東京日和 素敵な暮らし for all women インテリアのレシピ

インテリアをとおして・・仕事、プライベート、子育て。色々なシーンでその場所をより楽しく過ごすエッセンスや情報を綴ります。

リュック・ベッソンとオレンジ

2016-01-12 | 映画・本
こんばんは(*^_^*)

おやすみの間に結構、エンタメしていました。

今年も明けて10日程経ちましたね。

本格始動!!の前に最近観て、心にグッときた映画を3本

についてお話します。

新作も含めて既に7,8本観ましたが、3本が心に残ったので。。

1本目と2本目は既に3,4回は観てはおりますが

時間が経って観ると、本もそうですが

かなり感想も変わってきます。


1本目。


『グラン・ブルー』リュック・ベッソン監督作品。

去年末、借りておきながら見逃したので、リベンジしました。

フランスの映画監督、脚本家、映画プロデューサー。

フランス・イタリア製作の映画で、ヨーロッパ的。

フリーダイビングの世界記録に挑む、実在の人物

ジャック・マイヨールとエンゾ・マイオルカを

モチーフに作品にしたもの。エンゾ役は映画『レオン』の

ジャンレノ、無骨な世界一の潜水師の役。



素潜りで水深100m以上潜るとは!!想像出来ませんが

『グランブルー』の中のジャックはまさにイルカ

彼はイルカとならば、1晩中でも戯れていられる。。。










幼い頃に、やはり潜水夫だった父を海の事故で亡くしています。

幼馴染のエンゾと世界記録を競い合いながらも

どこか浮世離れしている。海の懐に抱かれている彼は

とてもしあわせそうで、

妊娠して彼との家族の未来を思い描く彼女でさえ

彼には海ほど、魅力的には映らない。そして物語の最後に

イルカと共に夜の深い海に消えてしまう。

初めて、この映画を観た若い頃、ジャックの気持ちは

まったく理解出来ませんでした。

深海にいると生きていることさえ幻に思えるという。

この映画は公開後、ハイティーンの若者達の

絶大な支持を集め、映画館前は長蛇の列となり、

上映前と終わりには、割れんばかりの拍手が映画館を

埋めるような狂騒となったそうです。フランス国内の

観客動員数は1000万人!!パリでは187週連続上映という

記録を打ちたてた。社会現象にまでなったとのこと。

その絶大な魅力とは何なのでしょうか?

フランス的。ロマンは現実以上に美しく、

ロマンは現実を上回る。ということ??

今はちょっと!わかるかも。。??

そういことはさて置き、映像からも、青い地中海は

あくまで美しく深淵な深海は本当に神秘的です。

星が満点な穏やかな夜の海でイルカと戯れる

ジャックの気持ちは何となくわかる。。

泳げたら!!(笑)もっと分りそう!

冗談ではなく、美しい映像。ご覧になると

わかりますが、結構、お茶目な部分もある映画です。



2本目は鉄板の『レオン』こちらもリュック・ベッソン

監督作品。この映画のファンの方は多いと思います。



13歳のニコール・キットマンが美少女過ぎる。。







そして、演技が信じられないくらいに素晴らしい!!

ガラスのような繊細なキュートさ。。

心はピュアな殺し屋役のジャンレノの彼女に対する

深い愛は、破滅的最後を迎える。





ニューヨークが舞台の映画なのですが、どこなくパりの

香り。住むところを追われ、マチルダと転々とするレオン。

レオンが大切に育てているプランターをマチルダは抱えて

街を歩く。



味のあるスチールです。

最後、レオンは体を張って、マチルダのカタキを爆死させる。

その最後は、リュック・ベッソン監督らしい感じもしました。

愛はある意味破滅。フランス的な感覚かなと思います。


3本目は『オレンジ』





これはたまたま観ました。『スターウォーズ』を観ようかと

映画館に何となく足を運んで、時間が合わなかったので

こちらを観ました。オレンジ、桜は私の中でも、定番に

美しいと思うスチュエーションなので、題名が気になって。

プロローグは丘に舞い散る桜吹雪のシーンでした。

ネタばれです。

母を自分のせいで亡くしてしまったと悔やむ主人公の

高校生の少年。その彼の心を救いたい回りの友達や彼女の

心が奇跡を生んだ。。というお話。

パラレルワールドを使って、未来から過去へ手紙を送る。

ん??その設定。。韓国映画の『イルマーレ』や

『猟奇的彼女』になかった??まあよくある話です。

韓国のお話と違うところは、出てくる高校生達のキャラが

薄い設定になっていて、すぐ隣にいそうな普通の高校生に

見えたこと、『霧島、部活辞めるって』的な?

その普通感がよりリアルに感じたように思います。

母の苦悩、母を亡くした彼の苦悩は、たくさんの尊い命を

幾つかの地震で失ってしまったこの日本では、すぐ近くに

ある深い悲しみのように感じました。

彼に「一緒に生きよう、どんなでも傍にいるから、死ぬな!」

そのメッセージはさりげなく、しかし必死に彼に届けられた。

原作も知らず、期待して観たわけでもないのですが、

本気で泣けました。

いい映画です。良かったら観てみて下さいね。

おススメです。

山崎くんの演技は切なかったですし、タオちゃんは

そのうち、お嫁さんにしたい女優ナンバーワンなるかも!

と、思いました。母的ね。(*^_^*)



たくさんエンタメしました。。

しばらく、自分事に集中しようと思いますヽ(^o^)丿





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