飛鳥のペルシャ人
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デンマンさん。。。 今日は飛鳥に住んでいるペルシャ人のお話でござ〜ますかァ〜?
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卑弥子さんは、なんだかつまらなそうですねぇ〜。。。
そう見えますか?
顔に、そう書いてありますよ。。。「どうせデッチあげた話だろうから聴くだけムダだわ」と書いてありますよ。
デンマンさんは、バンクーバーで読唇術ならぬ読顔術を習得したのでござ〜ますか?
そうです。。。特に卑弥子さんの表情を読み解く術を学習したのですよ。。。
そういう余計なお話はどうでもよろしゅうござ〜ますから、本題に入ってくださいなァ〜。。。
じゃあ、手始めに次のリストを見てください。。。
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■『拡大する』
■『ペルシャ人が飛鳥にやってきた』
これはライブドアの僕の「徒然ブログ」の日本時間で6月6日の午前1時38分から午前4時58分までのアクセス者の「生ログ」なのですよ。。。赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい。。。
あらっ。。。あたくしがペルシャの女性になってリストを飾っているではござ〜ませんかア!
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卑弥子さん。。。リストの写真に注目するのではなくて、赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しいのですよ。。。
あらっ。。。6月6日の午前4時16分にGOOGLEで検索して『ペルシャ人が飛鳥にやって来た』を読んだネット市民が居たのですわねぇ〜。。。
そうなのですよ。。。実は、さいたま市に住んでいる斉田美智代(さいた みちよ)さんが読んだのですよ。。。
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それにしても、どういうわけで午前4時16分に読む必要があるのでござ〜ますかァ〜?
あのねぇ〜、美智代さんは、つい最近まで休学してカリブ海に浮かぶ小さな島、サンアンドレス島に滞在していたのです。。。
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カリブ海に浮かぶ上の島に6ヶ月ほど滞在していたのです。。。
あらっ。。。素晴らしいところではござ〜ませんかァ! あたくしもこの夏休みにはカリビアンに行きたいですわァ〜。。。
だめですよ。。。コロナウイルス騒ぎは、まだ終息するどころか、死亡者も感染者も増えていますからね。。。
つまり、美智代さんは時差ボケが未だに治らないのですかァ〜?
そうなのですよ。。。もう少しカリビアンの休日を楽しもうとしていたのに、コロナウイルス騒ぎがあったので、急遽、滞在を短縮して日本に帰ってきてみれば、周りはマスクだらけの人たちが 単調でうんざりするような生活を送っている。。。
それで、昼と夜が逆転して美智代さんはネットサーフィンしながら 時差ボケと戦っているのでござ〜ますか?
そうです。。。
でも、ネットサーフィンしていたら、時差ボケは治りませんわよう。。。
いや。。。ネットサーフィンしているうちに、夜と昼がまた逆転して正常に戻るだろうと、美智代さんは考えているようです。。。
。。。で、美智代さんはどの大学に通っているのでござ〜ますか?
埼玉大学の教養学部で日本文化を専攻しているのですよ。。。
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日本文化を専攻している美智代さんが どういうわけで飛鳥にやって来たペルシャ人の記事を読んだのでござ〜ますか?
あのねぇ〜、美智代さんは古代の日本文化についてタームペーパーを書くために次のようにして検索したのですよ。。。
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■『拡大する』
■『実際のページ』
あらっ。。。狛犬 都貨羅 猿石 と入れて画像検索したのですわねぇ〜。。。
美智代さんは狛犬(こまいぬ)と都貨羅(トカラ)と猿石(さるいし)について調べようとしたのですよ。。。
あたくしが巫女さんになって狛犬の石像の間に立っている写真が出ていますわ。。。うふふふふふふ。。。
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卑弥子さんが出てくる記事なのですよ。。。
。。。で、美智代さんは参考になるような情報をゲットしたのですか?
もちろんですよ。。。卑弥子さんも読んでみてください。。。
ペルシャの石工がやって来た
証拠でもあるの?
蘇我氏が飛鳥寺を建立するために、百済から招いた寺工、鑪盤(ろばん)博士、瓦博士、画工らはペルシア系の人々であったと言われています。
また、仏師の司馬達等(しばのたつと)親子はペルシャ人であったらしいのです。
ちなみに、司馬達等は鞍作止利(くらつくりのとり)のおじいさんです。
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天平八年(736年)、遣唐使に従ってきた李密翳(りみつえい)もペルシャ人でした。
天平勝宝六年(754年)、鑑真和上に随行して来日した安如宝もペルシア人であったと伝えられています。
このように古代日本には、ペルシア人は案外多く来訪して、その文化を伝えていたようです。
「日本書紀」には、トカラ人饗応の記述がみられます。
トカラについては、ペルシア、またタイ、ビルマ、メコン川流域など、いろいろな説があります。
まだ定説というものがありません。
斉明紀六年七月条に「覩貨羅人乾豆波斯達阿(とくわらのひとげんづはしだちあ)」とあって、「乾豆波斯達阿」という名前らしい表記があります。
「日本古典文学大系本」の頭注にしたがうと、固有名詞かどうかは疑問として、乾豆は賢豆などと同じくインド、波斯はペルシャをさし、達阿はインドの人名の語尾らしいとあります。
この表記からおおよそ推定するならば、日本よりはるか西方の南アジアの一地域かと思われます。
しかし、断定できる資料がありません。
もっともオーソドックスな解釈では西域の吐火羅(とから 覩貨邏)、つまり中央アジアのトハラ(現在のブハラ、Bukhara)であるとされています。
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トハラ族(Tokhara、覩貨邏)は、古代中央アジアの遊牧民で「トカラ」族とも言われます。
サカ(インド=スキタイ)系と言われ、バクトリアへ移動後、大月氏に征服され、クシャーナ朝の中核となりました。
なお、現在のアフガニスタンの北部にある彼らが住んでいた土地は現在「トハラ」または「トゥハーリスターン」と呼ばれています。
その中心は古代にはバクトラ(現バルフ)、中世はクンドゥズに置かれ、東西交通の要地としてバクトリア王国、大月氏国、クシャーナ朝などの政治・文化の中心でした。
シルクロードの彼方から文物のみか、ペルシア人も渡来したという事については根強い支持があります。
しかし、日本書紀に従うと、ペルシア人だけが船に乗って漂着したり、男だけが本国に一時帰るというのは、ちょっと不自然です。
さらに書紀には『百済』と『都貨羅(トカラ)』の皇子を人質にしたとあります。
この場合、都貨羅を中央アジアのトハラと考えるには無理があります。
結論を先に言えば、僕は「トカラ」が二つの地名をさしていると思います。
一つは中央アジアのトハラ、もう一つは耽羅(トムラ又はタムラ)、つまり継体紀に一度名前の出てくる済州島です。
地理的位置と、百済との服従関係を考慮すると、初期の記述も十分に理解することができます。
従って、飛鳥にはペルシャからも済州島からも石工がやって来ていたと思います。
ただし、個々の石造物を見てゆくと、ペルシャの作風が見て取れるものがあり、ペルシャ人の石工の存在を無視することができません。
では、さらにいくつかの石造物を見てゆきたい思います。
まずは、猿石をジックリと見てください。
■『猿石の謎』
『ペルシャ人が飛鳥にやってきた』より
(2007年4月6日)
都貨羅(トカラ)というのは現在のアフガニスタンの北部にある「トハラ」のことか、あるいは耽羅(トムラ又はタムラ)、継体紀に一度名前の出てくる済州島だという説が有力なのでござ〜ますか?
そうらしいのですよ。。。いづれにしても蘇我氏が飛鳥寺を建立する時には、百済から招いた寺工、鑪盤(ろばん)博士、瓦博士、画工らはペルシア系の人々であったらしい。。。
でも、ペルシャからだとあまりにも遠すぎるのではござ〜ませんか?
もちろん、直接ペルシャからやって来た人たちではありません。。。200年から300年ぐらいの間に、ペルシャから都貨羅(トカラ)へ移住し、その子孫がシルクロードをたどって現在の韓国に行き、一部は済州島に渡り、その人達が古代の飛鳥にやってきたのですよ。。。
美智代さんも、この事を参考にしてタームペーパーを書くことにしたのですか?
そうです。。。
でも、どうして、そんな事までデンマンさんはご存知なのですか?
美智代さんは僕の従妹の娘だからですよ。。。
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【卑弥子の独り言】
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ですってぇ~。。。
飛鳥にペルシャ人が居たと 貴方は思いますか?
ええっ。。。 貴方は歴史には興味がないので どうでもいいのォ~?
そんな事を おっしゃらないでくださいましなァ~。。。
じゃあ、あなたにも興味がある話題を。。。
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どうして小百合さんが「軽井沢タリアセン夫人」と呼ばれるのか?
あなたは ご存知でござ~♪~ますかァ?
実は簡単な事なのですわよう。
小百合さんは軽井沢に別荘を持ったのですわ。
小さな頃から軽井沢に住むことが夢だったのですってぇ~。。。
分からない事ではござ~ませんわァ。
そもそも小百合さんが軽井沢に興味を持ったのは、朝吹登水子のエッセーなどを読んだことがきっかけだったとか。。。
現在、朝吹登水子の山荘、睡鳩荘(すいきゅうそう)は軽井沢タリアセンに移築されて公開されています。
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それで、小百合さんは軽井沢タリアセンを訪れては睡鳩荘に足を運んで少女の頃の事を思い出すのが楽しみなんですってよ。
そういう訳で、デンマンさんが小百合さんのことを「軽井沢タリアセン夫人」と呼ぶようになったのですわ。
軽井沢・雲場池の紅葉
軽井沢のイルミネーション
秋の旧軽井沢銀座ぶらり散歩
とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。
だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。
じゃあねぇ~~。
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メチャ面白い、
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ところで、平成の紫式部こと、卑弥子さんは見かけによらず、京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授という肩書きを持っています。
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