東京日和 素敵な暮らし for all women インテリアのレシピ

インテリアをとおして・・仕事、プライベート、子育て。色々なシーンでその場所をより楽しく過ごすエッセンスや情報を綴ります。

安藤忠雄の世界

2016-01-24 | デザイン
こんばんは(*^_^*)

日本全土に寒波が押し寄せて大雪のところもたくさんある

ようです。大丈夫でしたか?

東京も大雪を覚悟してましたが、今朝、起きてみたら

大変寒かったのですが、雪にはなっておりませんでした。

寒波は北極からやって来ていてアメリカなども大雪のようですね。


昨日今日と、時間があったので以前、『Less is more』の回で

予告していながら、長いことお題にならなかった安藤忠雄さんに

ついて今回は触れてみようと思います。

そう、なんで?予告したすぐ後にオリンピック問題があって

今は、私のような若輩ものが語るのはタイムリーではないとの

判断です。半年たったので。。そろそろいいかも!と

思いまして。。


私は安藤忠雄先生の建築物をリスペクトしております。

とにかく美しい。そして完璧だと思います。

そぎ落としたシンプルさ、建物全体がまさに芸術品。

洗練されたその美しさに圧倒されます。

コンクーリート打ちっ放しとガラス、金属という無機質なものを

水だったり、木々だったりを違和感なく融合させて

その空間に神聖さ、神々しさを感じ、1つの緊張感と共に

空間に静寂さをもたらして、心拍数を下げる、そんな気がします。


安藤忠雄さんは1941年生まれ。24歳の時から4年間

世界各地を放浪の旅をし、旅の最後に訪れたインドのムンバイで

ガンジス川に立ち・・

以下Wikiperia

ガンジス川で牛が泳ぎ、死者が荼毘に付される傍らで多くの人々が
沐浴するさまや、強烈な太陽の下、異様な臭気に包まれた果てしな
く続く大地、生と死が渾然一体となり人間の生がむき出しにされた
混沌世界に強烈な印象を受け、逃げ出したい気持ちを必死にこらえ
ながらガンジス川の岸辺に座り込み、「生きることはどういうこと
か」を自問し続けた。「人生というものは所詮どちらに転んでも大
した違いはない。ならば闘って、自分の目指すこと、信じることを
貫き通せばいいのだ。闘いであるからには、いつか必ず敗れるとき
が来る。その時は、自然に淘汰されるに任せよう」と考え、ゲリラ
としての生き方を決心したのこと。

よくインドに行くと人生観が変わるといいますけれど、混沌とした

リアルなインドの世界感は壮絶そうです。

今のインドはどうなんでしょうかね。

1976年「住吉の家」初期の作品で代表作。40年たったいまも

そのデザインは全く古さを感じません。






以下、画像から安藤忠雄作品をご堪能下さい。

「光の教会}




「水の教会」






こんな教会で結婚式を上げたら一生の宝物になりそうですね。

「ランゲン美術館」



「フォートワース現代美術館」




「ベネッセハウス オーバル」






「国際芸術センター 青森」 




まさに、そこにある自然をものの見事に取り入れて、建物と一体化

させて、時間の変化による光の加減や、季節の移り変わりが建物の

中にいて感じることが出来ます。

また、水のモチーフは水面にその建物や空の雲、月の光、太陽の日

の光の色の変化を映し込んでクリアな静寂と安らぎを感じさせて

くれます。その空間の空気感は時間の流れを止めてしまう

ようにも思います。

東京都区内の建物ですと「表参道ヒルズ」、「副都心線渋谷駅」

などは皆さんも利用されていることと思います。

「表参道ヒルズ」

同潤会青山アパート跡地の再開発。同潤会青山は歴史的な建物で

あったため、一部はそのままの形で保存されましたが、

違和感なく融合しています。

同潤会青山アパート


表参道ヒルズ





副都心線渋谷駅







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