グルメッチー☆TAKENAKA MUSIC PLANNING

☆アコースティックギターを愛し、Paul Simon、吉田拓郎などのカバー演奏を中心にライブ活動を継続中☆

山岸一雄製麺所

2012年05月07日 | Shops & restaurants(豊島区)
最近マイブームの“東京つけ麺ツアー”ですが、今回は池袋駅に隣接する「Echika池袋(エチカ)」内にある『山岸一雄製麺所』への訪問です☆



伝説の『東池袋大勝軒』の元店主であり、ラーメン界の重鎮中の重鎮で、つけ麺を考案したラーメン界の神様と言われている山岸一雄さんを前面に出したお店です☆



山岸さんは、従兄にあたる坂口正安さんと共同で昭和26年に『中野大勝軒』を立ち上げた後、その3年後の昭和29年、『代々木上原大勝軒』の本店を構え、『中野大勝軒』は支店となり、山岸さんが任される事になりました☆

ある日、『中野大勝軒』にやってきた常連客から、「あのさ、そのざるに入ってる麺はどうするんだい?」と、声が掛かりました☆

「はい、これはまかないで、後で従業員がつけ麺にして食べるためのものなんです」☆
「なるほど、中華そばでこぼれた麺を少しずつ集めて食べるんだね」☆
「麺は自家製麺ですから、一本でも大事にしないとなりませんからね」☆
「よし、じゃあ、俺にも一杯つけ麺をくれよ」☆

これが商品としての“つけ麺”の誕生の瞬間だったのです☆



結婚されてから東池袋にお店を移し、本格的につけ麺を提供するようになると、連日大行列の超人気店になっていきました☆

私も並んだ事がありますが、雨の中、約2時間超の立ちんぼはきつかったですね~☆
ただこの頃は最初の11人(店内11席)は、山岸さん自らが作ってくれる中華そば&つけ麺でしたから、今思えば並んでよかったな~という思いがあります☆



さて、店内に入ります☆
お昼時を少し後ろにずらしたので、難なく着席できました☆



こちらではつけ麺の事を「もりそば」と表記します☆



味は魚介系醤油ベースとブレンドされた味噌ベースの二通り☆



中盛りまでは無料サービスを行っていました☆



テーブルの上には、中華そば、もりそばそれぞれの味の変化を楽しむ極意が書かれています☆



「味噌つけ麺」のあつもりが今回のオーダー☆



麺から湧き出る湯気が小麦粉のいい香りを漂わせます☆



味噌は数種類の合わせのようで、甘み、辛みが交互にきます☆
これなら飽きませんね☆



チャーシューは二種類☆
バラとロースの食感がいい感じです☆



中華そばの名残りでしょう、、、なるとも健在です☆



醤油ベースは、魚介の風味が強烈にきます☆

極太の麺と濃厚なつけだれは、口の中で喧嘩しながら最後には調和されるという感じです☆
とても美味しい☆


今から10年前、私は都内から近郊までかなりの数のラーメン店に訪問しました☆
当時はブログの文化も無かった頃ですから、もちろん写真は皆無☆
手帳に記した情報が宝物でした☆

実は、その手帳が出てきたんです☆
冒頭にマイブームと書きましたが、この手帳をもう一度トレースするという事を楽しもうとしている今日この頃です☆



次はここから歩いていけるお店に、、、、☆


『山岸一雄製麺所 池袋店』
東京都豊島区西池袋3-28-14 エチカ池袋
03-5960-8010
営業時間 11:00-23:00(LO:22:30)
定休日 無休(ただしエチカ池袋に準ずる)
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