昨年の今頃、ラーメンの名店が消えました★
『古武士』という店です★
2001年の12月に、新宿6丁目にオープン★
場所は、靖国通り沿いにある、「厚生年金会館」の路地を入って、突き当たり近くの商店街にありました★
当時は、ラーメンブーム草創期、「青葉」「大勝軒」「なんでんかんでん」「ホープ軒」「武蔵」「べんてん」「吉村家」「春木屋」等々、連日週刊誌等で特集を組まれるほどでした★
トンコツ、トリガラ、魚介、、、一般の人がスープの種類を知ったのもこの頃からでしょうね★
そんな中、新宿の、それも古い住宅街の、小さい商店街の一角にウルメイワシ節とカツオ節を使った風味とコクがタップリとした、美味しいラーメン店、『古武士』がオープンしました★
決して、いい場所とは言えませんが、口コミで「美味しいラーメン店がある」と、少しずつ広まっていったのです★
私が初めて、ここに来たのは、オープンから半年ぐらいしてからだったでしょうか、ある雑誌の記事を読んでから、とても気になっていました★
その頃は、人気店となっていましたので、当然、「行列」でした★
30分ぐらい待ちましたか、お目当てのラーメンを食べることができました★
「これは、旨い!」★
この気持ちは、1年以上たった今でも忘れません★
麺はストレートのツルツルで、私が大好きな食感★スープは和風の魚介系、特にカツオの風味が効いているので、一口すると、もうタマラナイ!って感じでした★
その後、歌舞伎町やアルタの近く、高田馬場に支店ができ、『古武士』ファンの私にとっては、大変喜ばしいことでした★
多い時には、一週間に2~3回も行ったほどです★
ところが、店舗を増やしすぎたのかどうかは分かりませんが、突然全店が閉まってしまいました★
予告が無かったので、ショックは大きかったです★
もう二度と食べられないラーメン、とても残念です★