デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

どら平太の世界

2016-02-23 13:06:41 | 病める日本・高齢化社会

 

どら平太の世界

 


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デンマンさん。。。 今日は、役所広司さんが望月小平太になって主演した映画のお話でござ~ますかァ~?


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あれっ。。。 卑弥子さんも上の映画を観たのですかァ~?

もう、ずいぶん前のことですわァ~。。。 確か上の映画が封切られたのは2000年頃でしたわァ~。。。

そうですよ。。。 卑弥子さんはよく覚えていますねぇ~!?

だってぇ~、あたくしは役所広司さんのファンなのですものォ~。。。

あれっ。。。 マジで。。。?

いけませんかしら。。。? うふふふふふふ。。。

別に、卑弥子さんが役所広司さんのファンでもかまわないけれど。。。

それよりも、デンマンさんはどういうわけで“どら平太”を持ち出してきたのでござ~ますか?

あのねぇ~、先日 バンクーバー市立図書館でDVDを借りて上の映画を観たのですよ。


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『実際のカタログページ』


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あらっ。。。 デンマンさんは2013年の5月16日に観てコメントを書いたのではござ~ませんかァ!



実は、1週間ほど前に 2度目に観たのですよ。。。

デンマンさんも役所広司さんのファンなのでござ~ますか?

いや。。。 ファンというほどではないけれど、役者として油が乗ってきてますよねぇ~。。。 なかなか旨い役者だと思います。

まだ上の映画を観たことがない人もいると思うのですわ。。。 ざっと、あらすじなどを書いてくださいましなァ~。

卑弥子さんがそう言うならば、ここに書き出しますから、卑弥子さんも改めて読んでみてください。


どら平太


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巨匠、市川崑が、かつて黒澤明監督らとともに温めていたもので、
念願の企画を実現した。
山本周五郎の小説「町奉行日記」をもとにして、
異色ヒーローの活躍を描きだす痛快時代劇である。

江戸時代の ある小藩での出来事である。。
この藩では、町奉行が不明瞭な辞職を繰り返していた。

そんな矢先、江戸から望月小平太なる新任がやってくる。
ところが、その男には振る舞いの不埒さから“どら平太”という渾名がついていた。

実際、着任する筈の期日を10日も過ぎても、彼は奉行所に出仕しない始末だ。
しかし、それはどら平太本人が友人で大目付の仙波義十郎に頼んで、わざと流させた悪評であった。

実は、彼は密輸、売春、賭博、殺傷などが横行する「壕外(ほりそと)」と呼ばれる治外法権と化した地域の浄化にやってきたのだ。
早速、遊び人になりすまし壕外(ほりそと)に潜入した彼は、壕外の利権を分け合っている3人の親分の存在を知る。
密輸業を仕切る大河岸の灘八、売春業を仕切る巴の太十、賭博を仕切る継町の才兵衛。


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そんな彼らに、腕っぷしの強さと豪快な遊び方を見せつけ、圧倒するどら平太だった。
遂に、彼は誰もがなし得なかった3人の親分を観念させることに成功する。

だが、彼が奉行として彼らに下した罪状は、死罪ではなく永代当地追放であった。
なぜ?

実は、どら平太の本当の目的は、彼らと結託して私腹を肥やしていた城代家老・今村掃部を初めとする藩の重職たちの不正を正すことにあったのだ。


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灘八たちに藩と結託していた証拠を無理矢理作り出すことを命じ、それをもって平太は重職たちを退陣に追い込む。

しかし、藩の重職たちと3人の親分の間で私腹を肥やしているもうひとりの人物がいた。
それは、義十郎であった。

だが、そのことを知った義十郎は どら平太の前で自害してしまう。


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こうして、どら平太は一度も奉行所に姿を現さないまま役目を果たした。

しかし、そんな彼にも苦手なものがあった。
それは、彼とは7年来の馴染みで、先般、江戸から彼を追いかけてやってきた芸者の“こせい”である。


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江戸に連れ帰ろうとする気の強い彼女に捕まってなるものかと、どら平太は駄馬を走らせる。

ところが、この駄馬ののろいこと。。。 のろいこと。。。 平太はヤキモキさせられる。


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ラストシーンが面白うございましたわねぇ~。。。 うふふふふふふ。。。



よく時代劇などを見るとサラブレッドに乗った悪代官などが登場するけれど、江戸時代にはまだサラブレッドはいなかった。

つうことわあああァ~、あの駄馬はしっかりとした時代考証に基づいて登場させたのでござ~ますか?

でもねぇ~、あの馬はオランダなどで使われている 体格のしっかりした馬で 江戸時代に使われた馬は、もっと小柄だったはずですよ。

とにかく、デンマンさんは、どういうわけで“どら平太”の映画を持ち出してきたのでござ~ますか?

だから、タイトルにも書いたとおり“どら平太の世界”を見るためですよ。

でも。。。、でも。。。、映画の中の出来事は江戸時代の小藩で起こったことでしょう?

あのねぇ~、上の映画の中の出来事は決して小説ではない。。。 つまり、架空の話ではないですよ。

じゃあ、原作の山本周五郎さんの作品は、もしかして、現実の世界を反映していると、デンマンさんは考えているのでござ~ますか?

当然でしょう!

まさかァ~。。。?

あのねぇ~、例えば、現在でも警察と“風俗の世界”が癒着している事実がある。

マジで。。。?

その証拠に次の YouTube のビデオクリップを観てください。


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癒着の構図 ~警察の闇に迫る~

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愛知県警関係者の証言で、名古屋の風俗王と呼ばれた男が警察に
「その気になれば愛知県警の警視・警部の50人、100人のクビを切るのは簡単だ」と言った。

愛知県警部内に内通者がいるという疑惑は現実のものとなった。
この男に捜査情報を漏らしたとして愛知県警の現職の男が逮捕された。
愛知県警の内部にいかにして内通者を作り上げてきたのか?

愛知県名古屋市の錦三丁目、名古屋最大の繁華街に名古屋の風俗王と呼ばれた男が君臨していた。
被告は錦を中心に風俗店などを展開するブルーグループの実質的経営者だった。
名古屋の裏社会を30年以上に渡って取材してきたフリージャーナリストの成田俊一氏は「被告は暴力団をバックに風俗業界をせっけんした伝説的な人物」などと話した。

名古屋・中村区の弘道会を警察は総力をあげて壊滅に向けて動いている。
山口組の司忍こと篠田建市組長は弘道会の出身、構成員は3000人にのぼり山口組の最大勢力となっている。

名古屋・名東区、6年前被告が自宅を建てる名目でこの土地をおよそ6億円で購入した。
その後山口組の拠点が建つのではないか?と住民の間に憶測が広まり反対運動が起き、愛知県警は建設の阻止に水面下で動き出し計画を中止へと追い込んだ。
被告はこの捜査を担当した警部を逆恨みし、元部下に脅迫電話を指示した。

去年4月、名古屋地裁で脅迫を受けた警部が証言した事で事態は思わぬ方向へと向かっていった。
脅迫電話の男から「10日くらい前に保護願い出したの?A班でしょ?と言われた。」

保護願いは愛知県警の幹部らしか知らない情報だった。
警察官脅迫事件は一転して内通者疑惑へと発展した。

去年9月、愛知県警本部は捜査1課のエースと言われた56歳を逮捕した。
愛知県警に登録されている車両情報を調べて名古屋の風俗王と呼ばれた被告に漏らしたとされている。
被告はどのようにして内通者を築いていったのか?

「20年くらい前からの付き合いで仲が良かった。
先輩警察官に紹介されて飲みにいった。
情報提供者として色々な事件情報をもらったりヤクザと繋がりがあると警察に登録されていたので、抹消するためにはどうしたらいいかと相談を受けた仲だった。
警察とつながっていたのは狙われているんじゃないかと確認するためだったと思っている。
狙われているか調べてくれと言われて実際に調べた事もある。」などと証言した。




テレメンタリー 2014
「癒着の構図〜警察の闇に迫る〜」より




あらっ。。。 警察の捜査1課のエースと名古屋の風俗王がつながっていたのでござ~ますわねぇ~。。。



そうですよ。。。 ちょうど、どら平太の友人で大目付の仙波義十郎が密輸業を仕切る大河岸の灘八、売春業を仕切る巴の太十、賭博を仕切る継町の才兵衛とつながっていたようなものですよ。

つまり、本来ならば取り締まる側が 悪人たちとつるんで私腹を肥やすようなことをしていたわけでござ~ますわねぇ~。。。

そういうことですよ。。。 つまり、“どら平太の世界”というのは日本の縮図ですよ。

でも、それはオーバーなのではござ~♪~ませんか!?

いや。。。、決してオーバーではありません。。。 その証拠に次のビデオクリップを観てください。


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政治家 右翼 ヤクザ

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ロッキード事件

ロッキード事件は、アメリカの航空機製造大手のロッキード社による、主に同社の旅客機の受注をめぐって1976年(昭和51年)2月に明るみに出た世界的な大規模汚職事件。
この事件では日本やアメリカ、オランダ、ヨルダン、メキシコなど多くの国々の政財界を巻き込んだが、本項では、「総理の犯罪」の異名で知られる日本での汚職事件について述べる。

この事件は、国内航空大手の全日本空輸(全日空)の新ワイドボディ旅客機導入選定に絡み、自由民主党衆議院議員で前内閣総理大臣の田中角栄が、1976年(昭和51年)7月27日に受託収賄と外国為替・外国貿易管理法違反の疑いで逮捕され、その前後に田中以外にも運輸政務次官佐藤孝行や元運輸大臣橋本登美三郎2名の政治家が逮捕された。

さらに、収賄、贈賄双方の立場となった全日空社長の若狭得治以下数名の役員及び社員、ロッキードの販売代理店の丸紅の役員と社員、行動派右翼の大物と呼ばれ暴力団やCIAと深い関係にあった児玉誉士夫や、児玉の友人で「政商」と呼ばれた国際興業社主の小佐野賢治と相次いで逮捕者を出した。

また、関係者の中から多数の不審死者が出るなど、第二次世界大戦後の日本の疑獄を代表する大事件となった。

この事件は1976年(昭和51年)2月にアメリカ合衆国上院で行われた上院外交委員会多国籍企業小委員会(委員長フランク・チャーチの名から「チャーチ委員会」)における公聴会にて発覚しており、アメリカとの間の外交問題にも発展した。

怪死

このように事件が公になり捜査が進んだ前後に、複数の事件関係者が立て続けに急死した。
ロッキード事件を追っていた日本経済新聞記者の高松康雄が1976年(昭和51年)2月14日に怪死。
上記の福田太郎が同年6月9日に、さらに田中角栄の運転手・笠原正則が同年8月2日に怪死をとげた。

マスコミや国民の間で「証拠隠滅と累が及ぶのを防ぐため、当事者の手先によって暗殺されたのではないか」との疑念を呼んだ。

しかし、捜査が進む中、1976年5月24日に行われた参議院内閣委員会において、社会党参議院議員の秦豊より警察庁刑事局の柳館栄に対して福田や片山、鬼などの関係人物に対する身辺保護の必要性について質問が行われたが、「それらの人物からの身辺保護の依頼がなかったことから特に(警察は)何もしていない」という返答しかなかった。

その上、この答弁が行われた翌月には上記のように福田が死亡するなど、再び関係人物の身辺保護の必要性が問われるような状況になったにもかかわらず、警察はその後も政治家以外の民間人(「自ら(関係の深い暴力団)の手」で身辺保護が可能な小佐野や児玉は除く)に対して表立った身辺保護を行わなかったことから大きな批判を呼んだ。

児玉は事件の核心を握る中心人物であったにもかかわらず、1976年(昭和51年)2月から衆議院予算委員会において証人喚問が行われることが決定した直後に、「病気」と称し自宅にこもり、さらにその後は入院した東京女子医科大学病院にて臨床取調べを受けるなど、その態度が大きな批判を受けただけでなく、そのような甘い対応を許した政府や特捜に対する批判も集中した。

その後児玉の態度に怒ったポルノ俳優の前野光保が同年3月に児玉の豪邸へ小型軽飛行機による自爆テロ(児玉誉士夫邸セスナ機特攻事件)を行なったが、児玉は別の部屋に寝ていて助かった。

その後の1976年3月13日に児玉は所得税法違反と外為法違反容疑で起訴され裁判に臨むことになったが、1977年6月に1回だけ公判に出廷した後は再び「病気」と称して自宅を離れなかったために裁判は進まなかった。

その後1980年9月に再度入院し、裁判の判決が出る直前の1984年(昭和59年)1月に死亡した。

なお、死亡後の相続では闇で収受した25億円が個人財産として認定された上で相続税が計算されている。




出典: 「ロッキード事件」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




あらっ。。。 「ロッキード事件」というのはマジで すごい事件だったのでござ~ますわねぇ~。。。!



昔の人は次のように言ったのですよ。

 

“真実は小説より奇なり!”

 

「ロッキード事件」は調べれば調べるほど、映画『どら平太』よりも、マジで複雑怪奇です。。。 日本の政治や警察と闇の世界は“どら平太の世界”以上に腐ってますからねぇ~。。。



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コメント
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乙女老い易く学成り難し

2016-02-23 13:02:50 | 日本人・日本文化・文学論・日本語
 

乙女老い易く学成り難し


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デンマンさん。。。 “乙女老い易く学成り難し”というのは、ちょっと違うのではありませんか?



ほおォ~。。。 真由美ちゃんは、他に思い浮かぶ語句があるのですかァ~。。。

私は次のような諺を聞いたように思いますわァ。


少年老い易く学成り難し


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少年易老學難成

一寸光陰不可輕

未覺池塘春草夢

階前梧葉已秋聲


少年老い易く学成り難し

一寸の光陰軽んずべからず

未だ覚めず池塘春草(ちとうしゅんそう)の夢

階前の梧葉(ごよう)已(すで)に秋声


 


少年よ! 若いときはうつろいやすく、

学問を成すことは難しい。

だから、僅かな時間さえも軽んじてはいけない。

池のほとりの春草が萌え出る夢も覚めぬうちに、

もう庭先の青桐の葉が秋の訪れを告げているのだから…





あれっ。。。 真由美ちゃんは意外に古典に詳しいのですねぇ~。。。



別に、古典に詳しいわけではありませんわ。。。 たまたま、バンクーバー市立図書館で『日本人に贈る聖書ものがたり』を借りて読んでいたら次のエピソードに出くわしたのです。



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ヤハウェの使い(天使)二人がソドム(Sodom)にあるロトの家へ訪れ、ロトは使いたちをもてなした。

やがてソドムの男たちがロトの家を囲み、使いたちとセックスをするから使いたちを出すよう騒いだ。

ロトは二人の使いたちを守るべく、かわりに自分の二人の処女の娘達を差し出そうとした。

使いたちは、ヤハウェの使いとして町を滅ぼしに来たことをロトに明かし、狼狽するロトに妻と娘とともに逃げるよう促し、町外れへ連れ出した。

ロトがツォアル(ヘブライ語: צוער‎ 英語: Zoara)という町に避難すると、ヤハウェはソドムとゴモラを滅ぼした。

ロトの妻)は禁を犯して後ろを振り向き、塩の柱に変えられた。

ヤハウェはアブラハムに配慮して、ロトを救い出した。




真由美ちゃんは聖書の物語に関心があるのですか?



特に関心があるわけではないのですけれど、デンマンさんと教会のスープキッチンへ行って何度か無料の食事をいただきながら、キリスト教の善意の精神について考えさせられたのですわ。


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それで、『日本人に贈る聖書ものがたり』を読む気になったのですか?



そういうわけですわ。。。

でも、それがどう言う訳で“少年老い易く学成り難し”と関係あるのォ~?

上の話で、ソドムの男たちがロトの家を囲み、使いたちとセックスをするから使いたちを出すように騒いだのですけれど、“使いたち”というのは男性なのですわ。

なるほどォ~。。。 つまり、ソドムの男たちは、その男の使いたちとセックスしたいと言った訳ですねぇ~。。。

そうですわ。。。 当然、私は不思議に思ったのですけれど、英語に“sodomy”という単語がありますよねぇ~。

あります。。。 ありますよ。。。 “不自然な性行為”とか“男色”を意味するのです。

この“sodomy”という単語の意味は、上の聖書の話から“男色”を意味するようになったと。。。

そうらしいのですよ。。。 でも、それが どう言う訳で“少年老い易く学成り難し”と関係あるのですか?

ちょっと興味があったので“男色”を調べていたら、次のような“少年老い易く学成り難し”のエピソードに出くわしたのですわ。



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しかし、朱熹の詩文集にこの作品(少年易老學難成の漢詩)は見当たらない。

そのことはかなり以前から問題になっていたが、
平成年代に入ってから、近世以前のいくつかの詩文集に、
ほぼ同じ内容の詩が、異なる題と作者名を伴って
収録されていることが指摘されるようになった。

まず、柳瀬喜代志によって、近世初期に禅僧の滑稽詩を集めた『滑稽詩文』(『続群書類従』所収)に、
「寄小人」という題で、この詩が収録されていることが指摘された。
作者名は記されていない。

転句が「未覺池塘芳草夢」となっている点が、「偶成」と異なっている。

柳瀬の説によると、題の「小人」は「年若い僧」を意味し、
起句の「少年」は「寺院にあずけられた俗人の子弟、
あるいは幼少にして出家し僧を目指している男児」であると共に、
僧侶の性愛の対象である稚児の意をも含んでいる。

それ故この詩は、年若い僧に対して
「君の稚児さんは老け易いが、君の学業成就は難しい」、
だから男色と学問とに その若い時を惜しんで過ごしなさいと勧める詩意を成す滑稽詩だという。




出典: 「少年老いやすく学なりがたし」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




あれっ。。。 真由美ちゃんは意外に妙な事に興味があるのですねぇ~。。。 うへへへへへへ。。。



いいえ。。。 私は別に、妙な事に関心があるのではないのですわァ。。。 うふふふふふふ。。。 たまたま聖書の話から気になって調べてみただけのことです。。。 でも、デンマンさんこそ、どう言う訳で“乙女老い易く学成り難し”というように変えてしまったのですか?

真由美ちゃんがバンクーバー・コミュニティ・カレッジ(Vancouver Community College)で本格的にパン職人・お菓子職人の勉強をするために入学したと聞いたからですよ。。。 


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つまり、真由美ちゃんのための餞(はなむけ)の言葉のつもりです。 うししししし。。。



そうだったのですかァ~。。。

それにしても、どう言う訳で、真由美ちゃんは入学を決心したのですか?

デンマンさんも ご存知のように、わたしはカナダ移住を決心して仕事を探したのですけれど、就労ビザを持ってないと、なかなか雇ってもらえなかったのですわ。。。 それで、仕方なくボランティアでカーネギー・センターのキッチンで仕事をするようになったのです。。。


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うん、うん、うん。。。 それは聞いていました。



私は、ほぼ毎日のように仕事に励んでいたのですけれど、ある日、女性マネージャーが私をオフィスに招いて意外な話をしてくれたのです。

その意外な話とは。。。?

私が就労ヴィザを取得してバンクーバーでパン職人・お菓子職人として働けるように、まずバンクーバー・コミュニティ・カレッジで職人になる勉強をしてみたらどうかと言ってくれたのです。

ほおォ~。。。 それはいい話ではありませんかァ!

でも、「私には経済的な余裕がありません」と言ったら、奨学金がもらえるように推薦してあげるから、私さえその気ならば手続きを始めるけれど、どうですか?。。。 と言うのでした。

ほおォ~。。。 それはラッキーな話だねぇ~。。。 それで、現在 奨学金をもらいながら、バンクーバー・コミュニティ・カレッジ(Vancouver Community College)で本格的にパン職人・お菓子職人の勉強をしているわけなんだァ~。。。

そうです。。。

でもねぇ~。。。 僕は、たぶん、そういう事があるのではないかと思っていましたよ。

デンマンさんは、どうしてそう思ったのですか?

以前、真由美ちゃんは僕に次のようなメールを書いたことがあったのです。


差出人:真由美

件名:今日はいつもより

涼しかったですよ~☆




デンマンさん、こんにちはv(^-^)v

I just finished work.

It's cool and comfortable.

今日も仕事が終わり、帰宅してパソコンの前にいます。
今日はデンマンさんに少し嬉しいお知らせがあります。

今日会社に行き、店長に話があるとの事でした。
その内容はほんの少しですが。。。時給を上げさせて頂きました。
との報告でした。

とても嬉しかったです。
店長は本当に少しですが、と言われましたが私は金額よりも
その気持ちと少しでも頑張りを認めてもらえた事がとても嬉しかったです。

そして、時給を聞いた時に思った以上に上げてくれた事にとても感謝しました。


デンマンさんの記事
やっぱり、血のつながりでしょうねぇ。




やっぱり、真由美ちゃんがカナダに住んでいる僕に

関心を持ったということは、

“血のつながり”と共に“生き方”を同じくする者という

共感もあるのでしょうね。

それで、僕も 真由美ちゃんに対して

“身内の話”もしたくなるのですよ。


デンマンさんからのお話を母に少ししました。
母もデンマンさんのお母様が随分昔に、随分な苦労をされた方だ、というのは知っていたようです。

詳しい内容までは母も知らなかったようで、デンマンさんからの話を伝えました。
母も驚いていました。

不思議な血の繋がり。。。
素敵ですね。

私が今回カナダに行きたいという願いは、実は昔まだ私が小学生の頃に
親戚の かよちゃんがとても優しくて、良くしてもらった記憶が強く残っていました。

小学生といっても低学年で、一度ほど?くらいしか会ったことしかないので、
顔も声も全く覚えていないのに、かよちゃんは優しい!!という私の中で記憶として残っていました。

私が かよちゃんの話をすれば母から、かよちゃんはカナダに行っての話や、英語がペラペラという話しをよく聞いていました。
そんなことからわたしもいつしか英語を話してみたい!!という気持ちが
ずっとありました。

しかし、決してわたしの学生時代はまじめなものではありませんでした。
勉強も好きではなく、遊びに夢中になってしまった時期もありました。

父にも母にも沢山沢山、迷惑かけました。
(これはあまり血のつながりはなかったのかな。。。笑)

それでもずっと気持ちの中に、変わらない「夢」として、
ありました。

デンマンさんの存在を知った時には、やっぱり、何かあるんだ!!なんて勝手に
自分の中で、血のつながりを感じていました。

そして、私の夢を、、、長年の夢を一歩一歩かたちに繋いでくれている事に、
デンマンさん、感謝しています。

私がカナダに行く事は昔からの夢だという事は小さいころから知っていますので、
頑張って欲しいという気持ちで応援してくれています。

そしたらたまの休みにはカナダに旅行にいけるかしら。。?
なんて冗談交じりに言っている母を見ていると
やっぱり夢、絶対叶えたいなって、強く思います。




母親は 昔の苦労話や、悲しかった事などは

おくびにも出しませんでした。

初めから、お互いに元気であることを喜び、

声が聞けたことに感謝して、笑い転げながら話しましたよ。


そんな人ほど、本当に強い人間なんだな。。って私は思います。

そんな女性でありたいです。。




真由美ちゃんも、僕のお袋と話せば、

面白い楽しい人だということが すぐに解りますよ。

でも、内面には、ずいぶんと苦労して

耐え抜いてきた悲しみを持っている人です。

お袋が 真由美ちゃんのお母さんに優しい気持ちになれるのも、

いろいろと苦労した過去があればこそです。


いつかいつかそんなお話もデンマンさんに直接、話を聞けたらな p(^-^)q っと思っています。

もっといろんな事が、不思議に繋がる気がして。。

そう。。かよちゃんにも会いたいですね。

向こうで、、

デンマンさんとかよちゃんと3人で会えたらそれも何だか素敵ですね!

デンマンさんも素敵な一日をお過ごしください!!

Have nice day!!

真由美より

2014年06月04日 17:55




『真由美ちゃんの命の力』より
(2014年8月18日)




真由美ちゃんが何も言わなくても、仕事ぶりを見て店長が給料を上げてくれたように、カーネギーセンターでも真由美ちゃんが陰日向(かげひなた)無く 一生懸命に働いている様子を見ていたマネージャーが奨学金の手続きをしてくれたのですよ。



そうでしょうか?

あのねぇ~、昔の人は言いました。 “誰も見ていなくても神様は見ている”と。。。



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【真由美の独り言】


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そのような訳で、現在 学生に戻ってバンクーバーの生活をエンジョイしています。

カナダでパン職人・お菓子職人になるために勉強しているので、デンマンさんと食べ歩きをしながら、いろいろと勉強していますわ。

3ヶ月前のことですけれど、回転レストランでいただいたエスカルゴは マッシュルームの上に載って出てきて、美味しかったです。


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ロブスターも 最高の味でした。


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デザートにいただいた Poached Pearも繊細で微妙な味が染み込んでいて、なかなかよかったですわァ。


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Orange Anise Poached Pear

with Mascarpone Cream and

Toffee Sauce




alfredo sauce でいただいたパスタは 思い出に残るお味でした。


(salmone.jpg)

Fettucini con Salmone Affumicato

smoked salmon, green peas,

and shaved parmesan cheese

tossed in a creamy alfredo sauce


ところで、あなたはバンクーバーに行ったことがありますか?

とっても素敵な街ですよ。


(stanley50.jpg)


(seawall3.jpg)


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世界で最も住みやすい街バンクーバー

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(wetsuit.jpg)


(wetsuit3.jpg)


(gastown20.jpg)

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(canplace22.jpg)

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ビデオを見ても、なんだかワクワクしてくるでしょう?

卑弥子さんも バンクーバーにやって来たことがあります。

2008年の元旦の2週間ほど前に来たということです。
クリスマスをバンクバーで過ごして、

それから元旦の“Polar Bear Swim (寒中水泳)”に参加したのですってぇ~。。。


(polar10.jpg)

<iframe width="420" height="315" src="//www.youtube.com/embed/ThBHKGr0IoY" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

上のビデオを見ると、まるで真夏のようでしょう?

ところが気温は2度ぐらいだったそうです。 

水の中の方が暖かかったとか。。。

とにかく、バンクーバーには面白い人たちがたくさん居ますゥ。

あなたも、お暇と お金の余裕があったらぜひ出かけてみてください。

デンマンさんが、また興味深い、面白い記事を書くと思います。

だから、どうか、あなたも またやって来てくださいねぇ~~。
では。。。


(hand.gif)




If you've got some time,

Please read one of the following artciles:




(juneswim.jpg)

“My Name is Mayumi”

“Mayumi's Bagels”

“Mozzarell & smoked chicken

Bagel Sandwich”


“Bagels@Granville Island”

“Matcha Bagels”

“Scones & Puddings”

“Lox and Bagels”

“Oyster Bagel Sandwich”


(biker302.jpg)

“ついに会えました”

“お天道様が見てます”

『真由美ちゃんのカナダ移住』

『真由美ちゃんのカナダ就活』

『ロマンと夢が広がる』

『カナダ就活と英語』

『カナダへの履歴書』

『真由美ちゃんの夢とベーグル』

『真由美ちゃんの命の力』

『迷い、決断、そして行動』

『夢と希望の光』

『下着女装に負けない真由美ちゃん』

『真由美ちゃんの就活面接』

『真由美ちゃんのリクエスト』

『真由美ちゃん@とんでん』

『バンクーバーで面接』

『海外で面接』

『真由美ちゃん、読まれてるよ』

『真由美ちゃん@面接英会話』

『真由美ちゃん@教会』

『真由美ちゃん@バンクーバー渡航』

『真由美ちゃん@バンクーバー』

『心温まるスープ』

『大切な第一印象』


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『サンタ マユミちゃん』

『お汁粉@海外』

『お汁粉@カナダ』

『支払いでトラブル』

『風邪で甘えてる場合じゃねぇ~!』

『バレンタインのお菓子』

『結婚、仕事、人生』

『命の力だね』

『英語と真由美ちゃん』

『海外に目を向ける』

『カーネギーホールじゃないよ』

『やる気があれば道は開ける』


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『ニャンニャンと人生』

『ピラミス@美術館』

『夢のバンクーバー』

『バンクーバーの屋上で』

『オランダ移住』

『カナダ移住の夢』

『ディープコーヴ』

『浴衣のバンクーバー』

『黒豚テリマヨ』



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