韓豚屋（ハンテジヤ）のハンテジ丼

「銀座に手軽な料金で韓国料理のランチを食べられるお店がありますよ」☆
親友ＫＮちゃんからの連絡です☆
「でも、銀座でしょう？　手軽な料金といっても、、、ランチで１５００円以上は
するんじゃない？」☆
「いえいえ、そんなにしませんよ、普通です」☆
「ＯＫ～、じゃあ早速そっちへ向かうよ」☆

待ち合わせは松屋銀座店の受付前☆
ここは、地下鉄銀座線の出入り口にもあるため、人の波は絶える事はありません☆
受付のきれいなお嬢さんをウォッチングしながら待っていますと、ＫＮちゃんが登場です☆

「では、行きましょう」☆
「はいよ～」☆

お店は銀座マロニエ通りとガス燈通りの交差点（シャネル＆カルティエの裏）から南へ約３０メートルほど、向かいには有名洋食店「煉瓦亭」があります☆
並びには銀座の老舗クラブ「白ばら」もあり、表通りからいささかの静けさも感じとれます☆

お店が入っているビルの２階へ上がり、店内に入りますと、ＫＮちゃんが言ったようにカジュアルな親しみやすい店内でした☆
窓側の角のテーブル席を指定され、二人は着座☆
すぐさまメニューを閲覧です☆

その中から、「当店おすすめ」をチョイスします☆
“ハンテジ丼”、、、お店の屋号そのままのネーミング☆
これしかないでしょうって事で☆

料理の到着まで、テーブルに備え付けてある「コーン茶」という珍しい飲み物で喉を潤します☆
本場韓国では当たり前のように出るお茶だそうです☆
彼は食の事なら何でも知っていますので、このいう時は大変助かります☆

　　　

そして、待つ事５～６分、お目当てが到着です☆

　　　

美味しい豚肉で有名な、「三元豚」の切り落としを使用した丼は、見るからに美味しそう☆
「三元豚」は山形の平田牧場で開発された、３種類の豚の掛け合わせ☆
それぞれの長所が上手く出ている豚肉で、肉自体に甘みがよく出ているのです☆

一口いってみます☆

「う～ん、美味しい」、これぞ丼の美味しい味付け☆
甘みとコクがたっぷりの具材です☆
ブレンドされた味噌系風味がとてもいい感じ☆

これにワカメスープ、サラダ、キムチが付いて６８０円☆
ＫＮちゃんが言った通りの格安ランチでした☆

お店の内装からして、夜は大衆酒場のようになるのでしょうか☆
その雰囲気は大好きですから、次回は夜で！☆


『韓豚屋（ハンテジヤ）銀座三丁目店』
中央区銀座３－４－６正隆銀座ビル２Ｆ
03-3563-6166
営業時間　月～土ランチ11：30～16：30/ディナー16：30～23：45
　　　　　日・祝ランチ11：30～16：30/ディナー16：30～23：00

祝 『三茶氣』 ５周年！！

今から５年前、三軒茶屋の穴場に一軒の居酒屋が産声を上げました☆
Ｒ２４６と世田谷通りの挟まれた、それはそれは奥の奥に、築５０年の古民家をリニューアルしたお店、、、その名は『三茶氣』☆

時の経つのは早いもの、、、☆
今回、５周年記念イベントの初日にお邪魔いたしました☆

私と三茶氣の出会いも今から“５年前”☆
感慨ひとしおです☆

「こんばんは～」☆
「ああ～！　グルメッチー☆さん、お帰りなさ～い！」☆
スタッフからの熱烈歓迎です☆

「グルメッチー☆さんが本日最初のお客様です」☆
店長の“ぐっさん”からのお言葉☆
すると、「パ～～ン！！」と、クラッカーの炸裂☆
「最初のお客様にはクラッカーでの歓迎です」☆
「ありがとう～！、、、ん？、、髪の毛が金髪になってる！！」☆
「はい、先週色付けました」☆
「似合う似合う！」☆

その横には“半ちゃん”☆
「あれ～、半ちゃんも髪型が、、、」☆
「えへへ、５周年ヘアーで～す」☆

　　　

ホッピー用にキンミヤ焼酎も用意していただきました☆

　　　

半ちゃんの満面笑顔！☆

　　　

しずかちゃんとマニヨンも優しくお出迎えしてくれました☆

　　　

モリモリの振り向き☆

　　　

いつも元気一杯のチエちゃん＆アーチャン（顔を隠してます）☆

そして、５周年記念として、鯛の刺身とつくねがなんと５０円！！☆

　　　
　　　

その他、芋焼酎も５０円で振舞われます☆
イヤッホー！！

その後、『三茶氣』を運営されている、エイジアキッチン(株)社長のエイジさんご夫妻並びにお母様ともお会いする事ができまして、カウンターは盛り上がりのピークです☆

　　　

最後に半ちゃんオリジナル料理を出していただきました☆
イカゲソとネギを特製味噌で和えた料理ですが、これがメッチャ美味いんです☆
ありがとう、半ちゃん！☆

時間を追うごとに、『三茶氣』に馴染みのお客さんや以前のスタッフが一同に集まり、まるで同窓会のようです☆

２６日まで開催している５周年記念イベントは、毎日サプライズがあるようですよ☆

今日も行っちゃおっかな～☆


『三茶氣』
世田谷区三軒茶屋2-14-21
03-5779-3338
営業時間 18:00～05:00(L.O.04:00)　定休日 無休

ビストロサンタの粗挽きハンバーグトマトソース

中央グルメ会メンバー、Ｍちゃん、ＹＭちゃんにランチ集合メールを打ちます☆
「今日は八丁堀『串八丁』の鶏のから揚げに行くよ」☆

すぐさま二人から「ＯＫです」、「はい、すぐ行きます」との返事が届きました☆
久しぶりの鶏ですので、集合場所へ歩いて行く時もよだれが出てきそうなのを抑えるのが大変でした☆

お店までの間、３人は最近行った居酒屋などの情報交換をしながら颯爽と歩きます☆
平成通りを南へ進み、お店まであと１０メートルとなった時、正面から４人の男性がやってきました☆
歩く足の速さから、もしかすると同じお店に行くかも、、、と、一抹の不安が、、、☆

すると、、、本当になんで不安というやつは的中してしまうのでしょう☆
私たちの直前にお店へ４人が入ってしまったのです☆
お店のキャパは１０人位、、、３人分空いていればセーフなんですが、、、恐る恐るお店を覗くと、、、ああ～、満員です、、、先ほどの４人でちょうど一杯一杯☆

なんという事か、、、鶏のから揚げが食べたくて来たのに、、、☆
３人は顔を見合わせます☆
「どうしますか？」☆
「どうしましょう」☆
二人から尋ねられます☆

私は頭の切り替えを始めます☆
「え～と、ここが一杯だったら、、、え～と、、、あっ！そうだ！」☆
「え？何処ですか？」☆
「すぐそこの『ビストロサンタ』へハンバーグを食べに行こう！」☆
「はいはい、ハンバーグもいいですよね」☆
「よ～し、行くぞ～！」☆

『串八丁』で躓きましたから、自然と早歩きになっている３人☆
角を曲がるとすぐにお店ですから到着はあっという間☆

「３人は入れますか？」☆
「はい、大丈夫ですよ」☆
「よかった～」☆
「どうぞ、お入り下さい」☆

ここがダメだったらどうしようかという事も思ってましたから、まずはホッとする３人☆

「私は荒びきハンバーグトマトソースをお願いします」☆
席に着くと同時に発注します☆
「じゃあ、僕は和風ハンバーグ」☆
「自分はマスタードソースで！」☆
それぞれ自分が好きなソースをチョイス☆

私はトマト系の物は何でも大好き☆
コロッケやメンチカツなどもトマトケチャップをかけて食べる位ですから、相当なものだと思っています☆

こちらのハンバーグは平らに伸ばしたタイプです☆
したがって火の通りがよく、短時間でテーブルに到着しますので、今回のような空腹時には本当にありがたいですね☆

トマトソースはたっぷりとかかっていまして、ハンバーグが見えないほど☆
口の中で酸味と甘みが美味くブレンドされますので、併せのライスが美味しい事ったらありません☆
サラダも新鮮野菜ですから、食感がシャキシャキ☆
フレンチドレッシングとの相性も抜群です☆

そうそう、こちらのお店はライスが通常でも他店より多目ですので、少食の方は「ご飯少なめで！」と予め伝えておいた方がいいでしょう☆

美味しいハンバーグを堪能した３人は満腹感で自然と笑顔になっています☆
「鶏も食べたかったけど、ハンバーグもよかったね」☆
「そうですね、ここは美味しいですから」☆
「でも、結局今日は肉が食いたかったんですよね？」☆
「当たり～！（笑）」☆

『ビストロサンタ』
中央区八丁堀１―５―１本八重洲ビルディング１階

うな繁の駿河丼

『ガンジ』での楽しい宴から一夜明けて、翌日Ｙ先輩から再度連絡が入ります☆
「今日は美味しい物を食べに行こう」☆
「今日も行くんですか？」☆
「当たり前だろ」☆
「はい、分かりました、、、」☆

前日やや飲みすぎだったこともあって、あまり気が乗らなかったのですが、滅多に会えない先輩ですからここは気を引き締めてお伺いする事にしました☆

お店は『うな繁』☆
昭和４３年に東京から三島へ、昭和５３年から現在の地、駿東郡清水町へ移転したとの事☆
Ｙさんはその頃からの常連で、お店の事をいろいろ教えてくれます☆

「ここは、うなぎも美味しいんだけど、刺身も絶品なんだ」☆
「そうなんですか？刺身も？」☆
この周辺には、うなぎ専門店が数多く点在していまして、三島の『桜屋』、『うなよし』などが有名です☆
しかし、刺身も一緒にという事はなく、うなぎ一本のお店がほとんどなんです☆
『うな繁』ではメニューの幅広さが大繁盛に繋がっているのでしょう☆

店内は引っ切り無しのお客さんの出入り☆
飲食店では１回転がやっとという所がほとんどでしょうけど、こちらのお店はちょっと違うようです☆
私たちが滞在していたテーブルの隣りは、２回転していましたしね☆

Ｙさんお勧めの刺身の盛り合わせがやってきました☆

　　　
　　　
　　　
　　　　　　

盛り合わせが出された瞬間、「これは美味しいに決まってる！」と、叫んでしまうようでした☆
鯵、ぶり、太刀魚、しめ鯖、たい、たこ、甘エビ、まぐろ、、、８種類すべてが美味しくてたまりません☆

そして、今宵のメインイベント☆
私が待ちに待ったメニューの登場です☆

　　　

『駿河丼』と名付けられたそれは、「うなぎの蒲焼」、「桜海老のから揚げ」、「季節の魚フライ（今回はアジフライ）」が大きめの丼にたっぷりと盛られているのです☆

丼汁も私好みの甘口、刻み海苔と併って磯の香りを十分に堪能させてくれます☆
桜海老は静岡県の名産☆
春先に由井漁港から出港した漁船団は毎日のように大漁☆
甲板全面を桜色にして帰港するのです☆
そして、この桜海老を富士川河川敷で素干しにするのですが、一面桜色、、、これは本当にきれいなんです☆

焼津のまぐろ、由井の桜海老、そして沼津の鯵、、、すべて駿河湾であがる魚たち☆
これらの一番美味しい所を贅沢に併せた『駿河丼』☆
これは嵌っちゃいますよ～☆

お店は夜８時台には終了してしまいますから、お早めにどうぞ！☆

『うな繁』
静岡県駿東郡清水町伏見239-3
055-975-6879
営業時間 11:00～14:00/16:00～20:45
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)

ガンジの煮込み

静岡県沼津市は私が９歳から１８歳まで育った街☆
たった９年間でしたが、私の半生の中で一番影響を受けた所になっています☆
品川区戸越銀座から沼津へと転校したのですが、驚いたのは小学校のグランドが土だった事☆
東京ではグランドがコンクリートでしたから、、、☆
それに敷地がとても広かったので、ただでさえ力が有り余っていた私は、休み時間となると校庭で目一杯走り回ってました☆
この伸び伸びした生活が今の私ののんびりさに出ているのかもしれません☆

今回、沼津へ行く機会ができまして、居酒屋探訪をしてまいりました☆
お供をしていただいたのは、かれこれ４０年お世話になっているＹ先輩☆
沼津の事なら彼に聞けば何でも教えてくれます☆

沼津市は駅前再開発で見違えるような変貌を続けています☆
駅前には２０日にオープンした商業施設「イ－ラde」が地上２０階建てのビルとして聳え立ち、駅周辺には高層マンションがどんどん建築されています☆

今回は駅から南へ５分ほど☆
沼津信用金庫本店横にあります、『ガンジ』にお邪魔しました☆
階段で２階へ上がり、店内へ入りますと左にカウンター、右が座敷という造り☆
私たちは座敷へ向かいます☆

「飲み物は黒ホッピー、それから煮込みとヤリイカの刺身、肉じゃがもお願いします」☆
「はいよ！」☆

厨房から粋のいいご主人の声が響きます☆

料理の到着を待っている間、ご主人とカウンターのお客さんとのやり取りを聞いていますと、私の友人の名前が聞こえてきました☆
（あれ～、なんか共通点がかなりあるぞ～）☆

「ご主人、もしかしたら同年代ですか？」☆
「３３年生まれで清水町出身だよ」☆
「やっぱり～、さっきから出ていた名前は私の友達でもあるんですよ」☆
「え～！そうなの？」☆

ご主人は驚きの表情☆
話は後でたっぷりしようという事になりまして、まずは煮込みとヤリイカ刺身が到着しました☆

　　　

ヤリイカは旬真っ只中、スルメと違い身にコクがありますから最高に美味いんです☆
沼津の煮込みは豆腐が特徴☆
白モツ、ダイコン、ごぼう、ネギと、いたってシンプル☆
白味噌仕立てですので、程よい甘さの中にコクがたっぷり入っています☆
黒ホッピーに合いますね～☆

肉じゃがは出汁といい、味付けといい、とても美味しくいただけました☆
特に味付けは醤油とお酒、みりんの併せが最高です☆

　　　

ところで、ご主人とのお話になりますが、彼は岩松さん☆
頭文字の岩を取って、『ガンジ』という店名になったそうです☆
二人の共通の友人には、高島本町のＳちゃんや三島のＨちゃんなど、話を進めるうちに出るわ出るわで、本人同士が会ってなかったのが不思議なくらい☆
最後は、初対面なのに古くからの友人のようになってしまいました☆

沼津は地方都市、それも中くらいの町なので、こういった出会いはこれからもあるでしょうね☆
それにしても、煮込みは美味しかった～☆

『いぶくろや　ガンジ』
静岡県沼津市大手町５－６－１５
055-963-8641
営業時間　１８時より