愛と無責任大国日本
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失敗から学ばない
無責任体質
無責任体質
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2006/11/15
レンゲさんと
デンマンさんの対話を
興味深く読ませていただきました。
秋田県大仙市の実の母親による
4歳児の虐待、殺人事件は
本当に痛ましい出来事ですよね。
カナダならば児童相談所に
通報があった時点で
州の厚生省の役人が子供を保護します。
そのようなわけでカナダでは
大仙市の実の母親による
殺人事件のような事例は
必ず未然に防いでいます。
日本のカウンセリングの遅れ、
日本の公共機関のお役人の対応の遅れ、
無責任な体質が
デンマンさんのおっしゃるように
丸見えです。
しかも、失敗から学ばない無責任体質
は一体どういうことなのでしょうか?
同じような事件が、日本では何度も何度も
繰り返されているようですよね。
それに対して政府が適切に
対応していないようです。
ちょっと理解することができません。
悲惨な事件が多すぎて
心が痛みます。
アメリカでもカナダでも
悲惨な事件はありますが、
日本ほど多くはありません。
もっと迅速に政府が対応しています。
政治と庶民が欧米では、
少なくともカナダでは
もっと密着していると思います。
大阪姉妹殺人事件の公判で
犯人は次のように言ったそうですわ。
“母親を殺す時の快感が忘れられず
楽しくワクワクしながら
何度も(姉妹を)刺して殺した”
全く反省する態度が
なかったそうです。
こういう問題を政治家が
本腰を入れて取り組む
べきなのでしょうね。
カナダやアメリカの政治家ならば
必ず問題にして真面目に取り組む
人が出て来ます。
日本では見当たらないようですわね。
そのことを考えるだけでも
デンマンさんが“病んでいる日本”
と常々おっしゃっているのが
分かるような気がします。
経済大国日本の裏側には
そのような悲惨な世界が
隠れているのですね。
ところで、今日のバンクーバーは
午後6時で11度です。
1日中どんよりとした曇り空でした。
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明日は予報では雨になるそうです。
クリスマスに雪が降ると
いいのですが。。。
バンクーバーの街は
クリスマス気分
一色といった感じです。
デンマンさんもレンゲさんも
風邪を引かないように
元気で日本の初冬を
楽しんでくださいね。
楽しいお話がいくつも聞けることを
期待しています。
奥様によろしく。
by ジューン
『愛と無責任大国日本
(2006年11月16日)』より
デンマンさん。。。、ジューンさんもやっぱり日本の無責任体質を指摘していますわねぇ。
レンゲさんにも分かりますか?
もちろんですわ。
ジューンさんのように海外に住んでいる人ならば、日本の悲惨な事件の多さを目の当たりにして誰だって日本が狂っていると思いますよ。
4歳長男を殺害した母親を逮捕
2006年11月14日午前8時00分 (スポーツ報知)
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秋田県大仙市の農業用水路で、保育園児の進藤諒介ちゃん(4つ)が遺体で見つかった事件で、県警捜査1課と大仙署は13日、殺人の疑いで母親の無職・進藤美香(31)と交際相手で県立大館高校非常勤講師・畠山博(43)の両容疑者を逮捕した。
両容疑者とも容疑を大筋で認めており、動機について「子どもがうるさかったから」などと供述。
事件前から、諒介ちゃんに対する虐待があったとみられる。
進藤容疑者は、事件後に県警の事情聴取を受けて以降入院していたが、13日朝退院したため、取り調べて逮捕した。
美香容疑者は、事件後も“悲劇の母親”を演じていた。
行方不明になった諒介ちゃんを、泣きながら懸命に捜索。
諒介ちゃんが用水路で発見されたときも「諒介!」と泣き叫んでいた。火葬でも、ふさぎ込んだ様子を見せていた。
虐待の末の凶行だった。
調べでは、美香容疑者らは10月23日午後4時すぎ、大仙市内の道の駅「かみおか」に駐車中の車内で、諒介ちゃんの頭や顔を素手で殴打。
口をふさぐなどして瀕死(ひんし)の重傷を負わせ、午後5時すぎに自宅から約400メートル離れた用水路に放置、窒息により死亡させて殺害した疑い。
暴行は両容疑者とも行い、暴行後は用水路まで美香容疑者が車で運んだという。
美香容疑者は動機について「子どもがうるさかったから」「言うことを聞かなかったから」と供述している。
近所の住民からは「諒介ちゃんの体はあざだらけだった」との声も出ており、虐待が日常化していた可能性が高い。
2004年7月には、美香容疑者が諒介ちゃんを虐待しているという通報があり、県中央児童相談所も虐待を把握していた。
しかし、母子が今年1月に転居した大仙市の福祉事務所は
「過去は『要保護児童』だったが、解消していると申し送りを受けた。虐待はないと思っていた」としている。
美香容疑者は当初、県警に対し23日午後5時ごろに外出先から帰宅したと説明していた。
周囲には、夕食の準備をしていた同5時半ごろに諒介ちゃんがいなくなったと連絡。
同7時ごろ、近くの住民が用水路で諒介ちゃんを見つけた。
県警は、事件事故の両面で捜査を始めたが、死因は窒息死の疑いが強く、頭部のこぶや、遺体に不自然な皮下出血があることを重視。
用水路の水深は数センチと浅かった上に、日没後に幼児が用水路まで歩くのは不自然として、捜査線上に両容疑者が浮かんだ。
両容疑者は数年前からの知り合いで、交際していた。
美香容疑者には同居している内縁の夫(51)もいるが、事件当時は建設作業の仕事で新潟県におり、諒介ちゃんと2人暮らし。
この男性によると、美香容疑者は今月7日、「ごめんなさい。諒介を殺してしまった」と土下座し、泣きながら殺害を告白したという。
『母親を逮捕 (スポーツ報知)』より
レンゲさんだって、最近の日本がどこか狂ってしまったと感じるでしょう?
そうでしょうか?
そうでしょうかって。。。レンゲさんは日本が狂ってしまったと思わないのですか?
狂ってしまった、と言うのは少し言い過ぎだと思いますわ。
レンゲさんは坂田さんだけをかばっているのかと思っていたら、狂っている日本もかばっているのですね?
あたしは別に。。。
レンゲさんは狂っている日本をかばっていますよ。
かばっていると言うより、あたしは自分の国が好きですわ。
僕だって日本が好きですよ。僕の生まれ育った国ですからねぇ。でもねぇ、日本をこんなに狂わせてしまった無責任でいい加減な政治家が一番憎いですよ。小学生や中学生が自殺しているんですよ。このような国は世界広しと言えども日本だけですよ。これは無茶苦茶ですよ。
デンマンさんが海外で20年以上も暮らしているから、そのように感じるのですわ。
いや、海外生活経験が長いから日本が狂ってしまっていると感じるわけじゃないですよ。
そうでしょうか?
僕はね、たまたま、この進藤美香容疑者の事件を調べていて次のようなコメントにぶつかりましたよ。
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■う~ん。
きな臭い世の中になったものです。
自分も反面教師だと思って、気を付けるほかないですね…まぁ、殺人なんてしませんが(笑
やっぱりどこか狂い始めてるんでしょうね・・・日本のどこかは。
果汁 (2006-11-14 19:19:18)
■ホントですね
今の日本はかなり狂ってますね。どうすればマシな世の中になるんでしょうねぇ・・・。
雷電 (2006-11-15 09:26:51)
『悲しい時代』のコメント欄より
分かりますか、レンゲさん? 。。。このコメントを書いた果汁さんも雷電さんも日本に住んでいる人だと思いますよ。
どうして分かるのですか?
海外生活経験がある人ならば、もう少し長いコメントを書くものですよ。上のジューンさんのコメントや僕の記事のようにね。うへへへへ。。。
日本に住んでいる日本人はコメントが短いのですか?
そうですよ。僕は20年以上ネットをやっていますからね。僕の経験から分かりますよ。この二人のIPアドレスを調べればすぐに分かることですよ。
調べることができるのですか?
簡単なことですよ。このすぐ上のコメントを書いた“雷電さん”というのは“果汁さん”がコメントをつけた記事を書いたブロガーですよ。日本に住んでいる金欠の専門学校生という自己紹介がありますよ。IPアドレスを調べなくても、雷電さんが日本に住んでいるということが一目瞭然ですよ。
果汁さんは。。。?
この二人ともAMEBLOのメンバ-ですよ。“果汁さん”のブログを見ると“音大4年生でサッカー好きなホテルのフロントしてるドラマー”という自己紹介がありますよ。
二人ともまだ若い学生ですか?
そうですよ。二人とも“日本は狂っている”と思っている。問題意識を持って覚めた目で日本を見ることができる数少ない日本人の若者だと思いますよ。日本に住んでいる人の中にも“今の日本はかなり狂ってますね”と感じている人が居る。僕はこれまでに30カ国近い国を放浪している。最近は毎年、1ヶ月から2ヶ月ほど日本に滞在している。20年前に日本を捨てたつもりでも、やはり僕の家族の幾人かが日本に住んでいる。だから、日本を捨てるに捨てられない。やはり僕の生まれ育った懐かしいふるさとが日本にある。僕は、現在、この懐かしいふるさとに居る。でもね、テレビで悲惨なニュースを見ると、どうしてこれ程までに日本が狂ってしまったのか?。。。まるで悲惨で不幸なおとぎの国を見るような驚きと怒りを感じますよ。
つまり、あたしはそのような事に鈍感な典型的な病める日本に住んでいる病める日本人の一人だとデンマンさんはおっしゃるのですね?
違いますよぉ~。。。違うんですよォ~・・・レンゲさんは、いつでもそうやって被害妄想に陥ってしまう癖がありますよ。僕はレンゲさんが病める日本に住んでいる病める日本人の一人だと思っているわけじゃない。
でも、デンマンさんは、あたしが覚めた目で日本を見ていないとおっしゃるのでしょう?
確かにね、レンゲさんは覚めていないと僕には思えることがある。ただし、覚めている部分もありますよ。
どのような所ですか?
レンゲさんはすでに10年以上も境界性人格障害の治療を受けている。レンゲさん自身が人格障害を持っていることを自覚している。現在の日本には心の病を患っているのに、その自覚がない人が多すぎますよ。この進藤美香容疑者も心の病を患っている。
どうして分かるのですか?
まだ独身で20才の頃、会社のトイレに放火した。
どうして、そのような事をしたのですか。。。?
当時、美香さんには消防士のボーイフレンドが居た。
本当に・・・?
彼女の上司も美香さんにボーイフレンドが居るなんて信じられなかったらしい。
どうして。。。?
美香さんは人付き合いが苦手で、日ごろから無口。同僚とはめったに雑談などすることがなかったらしい。
それほど無口だったのですか?
彼女の元上司によると、昼食時に一人だけ自分の車の中で食べていたという。そういう美香さんにボーイフレンドが居たからびっくりしたわけですよ。
それで、美香さんはどうして会社のトイレに放火したのですか?
当時、美香さんのボーイフレンドは彼女のことを嫌っていたらしい。美香さんは会いたくても彼は会ってくれなかった。それで、放火すれば消火に来るのでボーイフレンドに会える。一目でもボーイフレンドに会いたかったらしい。それで放火したと言ったそうだ。
デンマンさんは、どうしてそのような事までご存知なのですか?
テレビの番組で見ましたよ。日本テレビの『スッキリ!!』という朝8時に始まる番組ですよ。NHKのホムペには番組の内容を詳しく紹介しているページがあるのだけれど、日本テレビのサイトには、そのようなページがない。僕はかなり時間をかけて、確認のためにそのページを探したのだけれど、見つけることができなかった。
デンマンさんが見落としたのでは。。。?
違いますよ。僕はNHKの番組紹介ページを探すことには慣れている。これまでにどの番組のページも問題なく見つけていますよ。それなのに、その3倍程の時間をかけて探したにもかかわらず見つからない。日本テレビのホムペの担当者が無能だということがNHKの担当者と比べてはっきりと分かりますよ。でも、これは余談です。
それで、美香さんが心を病んでいる証拠とは。。。?
だから、放火までしてボーイフレンドに会おうとした。。。それが心を病んでいる証拠ですよ。
そうでしょうか?
江戸時代に“振り袖火事”という事件があった。レンゲさん、知っていますか?
ええ、聞いたことがありますわ。
振り袖火事(明歴の大火)
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本郷森川宿の八百屋市左衛門の娘お七は、幼いころから利発で器量もよく、両親はお七が玉の輿に乗ることを夢見ていた。
天和2年暮れの火事で家は類焼し、一家は駒込の正仙院(圓乗寺)へ一時立ち退いた。
この寺に、生田庄之介という住持寵愛の十七才の美少年がいた。
庄之介はお七に一目惚れし、恋文をお七の下女ゆきに託した。
やがて二人は思い思われる仲になった。
かくするうちに焼け跡の普請も出来上がり、天和3年正月25日、お七の一家は新しい我が家へ帰り住むことになった。
恋しい庄之介から引き離されたお七は、食が進まずやせ衰えてしまったが、両親は恋患いと気が付かなかった。
また焼け出されれば庄之介に会えると思い込んだお七は、3月2日夜、風が起きたのに乗じて我が家に火をつけたが、近所の人に発見され、捕らえられた。
奉行はお七のあどけなさに言葉を和らげ、「放火の理由を正直に白状すれば命は助ける」といったが、罪が庄之介に及ぶことを恐れたお七は狂気をよそおい通し、火刑が決まった。
3月18日から11日間、市中を引き回され、29日、鈴ヶ森で処刑された。
この時お七は、下女ゆきと乳母の心尽くしで華やかな大振り袖に幅広の紫の帯という姿だった・・・。
庄之介は自害しようとして果たせず、高野山に登って僧になり、お七の冥福を祈った。
お七と吉三が駒込の吉祥寺で出会ったという俗説は、お七処刑の3年後に発表された、井原西鶴の「好色五人女」から。
芝居では15才と言えば許されたのに、16才と言って火刑になった。
本郷森川宿は文京区本郷六丁目。東大正門前。
『落語「くしゃみ講釈」の舞台を歩く』より
焼け出されれば庄之介に会えると思い込んでお七は放火した。当時16才だった。これは数えで16才ですよね。満で数えれば15才ですよ。つまり、現代風に言えば、まだお七は未成年ですよね。中学校の3年生ですよ。ところが美香さんは当時、満で20才ですよ。りっぱな大人ですよ。そういう成人女性が、放火すれば消防士のボーイフレンドが消火にやって来るので会える、というのでトイレに火をつけた。あまりにも子供じみたオツムの足りない無責任でいい加減な理由としか言いようがないでしょう。つまり精神年齢が病的に低いんですよ。心が病んでいるとしか言いようがないでしょう。どうですか、レンゲさん? そう思いませんか?
ええ、確かに少し幼稚な考えだと思いますわ。
しかも、美香さんは子供のように自立心がない。実刑判決を受けてから2度結婚して2度離婚。1回目の結婚で長女を産み、この娘は美香さんの両親が育てている。それから2回目の結婚で犠牲になった諒介ちゃんを産んだ。しかも、殺害当時、内縁の夫が居た。それにもかかわらず美香さんは出会い系雑誌で畠山博容疑者と交際していた。自分の子供が二人の交際の目触りになったので殺してしまった。このようにして一連の出来事をじっくりと見て行けば、美香さんに心の病があったことが精神科医でなくても十分に理解することができるんですよ。
そうでしょうか?
そうですよ。しかも児童相談所の専門家も美香さんとかかわっている。
2004年7月には、美香容疑者が諒介ちゃんを虐待しているという通報があり、県中央児童相談所も虐待を把握していた。
しかし、母子が2006年1月に転居した大仙市の福祉事務所は
「過去は『要保護児童』だったが、解消していると申し送りを受けた。虐待はないと思っていた」としている。
専門家がかかわっていながら、こういう所に“責任逃れ”あるいは“無責任な対応”が良く表れているでしょう? 県中央児童相談所も虐待を把握していた、と書いてある。美香容疑者は今年、大仙市に引っ越した。大仙市の福祉事務所は「過去は『要保護児童』だったが、解消していると申し送りを受けた。虐待はないと思っていた」。。。これでは、まるで何も知らない無関心な素人(しろうと)がやっている事と変わりがないでしょう?少なくとも実際に解消しているのかどうか?その確認するぐらいの対応を取るべきなんですよ。“要保護児童”と書いてあるんだから。。。
でも、解消したと。。。
専門家なんだから、しかも、それで給料をもらって生活しているのだから、責任をもって対応すべきですよ。僕が“無責任体質”と言うのはそういう訳ですよ。しかも過去にも池田小学校事件のようなことがあった。