略など描けるはずもありませんし、第一先日書いた様に日本のプロ野球の”企業野球”と言う体質を変えない限り球団が増える事はありません。 仮にプロ野球人気が回復して参入を希望する企業が出たとして、審査の時に「首都圏も関西圏も全国の100万都市も全て既存球団の”営業権”があり、”保護地域”に指定されています。 参入したければ空いている松山とか長野とか新潟とかでやってくれ。」と言われてハイそうですかと言う(東京の)大企業がいるでしょうか? プロ野球が発展を目指すのなら地域主体に変わって行くしか無いと思います。
「葬送」千の風になって 「手元供養」「樹木葬」…弔われ方模索(産経新聞) - goo ニュース
少子高齢化もあるとは思いますが、仏教の考え方などが家庭でも学校でも全く教えられていないし、先日も法事に行きましたが法事でも葬式でも(サンスクリット語の)意味すら分からないお経をただ聞いているだけになってしまった”葬式仏教”から人の心が離れてしまったのではと思います。 仏教界も檀家制度に安住しないで積極的な布教をするべきではないかと。 私も自分個人のお墓はいらない、出来れば広島城のお堀に散骨して欲しいと思っているくらいですから。 法律的に出来るかどうかはともかく...
...以上です。