なぜ起業家にならないの?
コメントに答えて。。。
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5月29日にQLEPブログ(『バークレーの書きたい放題』)で書いた記事(『あなたはなぜ起業家にならないの?』)にメンバーのYumeNomariさんから次のようなコメントをもらいました。
ネットでの起業は、私は考えていないんです。
ネットで勝ち組・負け組みの構図は描きたくないですね。
要するに、家で、片手間風には稼げることはしたくないんです。
それが、私にプラスかどうかなんです。
私も起業を目指してます。
それは、ネット上じゃなく、人間のソフトにかけています。
ま~人それぞれですけど、スイマセンね。
勝手なコメントをしまして。
by YumeNomari at 2006-05-29 22:21(月)
コメント、ありがとうございました。
僕の返信を書く前に、YumeNomariさんが読んだ記事をまたここに書き出します。
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こんにちは。
お元気でやっているでしょうか?
あなたは相変わらず往復に2時間かけて通勤していますか?
わたしは、こうしてパソコンを使って起業したんですよ。
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だから、もう無駄な通勤に2時間かけることがなくなりました。
通勤に毎日2時間かけると、
あなたの人生のうち8年から10年は通勤しているだけになるのですってぇ~
馬鹿馬鹿しいでしょう?
あなたも起業してみては?
ええっ?
起業したいけれど、いろいろと考えなければならないことがあるからできないの?
心配したらキリがありませんよ。
何もかも完璧に準備を整えることなどできませんわ。
ええっ?
でも、心配のあまり始めることができないの?
一体どういうことを心配しているのですか?
「お客が取れなかったらどうしましょう」
「納税の仕方がわからない」
「下手をして税務署ににらまれたらどうしよう」
「会社にバレたらどうしよう」
「法人にしなくても仕事が取れるだろうか」
「忙しくて本業に悪影響が出たらどうしよう」
「電話の応対などすべて一人でできるだろうか」
。。。なるほど。 もっともな心配ですわね。
でもね、あなたのように心配ばかりしている人は、起業しないことに対して自分に言い訳をしているのですよ。
「…だから、自分はやらないのだ」
…という言い訳を見つけて、起業しないことを自分で正当化している。
どうですか?図星でしょう?
あなただってやる気になればできるのですよ。
あなたのように取り越し苦労をしていると、何時までたっても何もできないのですよ。
「じゃあ、どうすればいいの?」
だから、心配することは程ほどにして、見切り発車するのですよ。
心配してもきりがありませんわ。でしょう?
何事もやってみなければ分からない事だってあるのですよ。
危機に直面したら、その時に対応すればいいのですわ。
ただし、ひとたび起業したからには一応、起きうるさまざまな事態を想定することも大切ですよね。
対策を考えておくことは必要です。
だから、とりあえず、パートタイムで起業したらどうですか?
あるいは、週末起業で、初めは週末だけやるということにしてみたらいいですよ。
わたしの知り合いの野原さんは建設会社に勤務しています。
仕事が終えてから、時間のあるときにオンラインショップを構築したんですよ。
週末には全力投球でショップに身を入れて、最近ではお客さんも増えてきて、やっと軌道に乗ってきたと言っていました。
あなたもね、今の仕事をやめる必要はありません。
まず、パートタイムで始めたらいいですよ。
ええっ?
何をしたら良いのか迷っているの?
じゃあね、あなたのために起業家のために役に立つサイトを紹介しますね。
次のリンクをクリックして覗いてみてくださいね。
『自宅で起業するための在宅ワーク・SOHO ガイド』
もちろん無料で見ることができますよ。
じっくり読んで、あなたが起業するための参考にしてくださいね。
あなたが独立して、すばらしい人生を切り開いてゆけることを祈っていますね。
じゃあ、がんばってくださいね。
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YumeNomariさんが書いてくれたコメントに対して僕は次のような返信を書きました。
> ネットでの起業は、私は考えていないんです。
考えてみるだけの値打ちがありますよ!
> ネットで勝ち組・負け組みの構図は描きたくないですね。
人生に勝ちも負けもありませんよ!
そう考える事は、あなたの人生の可能性をを狭めることになるでしょうね。
人生は。。。勝ち負けではなくチャレンジのみですよ。
。。。と僕は信じていますからね。
これまでに30カ国近く放浪してきたのは、正にチャレンジを求めたからです。うへへへへ。。。。
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勝ち負けを考えると、勝たねばならないという狭い考えになりますよね。
勝っても負け。。。
負けても勝つということはありますよ。。。そう思ったことがありませんか?
だからね、勝ち負けなど考えることがつまらないことですよ!
うへへへへ。。。。
馬鹿にしている笑いではありません。
あまりマジメ腐ると、つまらないですからね。うひひひひ。。。。
> 要するに、家で、片手間風には稼げることは
> したくないんです。
> それが、私にプラスかどうかなんです。
> 私も起業を目指してます。
ネットで起業しても、あなたの人生にプラスにすることはできますよ。
それができないのは、あなたが自分でできないと決めているからですよね。うへへへへ。。。。
> それは、ネット上じゃなく、
> 人間のソフトにかけています。
言おうとしていることは僕にも分かるつもりですが、具体的に言うと、どういうことになりますか?
観念論では人を説得することはできませんよね。
。。。つうより、観念論では、なかなか自分の言おうとしていることを相手に分かってもらうことが難しいですよね。
僕は経験から、その事を充分に学んできましたよ。
あなたの書き方では、言おうとしていることが、僕には具体的に伝わってきませんよ。
あなたの文章の書き方は、へたくそですよ!
(率直に言いましたよ!悪意はこれっぽっちもありませんので、気を悪くしないでくださいね。
コメントを書くとは、このように素直に率直に書くことだと僕は信じています。
率直に、飾らず、思ったことをできるだけ分かり易く相手に伝える。。。。へへへ。。。。伝わっているでしょうか?)
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。。。というわけで、あなたの言う“人間のソフト”とは、どういうことですか?
あまりにも大風呂敷を広げたので、僕には具体的に理解できません。
しかし、なかなか興味深い考えだと思いますよ。
> ま~人それぞれですけど、
> スイマセンね。
> 勝手なコメントをしまして。
いえいえ、なかなか興味深いコメントでした。
僕の記事には、とにかくコメントがつくことは極めて稀ですからね。。。
あなたのようなコメントをもらうと、とにかく、眠っていたインスピレーションが刺激されて、こうして返信を書きたくなるんですよ。うへへへへ。。。。
また、気が向いたら、僕のコメントに返信してくださいね。じゃあね。
とにかく、コメントありがとう!
なんだか、この事で記事が書けそうですよ。
Thanx millions!
by バークレー(デンマン) at 2006-05-30 16:56(火)
『あなたはなぜ起業家にならないの?』のコメント欄より
僕は言わなくてもよい事をいう癖があります。
そういうわけで、僕の書いたことで気を悪くする人も居ます。
でも、それが僕の“ライティング・スタイル”だと思っているのですよ。
つまり、僕の“個性”ですよね。
しかし、つまらない個性かもしれませんよね。うへへへへ。。。。
人が気にするようなことを書くのですから。。。
日本では、僕のような書き方はしないものです。でしょう?
要するに、相手が気にするようなことは書かないものです。
でもね、僕は30カ国近い国々を放浪した経験があるんですよ。
同じ東洋でも、中国人は一般的にはっきり物事を言います。
日本に留学したことのある中国人と先日話したのですが、
日本で最も違和感を感じたことは
日本人が“生(なま)返事”をするというものでした。
つまり、あまり気乗りがしないことでも“Yes”と答えてしまう。
その中国人の女性は、ある時女友達に、
“上海はわたしのふるさとなの。夏休み、帰るのだけれど、一度来てみない?”
そう言ったところ、“そうね、面白そうね。行ってもいいわ。。。” というような返事をしたと言うのですね。
これは中国なら間違いなく“Yes”だと言うのです。
だから、そのつもりで、上海の両親に、夏休みに友達を連れてゆくと連絡したそうです。
しかし、その時になって確かめたら、“行くと言ったことはないわ”と言われた、と言うのです。
日本人なら、この話を聞いてすぐに納得がゆきます。
“つまらなそうだから、行きたくないわ”とは日本人ならば、心に思っていても言わないものですよね。
カナダ人やアメリカ人が日本人を招いて一番困るのは、やはりはっきりと返事をしないと言うことなんですよね。
僕も、日本に居た頃、英語の先生の家に遊びに行って、この事を言われたことがありました。
“コーヒー、それとも紅茶、どちらにする?”
こう言われて、“どちらでも。。。”と答えることは、日本では決して非常識なことではありません。
むしろ、お客に招かれたときに、そのように答えることは“美徳”だとさえ思われます。
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ところが、こういう返事をされると、欧米人は最も困ると言いましたね。
分からないから、どちらが好きか?と尋ねたのだから、はっきり答えるべきだと言うのが国際的な考えなんですよね。
中国人だってはっきり答えます。
東洋、西洋の違いではないんですよね。
国際的には“生(なま)返事”は良くないという事ですよ。
つまり、自分の意見をはっきり持つ、はっきり言う、と言うことは国際化には欠かせないと僕は信じています。
それをうやむやな返事をしていると、誤解を招く。
誤解どころか、ウソを言ったと、受け取られかねない。
Honesty is the best policy.
だから、僕は、この標語を座右の銘にしています。
その場を取り繕(つくろ)ってあとで憎まれるよりも、その場で嫌われる方を選びますね。
うへへへへ。。。
もちろん、嫌われないで素直に書くことを勉強していますが。。。
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では、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。