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さて、2014年もいよいよ終わり、恒例のベスト10釣行を選んでみました。
今年は遠出が少なかったですね。仙台釣行が2回のみで後は近場の釣り。まだまだ日本全国には見知らぬ面白い釣りがたくさんあるので、もっと精力的にでかけたいなと思ってます。仕事が忙しくて休みが思うようにとれなかったことと、ワールドカップイヤーだったのが遠出が少ない理由かなと思います。
ではいつものように、番外編から(^^)
番外編 親子deエンジョイフィッシング、終了 |
2007年に始まったボランティア活動、親子deエンジョイフィッシングが本年を持って終了しました。NPO法人化も行い、組織も大きくなりイベントコラボレーションも増えてきていましたが、ここらがボランティア運営の限界だったと思います。釣り教室を楽しみにしている人達もまだまだたくさんいましたが、途中終了でごめんなさい。
これでひとつの区切りになったと思います。協力してくれた船宿さん、メーカーさん、問屋さん、メディアさん、そしてナビゲーターズのみなさん、おつかれさまでした。 笑顔と共にさようならde最終回フィッシング
第10位 東京湾よりふぐ復活 |
いまや関東だけでなく東海や近畿にも広がりつつあるフグのカットウ釣り。そのルーツである東京湾はここ数年不調がささやかれていました。しかし、今年は完全復活。抜群の魚影を誇る大貫沖によりふぐ(秋の小フグ)大群がやってきました。また、秋の海苔棚釣りも久しぶりに解禁、カットウが使えない海苔棚用に、野毛屋では新型仕掛けの釣りも開発。湾フグ釣りファンにとっては、久しぶりに明るいニュースが多い年でした。 復活!東京湾フグ
第9位 年明けに爆発、相模湾アカカマス |
すでに乗合として確立してから20年ほどが経つ深場のアカカマス。ここ数年は不安定な状況が続いていますが、2014年は年明けになってから爆釣状態がやってきました。イカ釣りとタチウオ釣りをミックスしたような釣趣はこの釣り独特のもの。特にこのときは、中層を狙うという初めての攻め方で、新しいカマス釣りの魅力を発見できました。 新年、瀬ノ海カマスは空中戦
第8位 釣り過ぎに注意、八景沖のLTアジ |
昔から比べて魚影が濃くなった代表格は東京湾の浅場アジでしょう。春夏秋冬、季節を問わずに安定した釣果が出ています。かつては冬はアジは深場に落ちる、と言われていたのが低水温期でも30mの浅場で釣れているのは驚きです。しかも釣れあがるアジは金色に輝く幅広アジ。今シーズンは半日船で181尾という驚異的な釣果まで飛び出しました。 釣り過ぎに注意、八景沖の午後アジ
第7位 久慈乗っこみフグが爆発 |
2006年から始まった日立久慈の乗っこみショウサイフグ。開始後の数年は爆発的な釣果が出ていたものの、その後は徐々におとなしい釣果になってきていたのですが、今年は久しぶりに復活。白子入りの良型フグ入れ食いで開始後一時間でクーラー一杯になってしまう爆発力は久慈ならではの魅力です。 微妙にセーフ?久慈のっこみフグフェスタ
第6位 初夏にフィーバー、カモシヒラマサ |
勝浦地区のご当地釣法、カモシ釣り。ヒラマサに大鯛をメインターゲットにした合理的なカモシシステムを使います。例年なら、春から乗っこみ大鯛、秋からはヒラマサを主体に狙うのですが、今年はなぜか初夏にヒラマサが絶好調、サイズも4-5kgのまずまずサイズ。この日は取材で私は竿を出さなかったけど、ユカリンTBMが見事にヒラマサを仕留めてくれました。初夏からこの調子だと、秋からはフィーバーどころかバンデミックになると思ってたのですが、なぜか秋のヒラマサは不調でその後いきそびれてしまいました。他の釣りものにもいえるけど、海の様子が徐々に変わりつつありますね。 初夏のヒラマサフィーバー!御宿沖
第5位 常磐の大判マコガレイにハマっています |
沖釣りのテクニカルな要素はいろいろあるのですが、その中でわたしが好きなのは2つあって、ひとつはコマセダイのようなストラテジック系の釣り。もうひとつがカレイのようなコヅキ系の釣りです。特にマコガレイは魚を寄せるコヅキができるかどうか、魚の活性によってコヅキを変えられるかなど、非常にテクニカルな要素が高い釣りです。今年はけっこう通いました、思い通りにできた釣りもあれば、そうでない釣りも多数。来年もこの釣りは通って、さらなる奥の深さを探求したいと思ってます。 大洗de大笑、数よし型よし!マコガレイ
第4位 根回り狙いで大判ヒラメ |
勝浦近辺は根のまわりに大型ヒラメが居つき、マハタとの両狙いが可能でヒラマサやワラサもよく混じります。この日はマハタは不発でしたが、竿を絞り込んでくれたのは3.8kgのナイスサイズのヒラメでした。 イワシ泳がせて、よくばり五目
第3位 イシダイ五目はテクニカル |
これまでイシダイ釣りはウィリーのしゃくり釣り、カラス貝餌のかかり釣りの経験はあったのですが、コマセ、付け餌にオキアミを使い、誘いで釣るイシダイは初めてでした。ユカリンTBMと仲間の仕立に混ぜてもらい、面白い釣りが体験できました。この釣りは誘いが命で海況、活性に合わせたしゃくりをマスターできれば数釣りができそうです。外道は多彩で、釣れあがるイシダイの型が良いのもこの釣りの魅力です。 良型主体!剣崎沖のイシダイ五目
第2位 |
コマセダイは数ある沖釣りの中でもっともストラテジックな釣り。各フィールドやシーズンによって攻め方も変わります。東伊豆、初島沖はいちばんのお気に入りポイント。他地区に比べれば魚影は濃いとはいえないけれど、じっくり攻めて大鯛を食わせたときの喜びは格別です。今年は6.0kgの真鯛が顔をみせてくれました。 乗っこみ大鯛祭り、初島沖
第1位 強烈、仙台湾のナメタガレイ |
仙台湾の根回り五目。本命はナメタガレイ、アイナメで、それら本命に負けず劣らずの看板魚も多く混じります。亘理の拓洋丸はいつ乗せてもらっても楽しい釣りの期待に応えてくれますが、この日は特にすばらしい釣りでした。ナメタ、マコガレイ、マガレイの揃い踏みで、どれも型が良好。さらにアイナメも混じり、ナメタの一荷に大興奮の日でした。 ナメタパラダイス!亘理沖
特別賞 千倉沖の大アマダイ |
このエントリー(2014釣行ベスト10)を書いたのは12/29。もうこの後はベスト10入りする釣りはないだろう、と思ってたら、12/31の納竿釣行で良い釣りしちゃいました。年間ベスト3に入るくらいのナイス釣行でした。でも、ベスト10を書き直すの面倒なんで^^;特別賞で追加しておきます^^; 2尾で99cm、大甘鯛で竿納め
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最後に、オマケです^^;
オマケ編 鉄腕ダッシュに登場 |
TV番組、鉄腕ダッシュから、弁慶(大型ケンサキイカ)の写真を貸して欲しい、という要望がありました。そんなのはお安い御用なので、二つ返事でお貸ししたところ、番組内で3カットほどにその写真が登場。
私はリアルタイムで観ていなかったのですが、この反響にびっくりしました。放映したとたんに、メール、Twitterメッセージが10通以上。さらに翌日には職場でまったく釣りしない人たちからも、TVに出てませんでしたか?と問い合わせられる状況。
TVの影響ってすごいです。TV離れとかTVはじきネットに移行するとか色々言われていますが、まだまだTVの力って凄いものだと思いましたよ。
それらのカットが下の部分(ネット配信で後から見ました)なのですが、ほんの僅かな時間で顔もわかりにくいのに、よく私だとわかったものです。
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さて、そんなこんなで今年のエントリーはこれにておしまいです。
いつも拙ブログを見にきていただくみなさん、どうもありがとうございます。
良いお年をお迎えください。
2014年も楽しい釣りがたくさんありました。
2015年もアクティブに釣りますよ。どんな釣りができるか、今から楽しみです。
2013年釣行ベスト10
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