小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

白い巨頭

2009-01-21 00:37:46 | 医学・病気
白い巨頭

山崎豊子氏の「白い巨頭」は、小説で読む限り、何だか、自民党の派閥争い、選挙の票集めのような感じがした。医療小説という感じがしない。教授選は、ああまでえげつなくはないだろう。ちょっと話を面白くするためのフィクションという感じもした。しかしポリクリの時、「白い巨頭」は、本当にある、と、二人位の先生が言ってた。教授にも色々あって、本当にいい先生もいれば、威張った先生もいる。そもそも教授になるには臨床もだが、研究者タイプの人間がなるのであって、教授になるには研究論文をたくさん書けなければ駄目なのである。

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